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あの河が望んでる
一つの答えが出せなくて
ごめんね

気の利いた答えは
出払っていて
今頃は海原だろうか

あの河が清らかに見えて
その跳ねた水の飛沫に
打たれた誰も彼もが
感銘 ....
何もかも捨ててしまいたいと
最初からやり直したいんだと
すべてが嫌になったんだと
君は笑って話していたけど
消えそうな横顔で
さみしそうに笑ったけど
それが本当だとしたら
やりなおした未 ....
気温 29℃
風速 3.1m
湿度 78%





鋼鉄の肌に汗がつたう
夜空をきりとった 明かり窓」からの月光
ウラン235の心臓の鼓動


「「 父さん、ここはひどく蒸 ....
とつきとうか
出口の見えないトンネルの中を
さまよい歩く気分でした

年中睡いくせに
その眠りは浅く
私は大海に漂う一枚の木の葉のようでした


{引用=沈みかかっては(眠りに落ちて ....
永遠を悟らないということが
幸いだとでも言うように
その、部屋が蒼ざめてゆくのを

どうすることもできないでいた

個のいのちの永劫が無いことは
蔦の絡まる由緒ある図書蔵ではなくとも
 ....
何かと目印になったり邪魔になったり
いつのまにか切り倒されて
また
(はじめまして)
お庭番だよ
それから僕も楔を打ち込まれたままだ 。
波打ち際の子ども

陽炎に揺れる海の家

空を仰ぐ向日葵


総てが夏を歓迎してる


僕はただその向こうの秋を見ていた


君を連れ去った夏を

受け入れられな ....
僕たちはただ、夏のせいにして

激しく求め合い

そしてただ、夏のせいにして

激しく傷付け合った



総てはあの照り付ける

太陽のせいだと

思いたかった ....
今日がなかなか終わらないで
あしぶみする明日がくさっている
あたたかいのは
泥だった

あたらしいものを食べたくて
舫いをはずしたのに
気がつけば
泥をさがしている

これは
 ....
ブリューゲルの「イカロスの墜落のある風景」
野間宏に暗い絵と表現させた作品のひとつでもあろう

ボッシュなどの流れを汲んだ暗い閉ざされた色彩に
海中に墜落したイカロスの足だけがみえる

ギ ....
消せない過去だから 寧ろ愛してやろうと思ったんだ
何時だって 唐突に思いだして 身を焦がすから
本当は忘れたいんだ 無くしたい
それが 出来ればナァ!

得意だと思っていた事 意とも簡単に  ....
孤独じゃないと感じてる

孤独じゃないと案じてる

二人でぐっすり眠りたい

月あかりだけ浴びながら

青いツラの皮うかんでる


きのうの戦争銀メダル

世界で何位なら満足 ....
  闇に
  眼が灯ったので



  無人の食卓はむしろ
  円く、
  青白く
  幼子の夜泣きは
  ぬるい風に裂かれ



  アスファルトの上に散る
   ....
瓢箪から駒みたいな約束
吐いて
はしゃいでみたものの
閻魔様にも負けず劣らず
舌抜いて
いっそのこと
こっそり禁○の看板
燃やしてしまおうかと取り出して

マッチ棒擦って
暖めてく ....
雨のち晴れの今日は
気分がすぐれずに中身のないことばを連ねている
消えてしまってもよいとおもう
しかし残ればそれにこしたこともないとおもう
どちらかわからない
要は思考がめんどうくさいの ....

コップ一杯の水を飲む

夜の間に
水分が失われた細胞が
目覚めていくのを感じる

八月六日の朝
同じように水を飲む

最期の言葉は
ミズヲ クダサイ

この水は
私の水 ....
とんぼが にげない すこしも
とんぼの 目の中に わたしが
たくさん いるというのに

あぶらぜみが にげない すこしも
目線のたかさ で    なきはじめた
あぶらぜみ わたし ....
道ばたに金メダルが落ちていた
近くにはテレビも落ちていた
少し離れたところに
金メダリストも落ちていた

それらを拾って
交番にとどけると
お巡りさんがテレビを見ながら
感 ....
おさむとかなめの家の後ろには
同じ造りの平家があって
銀髪をひっつめた細い老婆が住んでいた
地味なワンピースにいつも前かけをして
家作の花をかわいがり
ピンクと一対の青いスイートピーを息子と ....
ルノアールで珈琲を飲む
革張りの椅子に座り
香りを楽しむ

