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1966年 ザ・マッコイズは
アメリカ中西部の街で「Come On, Let's Go」を歌った
飛行機事故で死んだメキシコ系アメリカンのロックン・ローラー
リッチー・ヴァレンスの曲のカヴァ ....
「あれは何ですか」

あれは、づ じょうに ある。

「あれは何ですか」

紙が丘のうえに たてた

高い高い柱の先を

ただ 黙々とのぼっていく 小僧の
姿が

眩しくて
 ....
翠の上にあなたと二人
心地よい風が私達を包む
二人の時間


漂う雲を見ながら
笑い合うあなたと二人
互いの温もり感じ

煌めく夢(あした)の話して
この瞬間(いま)の幸せ感じてる ....
光では消える
だから 灯りを

照らすという意志が欲しい
だから 灯りを

ともすという力が欲しい
だから 灯りを

暗いものが見えるだけでも
心の灯り

たきつけているのは  ....
涙は乾くか 浸みこむか
空のみえない水無月を
二十の指で抱き込んで
いつか色づく紫陽花の
あわれな枝がしなしな切らる
寝がえりしなに打つ脈が
黒髪の海をゆらすとき
涙は乾くか 浸 ....
      カランと氷が泣いたなら
      グラスの水滴なぞります
      なにが足りずに欠けるのか
      なにを足せば満ちるのか
      欠けた夜空の三日月 ....
 風に吹かれて空き缶が
 ゆるい傾斜を上って行く
 カンカラ転がり上っては 
 カラカラカラリと下りてくる
 あの風が止んでしまえば
 あとは 下りるだけ
 底の底まで落ちぶれて
 それ ....
浴槽の栓を抜く
しばらくは何事も変わらない水面
さざ波のそぶりさえない
今 渦中では
見えない引力に導かれ
出口へと
まさに水が
わあわあ殺到しているというのに

ことの始まりは
 ....
コストパフォーマンスではない自分が欲しかった
でも生きるためにはある程度のコストがかかるが

父や母はその中からコストを僕にくれたんだっけ
愛情と共にねでも父はずるい
やっぱ女の子可愛いんで ....
わたしはわたしの中に
夜を溜める
そしてその夜を醸してゆく
深くなるように
やわらかくなるように

わたしはわたしの身体に
花を鳥を
風を月を沁みこませる
わたしの中の夜が
やさし ....
ななしのごんべ
どごがらぎなすって
どごさいぎぐさる

あとなんねんいぎる
どげんしてどごさいぎぐさる
なしてこげなどごろにおるべな

ななしのごんべ

どごがらぎなすって
どご ....
  すてきな溝があったので
  かたほうの耳をそこにあずける



  夏草は風にこすれ
  虫たちが{ルビ清=さや}かな羽音をたてる
  日の光のなかですべては
  ひとしく ....
神様は人間の中にいる。精神のうち欲望を制御した美しい理性だ。それが人類普遍の原理となっている。欲望の笑顔が消えた時、遠くから新たな目覚めを促す。すがるためではなく、気持ち悪くなってしまった .... 目覚めても
夢が続くのか
岩穴に
風が吸いこまれていく

のぞく眼に
洞窟の奥でうつむく子どもが映る
近づけば
幼いままのぼくだ

小さいからだを
剃刀の風が
音を立てて
通 ....
裏庭にブリキのバケツをひっくり返して、置いておきました。

6月を迎え入れる準備です。

糸雨は
すまして
朝、早く
音もなく
いらっしゃるらしく

そんなおとずれ、ゆるしません。

あしあとをリ ....
一つ二つ華のひらを触って 感触と感触が繋がる
一つ二つずっど触っていたい アタシの官能が瞼を開くまで
今の刹那は止まるように願っている

真紅に露が弾ける華のひら 触り触れる感じるものは
熱 ....
開いて
閉じて
開き直る

胸のちょうつがいを
ギシギシ言わせて
自分の扉を開け放つ

隅から隅までよく見てみやがれと
立ち塞がった戸口の後ろで
気弱な本体が震えている

 ....
ある日クローゼットを開けると
床の上に散らばったネクタイの塊が
視界に飛び込んできた
どうしたものか…?と一瞬迷ったが、
とりあえずそのまま扉を閉めた

数日経って再びクローゼットを開ける ....
老獪なる老婆よ
その知識と悪意にて
若き新芽を摘み取るのをやめよ
その若き男はいづれ
精悍なる立つ者となり
この世をなおす
お前の様な老木に
ひがまれるような者ではないのだ ....
踏切の横の空き地は草ぼうぼう
傾いた陽光が
影と日なたに草はらを分ける

