すべてのおすすめ
蛇はひと口咬んで
あとは丸呑み
四の五の言わず呑み込んで
ゆっくりと消化する

蜘蛛は牙でひと刺し
注射して中身を溶かす
あとはハンモックで横になり
ゆっくりストロー

蛆は胃液を ....
ハイバックの助手席じゃあ
帽子のツバが すこしむずかしい
すこし雨滴のあとの残る車窓から見える景色は
映写機のように枠のある動画
だけれども携帯の電池なんて いらないよ
幸運にも にわかに咲 ....
今年も春が来て
桜を見る

この桜は
いつか誰かと見た桜

私たち人の世を越えて
木はここにあり続ける

子供はやがて大人に
大人がやがて老人になっても

いつもこの美しい花び ....
生まれては弾いていく、
いくつもの過去たちの脱け殻の
奥には必ず触れなくてはならない
真実がある。
その横たわる真実の瞼の裏側の、
顔を見つめなくてはならない。

目を閉じた瞼の裏に映っ ....
失ったの鏡 割れるのが鏡
表情を変えないスーパーマン とてもステディ
口をゆがめて 咆哮する声 とっても愛情にあふれているじゃないか
目をゆがめて イメージを放り投げる 天の星の全てが襲い掛かる ....
春か冬かと疑う


まだぬくもりが指先にかからない
冷たさのはざまの或る一夜に
目覚めの雨は降る
膨張した外気温は子が急に大人になったよう
草花は気づきの艶をほんの少し
枯れ葉のうちか ....
言の葉
とはよく言ったものだ

青春に芽吹いた言の葉も
人生の秋ともなれば
渋く色づく

としても やがて散る

散った言葉は
ぼろぼろに朽ちて 
形も意味も喪い
芽を出すこと ....
なんでさくらはあめがふってるのにさいてるの
そっか、あめとおともだちになりたいんだね
【こめる】

ちいさな人が ちいさな声でいった
「あさがおは かさ みたい」
くるくるたたんでいる花は かさみたい
雨の日にひらくと かさみたい

ちいさな傘から
ぬー ....
きょうの桜は
いつかの桜かもしれない

きょうの私が
いつかの桜をみている

いつかの鵯が
きょうの桜を啄んでいる

きょうの私は
いつかの私かもしれない

いつかの私が
 ....
         160404

ピロートークという言葉が流行ったことがあったなと
遠くを見るふりをする
きのうはどこにもありませんようと歌った人もいて
朝焼けの中にワインを浸して
トース ....
桜をみると胸がいたい

桜なんかだいきらいと言いたくなる

だから桜に謝りながら

盆栽みたいなかたちをみつめている


一方向にしか膨らまない宇宙なら

星はこんなふうに見える ....
測れない
計れない
量れない
ものをはかろうと
脳は身をよじるが
生まれたのは不肖の子ばかり
どれ一つ それ一つでは
役に立たないものたちを
手妻よろしくこき使い
広げてきた
安心 ....
海が盛り上がり 
浪が陸に襲いかかる 
浮き桟橋を 港深く押し込み
道路に船を押し進めていく 
車が逃げる 人が逃げる 
テレビの画面

ソファーに掛けた私には
わらしべ一本投げ入れら ....
好きなこと見つけて
好きなことやり続けて
花を咲かせよう

生き続けていれば
心にたくさんの花が咲く

単色の花ではない
色彩豊かな花
色々な想いを含んだ色

瞬間瞬間に花を咲か ....
 私の永遠の旅人、桜の季節を軽々と飛び越えて初夏を待ちわびる君よ。
 届いた手紙には、すでに爽やかな風の匂いが沁みついていたのだ。
 それはまさしく五月の風。しかし君の無理難題には答えられそう ....
 高い木立に囲まれた一本道をきつく踏みしめて歩いてゆく。
 耳を澄ませば遠く小川のせせらぎや鳥たちの声が聞こえてくる。
 道端に目を向ければ昨年の落ち葉が未だ残っている。
 誰かの庭では明る ....
暴力はどこだ
暴力をよこせ
殺人は暴力か
憲法は暴力か

ナチスドイツ
福島原子力発電所の
メルトダウンは暴力か
涙で暮らす幾数年は
聞いたそばから耳が腐れる
そうじゃない
ここ ....

