入っては出て
出ては入ってくる
人を眺めながら来し方行く末を思う

大学生のころ
通っていた喫茶店はルノアール
だったか ....
{画像=120805195041.jpg}


一つ忘れることは
一つ自由になることかも知れない
我々は過去に囚われ
過去に生きているように思うが
想いは日々新しい記憶に塗り替えられてい ....
どうにも
こうにも


うにを食べたら

ども って
こも って


どこ が分裂したので


糸でんわ

も って


し〜ん





ねてる場合です
窓の外には
透明な沙漠の夜があり
銀の虹が架かっている

深緑のテーブルクロスの上には
白い皿があり
その上には一篇の詩がある

その席は誰のために用意されたのか
いつしか銀 ....
  左眼にいっぴきの蛇
  右眼には、たくさんの魚が泳ぐ
  蒼いみずうみを湛えて
  あなたは笑う
  とてもアンバランスに



  血と肉と骨によって
  それから、回 ....
ぼうっと 暑かった

体温を測ったら 丁度 37度5分だった

暑く感じる体とは 裏腹に

心は 凍てついて 寒かった


「そんな 純真無垢なことを 言ってみよう」 


 ....
空のにびいろを映して
川面がはにかみながら
揺らいでいる
風の手のひらのなすが

ままに
ただしく海を目指しながらも
どこかに
屈託

これが、これがね
教えてあげる東京の色
 ....
きょう一日をやりおおせた
とおもうのは
はげしい気もちをした日とか
ふかく考えをした日とかでなく
よっぽどの働きをした日でもなく

さるすべりの花の咲いてあるのを数えたり
五つからな ....
さか立ちして
空でおよいだ

ふようの花が
あしたしなびるのに
ぱあ とひらいてみせたりするさまが
頬紅とにている

あるいはいつものぼる太陽と
にているかもしれない
あしたし ....
何かを言おうとしたまま
羽蟻に覆われて行く 月

寝苦しい夜の何処からか
微かに   悪寒が流れ
顔を隠した二人の忘却が
そっと  水浴びをする

乳房のように膨らんだ闇 
白い 流 ....
毎晩3人の『子ども達』と一緒に寝る。

名前は

『ライオン丸』

『ライ次郎』

『うさこ』。

9年前にとある雑貨店、いや、『産婦人科』で

発見、いや、『出産』した。 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あの河- subaru★自由詩17*12-8-8
白紙変換の後、- なきり自由詩412-8-8
テニアンの少年- 月乃助自由詩21*12-8-8
とつきとうか- そらの珊 ...自由詩1412-8-8
在るのか- もっぷ自由詩212-8-8
蘇鉄- アラガイ ...自由詩4*12-8-8
秋を待ってる- 永乃ゆち自由詩4+*12-8-8
僕たちはただ- 永乃ゆち自由詩3*12-8-8
ゆめ- はるな自由詩512-8-7
イカロスの墜落- 梅昆布茶自由詩812-8-7
嘆きの墓- 黒ヱ自由詩2*12-8-7
ねむれない夜- 吉岡ペペ ...自由詩1112-8-7
闇の眼- 草野春心自由詩312-8-6
禁煙- 乱太郎自由詩15*12-8-6
雨のち夫- かんな自由詩3*12-8-6
誰かの水- そらの珊 ...自由詩14+12-8-6
すこし- るるりら自由詩25*12-8-6
オリンピック- 小川 葉自由詩5+12-8-6
まえのばちゃん- salco自由詩7*12-8-6
喫茶室ルノアールにて- kauz ...自由詩16*12-8-5
一つ忘れることは_/_新生する自我- beebee自由詩27*12-8-5
どうにもこうにも- 阿ト理恵自由詩10*12-8-5
Happy_Birthday- 塔野夏子自由詩3*12-8-5
アンバランス- 草野春心自由詩312-8-5
経て_辿り着かずに_ここから- 黒ヱ自由詩1*12-8-5
手紙- もっぷ自由詩312-8-5
やりおおせる- はるな自由詩312-8-5
頬紅- はるな自由詩212-8-5
冷熱帯夜- ただのみ ...自由詩21*12-8-5
『子ども達』- 永乃ゆち自由詩9*12-8-4

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