すべてのおすすめ
       かくしてください
       さみしさが襲います
       昼と夜との狭間から
       からだと毛布のすき間から
       飲み終えたコーヒーカッ ....
またたくまのすれちがいざま

運転席に乗るドライバーよりも
車の助手席に乗せられた
大きなクマのぬいぐるみは
何も話したくない
少し怒っているようで
私は立ち止まって振り返り
走り去る ....
不思議な街に来た

こんにちは と言うと
こんにちは と言う

道を尋ねると
教えてくれる

横断歩道を渡る子供
それを追う母親
車両から覗く舌を出した犬
コンクリートの隙間から ....
今日は少し寒くて
鼻の奥がツーンとした
マフラー大好き
鼻頭まで埋もれるのが好き

夜中に人生初の金縛りにあった
ひどい耳鳴りの後
身体の右半分に
子供みたいなの四つん這いで
 ....
天が地を柔和に踏みつけると
アラユル路が神経回路としての機能を失った
メケ 限りない劣情に踊る旗
標識たちは無言で主張するそれは真っ当なことだろう
生きている人にとって生きていると言うことぐら ....
見たか?

見た見た!

聞いたか?

聞いた聞いた!

それで どう思う?

ま ここは
見なっかったこと 
聞かなかったことにして…
雪の瞳に映るのは
軽やかな窓
音もなく降る白い彼方の光


   ひとつの塔に夜明けが訪れた
   沈黙はただ安らぎであるかのように
   いつか鳴る(それは予感めいた)鐘の響きを待って ....
髪を切ったの
なんだか鬱陶しくなってしまって

長い方が良いよ、と
言ってくれたあなたのこと
もう覚えてないの
あんなに嬉しかったのに、ね

でも
いつかの香りが鼻を抜けても ....
インフルエンザが流行り出すと
白いマスクが 飛ぶように売れる
ウイルスに感染しないため、
みんながみんなでしたがるマスク
唇から 漏れるイントネーション
頭も つられて 上がったり ....
      毎朝冷たい風に吹かれながら
      洗濯物を干すその手は
      ひどくかさつき荒れていた
      誰よりも早く起き
      米を研ぎ、味噌汁をつく ....
はさみこまれた、ひる、そらぞらしいアンバランス、ゆれたえだ、について、まだ、なんのこたえもみつからないはなし、などが、ばらばらと、あかるいみち、はだしであるくあしのうら、にささり、予想天気図の気圧 ....      家が死んだ
     広い庭に大きな木のある
     昔ながらの家だった
     縁側のあった家は壊され
     大きな木はどこかへ運ばれた
     乾かす洗濯物も ....
骨だけになった 樹の群れは
古い写真の中で 諦めている時計に似て
遅れていく時刻 ついさっきまで耀いていた
枝の露は 跡形もなく消えた


誰かからの便りを 待っている
いつか訪れる ....
烏龍茶あたためますか
あた貯めますか、そうですか
ただ今あたが四つであたシになります
あた詩に交換するなら受付はあチラです
こチラの用紙に青年月日をどうぞ
ピーターのご友人なら空欄でも((チ ....
少しかけているところが
私たちあるみたいね

よくよく見るとね
かけているところ
ほんとうは
かけているんじゃなくて
割れたみたいなの

ひっつけるとピッタリ合うの
素敵で ....
私、三角形の上にいるって
前に言っていたかもしれないけれど
やっぱり底辺がお似合いだよって
誰かに微笑まれてる気がするんだ
頂点の上で生きるなんて
ソンナキヨウナコトできないよって

私 ....
一重の瞼のその奥の
瞳に映る景色は
美しいでしょうか
その中に私
映っていいのでしょうか

まるで毒を飲んでしまったようです
幾分前から苦しいのです
でもこそばゆくて
心地いいのかも ....
記号にからまってもう神に戻れない   うつくしさだけを愛するわけにいかず
  わたしたちは雪をみている
  さくらいろの子供たちがはしり、
  ほほえみと陽の光がまじりあうのを
  胸にふるえを覚えながら わたしたちは ....
ただじっと腰掛けている
こんなに良く晴れている冬の穏やかのなか
ただじっと無為に時間を潰している
神さまのまなざしが

気になっている
私を判ってくれている
ぬくもりにもっと
愛された ....
大地と海が溶け合って
海洋生物は都会を目指す
ビルは大きな花となり
摩天楼に大輪が咲く