え ....
みんなで花見にいくんかな

僕は心霊写真になるんかな

電車とお堀の橋からのぞむ

さくらの連なり見るんかな


苦しくて痛くて寂しいのが

あんまりつらくて

あんまりつら ....
「いかりを おろせ」


ためいきが でる 
ちからづくだから からだが いたい
つらい かなしいが つづく
てのない ゆうれいが つつみこむ
ともかく もがく 

なんとか い ....
            160401

三分間あればご説明できるのですがと
元演歌歌手はしつこく粘りたいような気がして
審査員の心証を悪くしコンテストに落ちてからは
お定まりの人生を送り
 ....
完全なる現存
混沌たる原点

いったいどこに
実体あるか



下から湧いて
くるでもなし

上から降って
くるでもなし



在る苦もすずなり
歩くも道なり
 ....
1秒1秒が 一瞬一瞬
1分1分が 一瞬一瞬
1日1日が 一瞬一瞬  
1週1週が 一瞬一瞬
1年1年が 一瞬一瞬



余裕がある時ほど 
思い出せるように



忙しす ....
「もう3月なのに
何で今頃カゼひくの?」と
君は少し渋い顔

「あぁ、ゴメンな」と
クシャミしながら
とりあえず謝っておく

だって
シャワーから出たら
僕の上着を枕にして
気持 ....
飛行機が離陸する

君を乗せた
君の荷物を乗せた
君と僕の思い出を乗せた

大きな翼が飛び立つ

でも君は
二年の日々など
どこかその辺に
置き去りかも知れない

そんな思い ....
まったく
ニャーニャーうるさいなぁ
これは俺の肉だから
お前にはあげられないの!

いやはや
とんだ攻防戦だ

ニボシを踏んづけてまで
焼肉を狙う食いしん坊

ペットが飼い主に似 ....
春の陽にいて

あなたのことを思います

わたしの気持ちを受け入れて

いただけるなら

うれしいです

どうぞ



春の陽のなか

あなたの気持ちを受け入れました
 ....
生神の鍬に
ぬっくり耕され
おれは畑になった
ねじ切られた灌木の陰茎に
スズランテープが引っかかって
女の声みたいに風がふざけている
ムクドリ毛虫食え
ミミズ食うな
おれはミミズの糞を ....
お母さんは横になってテレビばかり見ています

わたしは笛の練習をしています

先生から叱られたところ

雨が少しふりだしました

おどろいたようなお母さん

犬のようにお尻 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はかないで- ただのみ ...自由詩11*16-4-6
姫たちのお茶会_上- るるりら自由詩10*16-4-6
- ガト自由詩5*16-4-6
さくらがい- あおい満 ...自由詩316-4-5
実験したいのかね- 黒髪自由詩3*16-4-5
手と手- 凛々椿自由詩316-4-5
ことば- イナエ自由詩7*16-4-5
ゆうちゃんのみみうち(花冷えの日)- 小原あき自由詩2*16-4-4
ちいさな_三つの声_- るるりら自由詩17*16-4-4
桜かな- yo-yo自由詩4*16-4-4
スリープトーク- あおば自由詩5*16-4-4
一方向の宇宙- 吉岡ペペ ...自由詩1116-4-3
ブルーライトに照らされて- ただのみ ...自由詩11*16-4-2
布団ひっかぶって寝転がっても- イナエ自由詩3*16-4-2
花を咲かせる- 夏川ゆう自由詩316-4-2
友へ- ヒヤシン ...自由詩6*16-4-2
朝に見る- ヒヤシン ...自由詩4*16-4-2
暴力をよこせ- 乾 加津 ...自由詩4*16-4-2
カップの底に貼りついた焼豚よりペラい三分間/即興ゴルコンダ( ...- こうだた ...自由詩5*16-4-1
お花見- 吉岡ペペ ...自由詩216-4-1
えーぷるな_ぷーるたちによせた_三つのポエム- るるりら自由詩5*16-4-1
カップの底に貼りついた焼豚よりペラい三分間- あおば自由詩5*16-4-1
命ひとつ- シホ.N自由詩116-3-31
一瞬一瞬が一瞬一瞬- komasen333自由詩1*16-3-31
カゼ- YEWJI 自由詩1*16-3-31
テイクオフ- YEWJI 自由詩4*16-3-31
ペット- YEWJI 自由詩2*16-3-31
どうぞ_と_どうも- 乾 加津 ...自由詩2*16-3-31
土人- ただのみ ...自由詩12*16-3-30
笛の練習- アラガイ ...自由詩8+*16-3-30

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