すべてのおすすめ
体育の授業でできなかった
隣に座る女の子が休み時間に
ぼくを誘ってくれた
ふたりで校庭をはしって
鉄棒につかまり
練習を始めた

雨の降らない日は
休み時間のたびに
ふたりで鉄棒をす ....
品屁一覧(おならのいろいろ)

[疑問屁] 高音。尻上がり。愛嬌あり。
[接続屁] 短音。連続性がある。スタッカートほどではない。
[間投屁] 低音一発。直腸のおくびめく。
[感動屁] 最大 ....
花がちってしまう
僕の手は届かない
見ているだけで辛い
生命のメッセージが剥ぎ取られてしまう

僕はそれを止めたいけれど
力なく歩くこともできないのさ
普通の幸せ平凡な幸せ
そんな ....
 
 
空飛ぶ円盤が池に落ちた
脱出した宇宙人は池に溺れた
溺れた宇宙人は池の鯉が食べた
その頃、僕は恋に落ちて
恋に溺れていた
今思えば、身勝手な恋だった
鯉が溺れなかったのが
唯 ....
僕には愛がない
遠い昔華やかで儚いおとぎの国に心を一部落としてきたから
涙や汗と一緒に
またある部分は時の大風が吹き飛ばした
大事な物を落としてしまった

毎日が僕の心を洗っていく
心の ....
そらがきちんと黒くなるのを待ち
肌をみがいて 髪をととのえ
それからすかすかの入れものを二十一個ならべる
そしていつもの手順できれいに切り分けた黒を
(それは上等の羊羹みたいにしっかりと重 ....
うわ滑りせぬよう
地に足つけて
踏み出せば

見渡すものは
主観の世界

彩り
カタチ

ひかり

発語はいつも
見えない
暗喩


から回りせぬよう
地 ....
今夢の中を彷徨っている

仕事を終えた君を迎えに行き
リゾートホテルに向かう
ドキドキワクワクが止まらない

砂浜が目の前にあり
耳を澄ませば波音がホテル内に響く

時間の流れが早く ....
     はしる かぜ
     まどう くも
     かわく かなしみ
     うたう さんだる

     なでる ひかり
     わらう このは
     すける わだか ....
むなさわぎむささび

さっきしずかにとおりすぎた

わさびかみしめさわがしい

ずっとよいんはつづいていて

わびさびおかしななびげいと

のうりをよぎるむしのしらせ

むなさ ....
木の皮に こもった熱が
少しづつ 雪を溶かし

陽射しが 波紋のように
幹の根元を まるくあゆむ

溶けた雪は水となり 土にしみ込む
しみこめない水は 雪の下をたぱたぱ流れ

水の膜 ....
木漏れ日が気持ち良い

緑が光りを浴びて生き生きしている

鳥の声も嬉しそうだ

人の声がする

嬉しそうな声だ

ちらりほらり木々の間から

鮮やかな着物を着た女性たちがこち ....
 君から赤を絞り出そう
 絵の具のチューブみたいに
 滴り落ちるほどの血を吸った
 むくむくの ナプキンのように

 つまらないんだろ?
 一体 何が楽しくて
 そんな風に 自分を苦しめ ....
 あなたがどこか遠く知らないところから
 「あなた」と呼びかけるたび
 なんにも知らない鏡みたいに
 よろこびを反射させて光っていました

 あなたがどこか遠くから
 わたしでないだれ ....
 晴れた日
 鎖骨に落ちる影の正しさよ
 いかようにも描かれる放物線をめぐって
 大人たちは議論するけれども

 ボンネットにかくれて性交する少年少女
 瞬間を味わっておいで
 うま ....
ひとが名前ではなく
番号で呼ばれたとき

そのひとの生は無意味になったと
いうことであり

そのひとはもうこの世に
存在していないことと同じなんだ
{引用=「草枕旅ゆく君を愛(うつく)しみ副(たぐ)ひてぞ来し志賀(しか)の浜辺を」(万葉集 巻四566)}
或る女は旅に連れ添い
まだ若い馬にまたがりシカの浜辺へ
青々としたうつくしみの心でもっ ....
役者は
媚びてしまった

目の前の毒リンゴを
食べてしまった

役者が
安っぽい悦楽で
身体中を痺れさせている間に

観客は
優しい嘲笑を浮かべつつ
足音もたてずに去ってい ....
なにもしなかった一日の締め括りを
ピーナッツサンドに熱い珈琲で終わらせてしまうだけ。
配送される
朝はもうそこまできているのに
言葉たちは僕の眠りを妨げる。
裏切りもしない反面
厚く盛 ....
子供達がてをふりながらさってゆく
老いた道化師は泣いた