通り抜けるものの風圧と
しつこい音の点滅にせかされ
ひとあし 踏み出そうとする
幼時の一瞬に接続しそうな時間の震 ....
 耳のなかに
 あらぶる海波が音をたてて打ちよせる
 波うちぎわがあって
 すぐにきえる影をつくって
 雲の列車がゆく

 武器をにぎりしめている
 ビルのうえには
 どこにも ....
なんだかわからない(イチモツ)を持ち、 
浮かない顔で、うす暗い町を漂っている。 
病のような、玉のような、見えないもの― 
コイツを断ち切れたら、どんなに{ルビ晴々晴々=せいせいはればれ} 
 ....
 いちごとたまごサンドの具

いちご1パックを買い
5、6個出してセロファンを戻し
3ドア冷蔵庫最下段の野菜室に入れた
2、3時間後
冷凍庫を挟んだ最上段の冷蔵室が
いちごの香りでいっぱ ....
鉛色の雲から垂れ下がった針金が
くにゃくにゃと編みこまれて
人間の子供の形をなして
歩道橋の上で行進していた

若くて錆付いていない彼等は
大人のように太くは無かった

やがて階段を下 ....
消えない過去、死してなお終わらない未来
人生とは人の中身そのものである

うぬぼれなんかじゃない
誰かから褒めてもらった喜びを
いつまでも失いたくないだけだ

不器用なんかじゃない
誰 ....
零れる光の碧(みどり)の中を
お散歩するわたしは
待っていない



もう、
不安や警戒とは
距離を置いたのだ



「森林浴の効能」なんて詩
書いたっけ

 ....
私は孤独を愛する
静けさに 怯えながら

私は世界を愛する
この手で 汚しながら

私は自分を愛する
鏡に 閉じ込めながら

私は友を愛する
その富を 妬みながら
 ....
{引用=
目をさます
{ルビ灯火=ともしび}に光りをともす
夜の帳をとく
忘れれば 万物の命を病めさせる


部屋に家具ひとつなく
静寂に そこは
音という概念すらありもぜず

 ....
                    130528



大使は
河辺駅で
降りた
突然の雨に慌てる随行する大使館員たちを無視するかのように
 ....
あわてたきのうを

やんわり

あわだてる

うらうちスカのリズムでね

ちいさな木のきりかぶらに行ってごらん

こねこのケーキ屋があるから

茶いろのマントをぬがしてくれる
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
カモン・レッツ・ゴー- 壮佑自由詩10*13-6-2
- 佐藤伊織自由詩113-6-2
休日にあなたと二人で- ムウ自由詩113-6-2
ふける_朝焼けに- 砂木自由詩18*13-6-2
- はるな自由詩413-6-2
子守唄- 石田とわ自由詩15*13-6-2
カラカラ- ただのみ ...自由詩24*13-6-1
うず- そらの珊 ...自由詩22*13-6-1
コストパフォーマンス- 梅昆布茶自由詩513-6-1
夜を溜める- 塔野夏子自由詩18*13-6-1
ふりかえる- 2012自由詩2*13-6-1
夏草- 草野春心自由詩713-6-1
神様と人間- はなもと ...自由詩413-6-1
膜の中での変身- 殿岡秀秋自由詩913-6-1
つゆの音もだち - 阿ト理恵自由詩10*13-5-31
雌の薔薇- 朝焼彩茜 ...自由詩413-5-31
ちょうつがい- nonya自由詩23*13-5-31
クローゼットに潜む魔- 夏美かを ...自由詩25*13-5-31
愛せよ- 田園自由詩313-5-30
夏草- Lucy自由詩18*13-5-30
かくれるところのない空には- 石川敬大自由詩913-5-30
悩み解消法_- 服部 剛自由詩313-5-29
タルタル新聞- salco自由詩6*13-5-29
コネクト- 和田カマ ...自由詩2*13-5-29
無題- Neutral自由詩3*13-5-29
碧(みどり)- 鵜飼千代 ...自由詩14*13-5-29
How_To_Love- まーつん自由詩10*13-5-28
月魂—つきしろ—- 月乃助自由詩12*13-5-28
天使は川辺にて- あおば自由詩6*13-5-28
ル・シャトンのこと_ - 阿ト理恵自由詩5*13-5-27

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