イルカが跳ねるたび
めくれかえるアスファルト
クジラの尾びれが歩道橋を砕いて
鉄骨の突き出たコ ....
わたしたちは折れた木
生長はもうしない

わたしたちは老いた者
遅いが近くで遠くにむかう

暗闇の合間に
消えゆくものを作る

未来に共感しながら
先制攻撃に頼る

最後の敗北 ....
君は僕を
パーツごと
正しい言葉に分けて
時々、音を付けて歌い
だけどけして
名前を呼んではくれない

悔しくて書いた
「探して」と
ひと言だけ記した手紙
赤いポストの前で
 ....
{引用=
沢山の色彩に溺れて、姿を見失ってしまった。少女の髪には、虹色のリボンがたなびいていた。(嘘でも好きな色を選べばよかった)と、はにかんで笑った。何と言ってあげればよかったのだろう。
誰 ....
初めて貴方と会った時
私本当に殺されてしまうのね
と思ったのよ ほんとよ

そんな素敵な貴方を
びっくりさせたくて
私決心したのよ

すごく勇気がいったわ
でもその勇気の賜物 ....
◯ 梅ヶ枝餅→花餅→(雪見だいふく→さくらんぼ餅→安倍川餅)→玉椿→花びら餅


枝垂れ梅の下
並んで歩く
梅のかむざし染まるほほ

(初恋は梅ヶ枝餅の味がしたような、
しなかったよ ....
かたい誓いで
組まれた幾何学の
奥に在るもの

血潮の波が打ち寄せる
月夜の砂浜
密やかな産卵
営みを遡ったら
きみたちを見付けた

やさしい三つ子

星の並びから零れる
 ....
シュン! シュン! 飛び去る一瞬一瞬
びょう! びょう! 風吹く一秒二秒
塵 散る 満ちる 青い問い
埋もれ生まれたガリガリ亡者
スン! スン! 寸の間 一分二分
掻き毟る両手につかめはしな ....
灯火管制の都会の底では
光を漁って深海魚が徘徊している

魚卵たちの夢は皆カーキ色をおびて
時折光る虹色の粒は
懐疑が延ばす触手に喰われ
光彩を失う
幼魚は皆同じ方向を見てかたまり
群 ....
  そらのいろはいつしか
  こわれやすいビー玉ににていた


  むらさきの焔をあげる焼却炉の
  そばにたって、あなたは体を温める
  それは遠いところへいくための
  慎ま ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14694)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
眠りのなかへ- 石田とわ自由詩11*15-1-22
ぬいぐるみ- 灰泥軽茶自由詩1015-1-22
不思議な街のあるみ- あるみ自由詩3+*15-1-22
きょうのこと- 瑞海自由詩2*15-1-21
メケ- ただのみ ...自由詩12*15-1-21
日光三猿- イナエ自由詩10*15-1-21
雪の瞳に映るのは- 石瀬琳々自由詩9*15-1-21
ないんだから- 瑞海自由詩2*15-1-20
マスク- 為平 澪自由詩8*15-1-20
紡ぐ日々- 石田とわ自由詩17*15-1-20
hot_oolong_tea - 阿ト理恵自由詩6*15-1-20
ひとり陽だまり- 石田とわ自由詩10*15-1-20
囲炉裏の上- 藤原絵理 ...自由詩715-1-19
hot_oolong_tea/即興ゴルコンダ(仮)投稿.6- こうだた ...自由詩5*15-1-19
かけていること- 瑞海自由詩6*15-1-19
花の色は移る- ときたま ...自由詩115-1-19
一重の瞼- 瑞海自由詩7*15-1-19
記号にからまってもう神に戻れない- 北大路京 ...自由詩615-1-19
窓辺- 草野春心自由詩515-1-18
2015.01.18_(ただじっと)- もっぷ自由詩315-1-18
混沌とした歓喜- 木屋 亞 ...自由詩3*15-1-18
one_of_us- mizunomadoka自由詩215-1-18
スラッシュ- 衣 ミコ自由詩3*15-1-18
虹色リボン- 衣 ミコ自由詩4*15-1-18
再燃の海- 瑞海自由詩2*15-1-18
お餅バリエを盛り込みながらの_餅→宇宙_スペクタクル連詩風味- とよよん自由詩8*15-1-18
めぐる- 衣 ミコ自由詩2*15-1-17
餓鬼- ただのみ ...自由詩14*15-1-17
暗い虹- イナエ自由詩13*15-1-17
そらのいろ- 草野春心自由詩3+*15-1-17

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