彼らはもうサーカスを振り向かない
ガランとしたテントだけが残される

1918年の秋はからっぽだった
1928年には不安が流 ....
ししゃもししゃも笑う
ししゃもししゃも笑う

社会に馴染めず
街を追われ山の中の
小さな穴蔵に住む者たちは
カラスたちに目をくりぬかれ
身体はだんだん干からびていく

生きているのか ....
つつじはお花なのに なんで四角なのかな
四次元ポケットから来たのかな

でも良く見ると ふつうのお花だ
だって地球に咲いているから

つつじはなんでハイビスカス色をしているのだろう
まね ....
mkiMaop9htstaj:@r4hoa[h.th\@-hro                 
,l;pKA*Zpfrea0hgriahahr-a\h^h]ah;
hmkl@p^\hr4Ph\ ....
             130412



夢にも人に遇はぬなりけり
スルガの仙人スルリと笑い
富士の高嶺に煙を吐いた
愉快な楽団ルンバを鳴らし
三鷹の兄さん家出をしたよ
ほうじ茶 ....
気ままなアンドロゲン
気軽にお尻も触れないアンドロイド
世界は滑り台を見上げるように潤滑油を欲しがっているわ

みた夢はすべて真実だったのね
わたしはひとりからだから離れてゆくわ
 ....
おい 人よ
食われる身にもなれ

こちとら別に食われる為に
お前らの身体になるために
生まれてきたんじゃない

食物連鎖のてっぺんに居るやつには
分からんだろうよ

こっちは本 ....
わたしは失格者
子供の頃は子供として失格
いまは大人として失格だ
夫として
父親として
男として失格なのだ
当然女としても
地獄に堕ちる者として失格
天国に入る者として失格
社会人と ....
ただぼんやり笑って生きています
心から笑うことのないまま
ねこ、かぶって生きています

本音も言わない日々は少し息苦しい

言いたいこと言わないのが
大人だよって
我慢するのが ....
射抜かれるような鋭い{ルビ西陽=にしび}が
僕の皮膚を透明にしたのは
あの日の午後のことでした

僕には魚のような{ルビ鱗=ウロコ}の鎧は在りません
鰐のような硬い皮も
犬のような ....
お父さんの部屋は半分おなんどで
机の横にさびたバス停がありました
お父さんが3年前
会社の近くのがらくた市で買って来ました

私と妹は大喜びしました
お母さんは
「何考えてるのよ、こんな ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
逆上がり- 殿岡秀秋自由詩713-4-15
分類学_[へ]の項- salco自由詩5*13-4-14
花のちり方- 黒髪自由詩1*13-4-14
住処- たもつ自由詩413-4-14
心の落し物- 黒髪自由詩1*13-4-14
羊羹- はるな自由詩713-4-14
地に足つけて- シホ.N自由詩213-4-14
リゾートホテル- 夏川ゆう自由詩313-4-14
はるの_くわだて- nonya自由詩21*13-4-14
むなさわぎはちぶんめ- 灰泥軽茶自由詩7*13-4-14
陽_波紋- 砂木自由詩17*13-4-14
陽春の花- 灰泥軽茶自由詩7*13-4-13
紅色のチューブ- まーつん自由詩5*13-4-13
鏡たち- はるな自由詩513-4-13
少年少女- はるな自由詩413-4-13
名前と番号- HAL自由詩5+*13-4-13
うつくしみの_うつつ- 木屋 亞 ...自由詩4*13-4-13
役者は夜になった- nonya自由詩14*13-4-13
妄想と夜の交わり- アラガイ ...自由詩5*13-4-13
道化師の秋- 梅昆布茶自由詩1313-4-13
ししゃも笑う- 灰泥軽茶自由詩3*13-4-12
つつじのお花- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-4-12
実験作I- まーつん自由詩6*13-4-12
うつくしみの_うつつ- あおば自由詩4*13-4-12
哀しみのイソフラボン- アラガイ ...自由詩2*13-4-12
食われる身にもなれ- 川上凌自由詩113-4-12
失格三昧- ただのみ ...自由詩20*13-4-12
高校一年生- 川上凌自由詩513-4-12
落日- 川上凌自由詩113-4-11
バス停- salco自由詩27*13-4-11

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