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詩は素

素敵と言わせたくて
素っ気ない素振りで
言葉をまさぐる


詩は素

素直じゃないから
素知らぬ素振りで
言葉をこねくる


詩は素

素顔に辿り着けない ....
             111218








    背
  後

 を
信じるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーー ....
世界は しらじらしい
夢の中すら 雪がふりはじめたから
道は 白く はばまれて 遠い
雪にかわったり 曇天に変わったりする幻を
さて いくつ超えようか


カーブごとに 
ド ....
世界は まあたらしい 
雪がふりはじめたから
道は 白い雪に はばまれて 遠い
雪にかわったり 青空に変わったりする町の名を
さて いくつ超えようか


カーブごとに 青の空の ....
ふるさとは好きだけど
ふるさとにはないものがここにはあるの
感じたくて触れたくてしょうがないものがたくさんありすぎて
そして消える時には
好きな人たち好きなものたち好きなすべてに囲まれていたい ....
辛いという思いは

すぐに増加する

だから辛いと感じたら

すぐに目を閉じて

気がつかないふりをする

そうしているうちに

新しいちっちゃな嬉しいことが起こる

そし ....
  女よ
  ぼくが眼をとじると
  きみは枯れた稲妻のようだ
  だが
  手をふれるとそれが
  一匹の大きな白蛇だとわかる
  女よ
  きみを
  冬に横たえる
   ....
朝まだき 
西へ急ぐ下弦の月をくぐりぬけ 
君のふるさとはあちらにあるんだよ と 飛行機が教えてくれる
冷たい水は無言で涙を隠してくれた
優しいひかり やがてみちみちて ひろがる 
沈む

沈む

みな

沈む

あれも
これも
どれも
それも

沈む

沈む

みな

沈む

あれも
これも
どれも
それも

みな

みな ....
ゆく指に かけられた
白い泣き霧

すねを 親から離した
裸足が 蹴り 蹴り歩く

ツノから逃げて おいでなさい
こんこんとわいて おゆきなさい

通い寄り落ち ほこらの辻道
古い ....
土日に休むというのと、
平日に、
有給休暇を取って休むというのは、
やっぱり、
ぜんぜん違って、
平日の休みは、ほんとうに、
楽しい。
ひとが働いているときに、
自由に遊べるということ ....
私は非力
微生物は生きる理由を知っていて
どうぶつたちも
かれらを食べる理由を知っている

私は非力
微生物のように
他人のために生きることもできねば
どうぶつたちのように
つながり ....

薔薇の棘に
誘われて秘密のところへ
行くのだ

死は疎ましいが
痛みはとくとくと滲む
何故だろう、胸もとどろく

恋も仕組みも知らない
しかし脳は準備していた
麻薬と混同と効 ....
言葉は
わたしに降りてこない

わたしを選んで
降りたりしない

だから
わたしは
降りしきる

言葉がわたしを拒んでも
言葉がわたしを拭っても

一途な
まよいに
 ....
考えてみれば
日曜日なんて
ふしぎな日だ

どうして
みんなで休むように
決めてしまった一日が
一週間のうち
たった一度だけ
訪れるのだろう

日曜日は
始まったときから
終 ....
マーマレードの空瓶に挿した
残り物のクレソンに
小さな蕾がついたと
わざわざ見せにくる君

これから何年経っても
君の世界に吹く風は
遊歩道のささやかな花を香らせ
名も知らぬ草を撫 ....
  脊髄に刺し染みるような
  氷雨の降る土曜日
  灰色のレインコートを着た老婆が
  僕の口に腕を突っ込み
  ずるずるずるずると
  一頭の小熊を引き摺り出した



 ....
 転がり
 笑いにおよぐ手は
 あなたの汀(みぎわ)に触れただろうか

いつしか愛は 大きく迂回する
あなたの的は
わたしたちの的であり
なのに欲しがるわたしの瞳はもろく
瑞々しい
 ....
世界は角を曲がり
電波塔をつなぐ縁
押し寄せる流氷の高さを海豹は気にもしない
待ちきれず買い物に奔走するひと
目配りは喪主の名を通り過ぎて
気圧の変化に注意は保たれる
 ....
何度でも生き返るのが救世主のことばなら
きみは何度でも死ななければならない
干上がった砂漠の水脈をひきつれて
再生を誓うつぶやきを毒と飲み干す
血液の
、その苦しみは刻一刻と脊 ....
1月 {ルビ梵天=ブラフマー}は金剛乗に還る
すると涸れ沢の畔に半裸を露わし
年若の尼が五弦の琵琶に弦を張る
きつうきつうに張るのだから
絹の撚が奏でるほどに
押えの指の血に染まる
2月  ....
「大食いな赤ん坊へのお仕置き」

