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にっこり笑う
目じりと頬のしわ ふけた
働きものの手指はかわりなく ただいまといって

にっこり笑う 目が やっぱりビー玉みたいにすこしひかっていた
たとえば
夢見を通じて
無意識的なモノを観じる
目が覚めて
それを意識化しようとする

たとえば
狂気におちいるとき
潜在的なモノが暴走する
現実に還って
あらためて畏れを抱く ....
広い野原に
抜ける空

ぽつんと
ぽつんと
木が立っている

横に広がる枝ぶりと
見事に茂る葉 葉 葉
空と甍のその間

広がる枝を覆い隠す
天平の空の庇に
広がる椨(たぶの ....
{引用=

天蓋は燭光の水あかり
心をてらす 後后のゆらめき


ここは、光さえためされ 路にまどう
教室の窓外に 黒光りする鱗の群れが、
古代魚たちが、泳ぎすぎる」


ありふ ....
夕暮れの淋しさひとつ風に乗せ
揺れるススキを追いかけて
ひとりで道を歩いてた
さよならさよならまた明日
ひとりぼっちもたまにはいいさ

夕暮れのせつなさひとつ風に乗せ
暮れなずむ空を見上 ....
古い家の梁に
ロープを掛けただけの
私の特製ぶらんこ
ゆらゆら揺れているのが好きだった


目をつぶると
ぶらんこの旅がはじまる
家ごとゆらゆら揺れて
私は遠いところまで行ってしまう ....
絡まり 謎めいて ゆらゆら炎を燃やすように

消したい いろんなものが 私に歩み寄って笑う
まだだよとささやいている

自分に張り付いた自分自身が 結局心の底を痛め付け遊ぶ

生きている ....
大切な人を亡くして
それでも笑う あなたを
すごいと 思った

凄いって 何だろう
また 考えて
行き詰まる

それでも 息詰まるのは
涙を流す 瞬間だけで
残りの時間は 笑ってる ....
  椅子の上に
  左脳がひとつ置かれていた



  色褪せた譜面から
  いくつかの音符はこぼれ
  床のうえでひょこひょこ跳ね
  透き通った窓は、わたしたちと
  青 ....
膝小僧というより膝小娘  書きたかった
ずっときみのことが

心臓が血液を押し上げるように
月が魚を狂わせるように

まるで澄まし顔の
 未開の詩よ
ことばの装いと枷とはわたしのもの

やがて旅人でしかい ....
ふりかえると夏がいた
透きとおる肌
後ろの道が透けて見えた
ほほえむ顔がうつむいて
夕陽から漂う風を浴びた横顔は
もう夏ではなかった
私の知る夏は消えていく
知らない存在に変わってしまう ....
金風が色を持たず

知らせを靡かせる

 春に似せた奥行きに貫ける 秋の香

 手招きの迎える 幸せな 血液まで流れる 風

区切らずに進める一生を 淡く撫でる四季よ

 春に似せ ....
散らかった新聞紙やカップヌードルの食べ残しに紛れて
暗号が見え隠れするこの部屋で心の銃をみがく狙撃手
ぼくらは思想をもたないトラブルメーカー

いまさら乱数表でこの世界のキーワードがやりとりさ ....
海綿状の景色のなかを落ちていく錯覚 奥に仕舞い込んでいた未使用の
少し焼けてきた葉書の束

ふと 手に取り
書き始めた文字は
青臭くて齧るとまだ苦い

幾つもの文字を吊るしては
甘くなれと
この一つの息で長く吹き込んだ ....
 
エノコログサがじゃれついて
あなたのこころにも可愛い穗がひとつ
くすぐってよ と飛び付いたのは
いじられっ子の陽気な風
カメラのレンズ越しに睨んでいたのは
優しい光線だよ
昼下がりの ....
窓の外に広がる
冬枯れの野山の風景

冬の朝は好きだ
空気を吸うと
肺がきりっと引き締まる

首をすくめ
手を擦り合わす

季節は土の中から作られる
今ごろ
冬眠中の動物たちも ....
火炉から伝わる振動で
室内の空気が震えていた
重い隔壁に遮断されているにもかかわらず
バーナーの熱が 鼻を焦がすようだった

 外では
 遮るもののない太陽が
 青空にただ一点 光と熱を ....
{引用=



序、 みあげる


だまっていたら
うつむいてしまうので
みあげる

うつむくことは
わるいことだと
ひとりで
おぼれて
しまわぬように
みあげる

 ....
清らかな川の水に足を浸していると

冷たくて気持ちいい

足の先に触れる石の声が

沁みこんできて

生まれ変わっていくようで

何も考えずに

河原に転がる大きな石となって
 ....
ルネ・マグリットの明瞭な形象
目に見える思考 大量の発汗
狂態と円錐形の構贓物と
立体部品の組み合わせによる人体

言葉とイメージの形象は
解析不能な現実と邂逅し、
理解不能な所産と謎め ....
 レッスンの方法に加えてクラスの人間関係を評価する有効性の評価のアンケートを強化した問題についての合意およびオリジナル・プログラムのトレーニング用の作業練習およびポイント共生/発育プログラムは更に導入 .... 風船の中には きっと
楽しいこと いっぱい

知って いるけれど
飛ばすこと 出来なかった

一度 舞い上がった 刹那
青空に 吸い込まれて行く様が
容易に 想像 出来たから

よ ....
じやんけんぽんで
きみがさきにゆく
あたしがおいかけて
弱いあたしはどんどんきみにおくれる
歩道橋から君が消えてゆく

そんな君とあいかわらずあたしとあのころのまま

遠い

元気 ....
無邪気であり
かつ残酷でもある少年は
少女にはわからない遊びに夢中になったりする
原始の森から続く通過儀礼のように
せみとり くわがた かぶと虫
昆虫標本

はばたくために作られた軽い羽 ....
ふしぎな夢をみていました
夕刻の
焦燥に駆られてすべてを失うような
それというのは
まっさらな日常を不確かに握りしめることと似ていて
夏のおわりの気配に染まる
空気にうずくまる ....
夏の夕刻
不忍池から横断歩道を渡り
コンビニやファストフードが煌めく大通りを左折すると
直進の先にそびえる広小路から身を隠すように
路地1本に凝り固まった風俗街がある
雑踏から必要以上に遠ざ ....
たびたち



夢中になるものをみつけなさい

そう少年の母親は言い
銀貨を三枚とつくろった衣服を風呂敷に包み
少年を家から

ピシャリ

追い出した

少年はパニックにな ....
気分は ほかほか 
やっぱり雪は のんのこな 

あたたまるため 
ほかほか ごはんも 必要ヨ


偶然か 必然的か 分からずに
君と再会 バーグ夕刻


ポイントデーで 買い溜 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14758)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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