─成長過程で必要な、あなたの分裂と
 判断不能な、わたしの分裂事項。

「ゆりかごの質量、ワタシの室量」

横棒を棒に振ってしまったのですから
もうい ....
あながち
間違いでもなさそうな
傾斜みち

おおきく
眼を閉じたまま
ひとつ、ひとつ、を
よく噛み砕いたら

背中に負うのは
真っ赤な約束
瓜二つ、
みたい


 ....
飽和状態の頭の中から
言葉を紡いでいく

言葉と言葉が出会う時
私の心が表れだす

ワクワクする瞬間

自分のことをちっとも
わかっていない私が
わかろうとすること
それがその言 ....
春は
おめかしした
君たちと一緒に
記念写真

夏は
ビニールプール
膨らませて
水遊び

秋は
枯れ葉掃きした後
焚き火前で
焼き芋頬張り

冬は
白い足跡つけて
 ....
この街には電波塔
巨大電波塔が聳える

この街の灰色の空に
何百年も前からある
天に向かって聳える塔
国芳の巨大な塔に
また、塔が現れる
その塔を見るため
無粋な見物人のために押上が ....
あなたはわたしに間に合わないよ
ずっと
たぶん

それじゃ間にあわないよ
ほら靴ひもが
ほどけてるよ

笑ったり
泣いたり
してごらん

怒ったり
妬んだりしてごらん
 ....
両手のひらから 掬った砂糖をこぼすように
太陽を背中にしょって 始発を待つように
便りが届く
穏やかな風が吹き
背骨がふるえる

思わせぶりを横にやること
厚みを保つ ....
さみしいわけじゃないけれど、
なんとなく、
だれかに、会いたい、
だれか、知らない人と、
知り合いたい気分になった。
でも、じつは、
ただの性欲なのかもしれない。
何軒か、
デリに電話 ....
この街の雪はべったり重く
ささやきが凍るほど冷酷だ
あなたは出てゆき
わたしはここにいる

あなたのことを愛していたらよかったね
あなたがわたしを愛してたみたいに

しらない人びと ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14758)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩は素- nonya自由詩24*11-12-18
カニ食べに行こうー- あおば自由詩5*11-12-18
最弱- るるりら自由詩20*11-12-18
最強- るるりら自由詩11*11-12-17
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辛いときは目を閉じる- 桜 歩美自由詩6*11-12-17
白蛇- 草野春心自由詩9*11-12-17
【五行詩】ひろがる- 凛々椿自由詩1011-12-17
- りり自由詩3*11-12-16
夢の中- 砂木自由詩8*11-12-16
厄落としの女- はだいろ自由詩411-12-16
非力- マフラー ...自由詩2*11-12-16
脳内の場所- 木原東子自由詩14+*11-12-16
- 千波 一 ...自由詩5*11-12-16
日曜日- はだいろ自由詩611-12-15
君の世界の風下で- nonya自由詩24*11-12-15
氷雨の日、一頭の小熊を吐き出す- 草野春心自由詩511-12-15
隻影- 乾 加津 ...自由詩27*11-12-15
宙達磨- アラガイ ...自由詩7*11-12-15
死語- アラガイ ...自由詩1*11-12-15
命脈- salco自由詩7*11-12-14
角度のきつい座椅子にて- yuugao自由詩2*11-12-14
こしらえる花- 千波 一 ...自由詩4*11-12-14
詩を書きたくて- みどり自由詩411-12-14
- りり自由詩2*11-12-14
オールウェイズ下町- ……とあ ...自由詩10*11-12-14
まにあわない- はるな自由詩211-12-14
未満- たちばな ...自由詩21*11-12-14
ドラミちゃんみたいな女- はだいろ自由詩711-12-14
師走- はるな自由詩411-12-14

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