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  はてしない夢をこえて
  この胸にまだ残っている



  昨夜の
  君のささやきが
  今朝、僕の
  ちいさな力に変わる



  心も
  川の流れも
 ....
夕陽のみえる小さな丘には草が生い茂り
一日の終わりは黙ったままで座ってた
さっちゃんはスカートを抱えて後ろ向き
太郎は三つ葉をひとつ、ふたつとちぎりながら
ぼくは寝そべったまま消えか ....
無為な時間の使い方を
私は知っている

あなたに
メールを打つ

秒針を見る
秒針は回る
自分の意志で

私は見守る
返事は来ない

期待もしないし
落胆もしない

メ ....
 .... いいことをしたいと思った
いい人でありたいと思った
前のめりに歩いていた

雨がふった
冷たい雨だった

周りが綺麗にみえた
空気が変わったように思った

ただ
雨がふるのを見上 ....
 


硬質ガラスのような 壊れない心
ひびも入らない 透明な分厚いガラス
そんな心が欲しいですか?

粉々になりそうな気持ちをなんとか抱きしめているあなた
大丈夫 
たくさんの心の ....
すっかり消えて
しまった
あとに、

思い知らされる
こころ細さがある


あれは
たいせつな
灯りであった、と

ちいさく震える
夜がある



 通りには ....
コンビニで二つあるレジの一つで順番を待っていた
丁度私が並んでいた方じゃない方が空いた時
オヤジが割り込んできた
「先並んでたんで」
そう言って私はレジに商品を置いた

そしたら
「ちっ ....
賢い人は相手にわかりやすく話すという。小難しい言葉を振りかざすことなく、意見を述べるという。これについて、正論だとわたしは思う。話しはいくらか飛躍的になるが、人はわざわざムードを作らずとも .... {引用=  ある日
  ひとつの
  比喩が語られ
  取り戻せない距離を
  旅立ち
  細長く
  何処までも
  鏡として連なり
  映し
  流れ
  響き
   ....
証拠を残したくなくて
歩いていた足跡を消していく

物語のように生きれたら素敵だよね
あの哀しいストーリーのように
今日も
まぶたの底に沈んでいる
気配を感じてまた
泳ぎながら指を固める


永遠はいちばんわかりにくい翻訳だから
爪先から這い上がってこないように塗るくちなし色の
どこにい ....
腕の足りない分に
被せたシャツのボタンホール
くるぶしをすりむいてわらうあなたの
小指をほどけば
青梅のかたさを思い出すような八月


どこまでも
だらんとのびていく足の白 ....
地下鉄のアナウンスを
白い波のようにやりすごして立つラインのうえ
共通語の素質なんて、
たぶん欠片もない言語でわたしたち
今もまじろうとしている


(かじりもせずに
舌先を触 ....
  ならなかった
  なれなかった
  こんなふうには



  きみは
  なかなかった
  なけなかった
  こんなふうには



  ぼくが
  もっと
  ....
青い空には

無数の

名前を与えられなかった存在が

ひしめいています

私の僻みや

貴方の哀愁

なんとも都合の悪い

ものばかりです

便箋を一通

送らせ ....
願い

想い

叶わないもの

もっていると辛いもの

全部

量子のキューブに込めて

未来へと飛ばす
{引用=


一 送電線


夕立のあとは
すっかり晴れて

青と
朱とが
きれいに
混じる

送電線には
数羽のからす

もうじき
日没後には
からすの色は
 ....
  嬉しいときは
  笑うことしかできない
  わたしは凡才なので
  トイレットペーパーがきれたとき
  からからという音がしても
  それ以上なにも感じない



  悲 ....
それは 透明な砂だった
すこし おおきな石は ふたつあわせて叩くと 火花が散った
そんな 透明な砂の上に
あなたの フィンがあった

瑠璃の穴を飛ぶ鳥のように
泳いだ証の あなた ....
本当の名前なんて
一度も書いてあったことがない名刺を
感じ良く差し出す空っぽな指先

本当に行きたい場所へ
一度も連れていってくれたことがない
少しくたびれた空っぽな向う脛

どん ....
すこし暗くなった
デスクのライトをつけたら
もっと暗くなった
暗闇を明かりが照らすと
なおのこと闇はその色合いを増して
本が読めなくなる
というよりも
字が
読めない
この黒い字が
 ....
 .... 白い八月の午さがり

目を閉じて

君の幻を見ている

水のレースにふちどられたドレスで

踊っている

きらきら

きらきら

僕の瞼の裏にも水の雫が飛んで

きらき ....
  かってに
  時間をとめて
  うごかないものたちの
  うごかない肌のうえをなぞる



  あなたの詩ってそういう感じよね
  と
  彼女は言い、
  かぶってい ....
どんでん返しの日常の繰り返しで
あわてて僕は
鍋から落ちそうになったこんにゃくを拾おうとする
わかっているのかな
この僕を
こんにゃくはぬゆりと簡単には掴めない
のっぺらぼうで無愛想
角 ....
ひとの定型をさがして
どうぶつのにく

しょくぶつのかじつ
が犠牲になっていく
ひとのなかで
らしさ
は買えない
貝をお金で買うのが
どれだけナンセンスか
ポストモダン世代にわか ....
たわむれが
咲いて、
さい


羽のかたちで
だまりこくって

子どもはそれを
真似して
つづく



 いのり、だね

 放つかたちの
 閉じない
 ひ ....
OPAのアパレル勤務のジ ....   動物園で
  きみは言った
  しあわせならそれでいいと



  ライオンはライオンの檻
  シマウマはシマウマの柵
  帽子をかぶった飼育員が
  かれらに餌をやる
 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ささやき- 草野春心自由詩4*11-8-22
とれもろ- アラガイ ...自由詩5*11-8-22
8月のむい- umineko自由詩5*11-8-21
夏休みの宿題- TAT自由詩211-8-21
いいひと- 朧月自由詩111-8-21
ひび割れない心- いねむり ...自由詩111-8-21
ともしび- 千波 一 ...自由詩5*11-8-21
割り込んできたオヤジ- れもん自由詩6*11-8-21
You'll_see._(今にわかる。)- ayano自由詩311-8-21
水へのコラージュ- 草野春心自由詩6*11-8-21
あの哀しいストーリーのように- 佐藤伊織自由詩311-8-21
ふるわすように、雨- あぐり自由詩411-8-20
夏の日- あぐり自由詩411-8-20
しろい流転- あぐり自由詩311-8-20
こんなふうには- 草野春心自由詩3*11-8-20
薫風- 雪路自由詩6*11-8-20
因果律- 雪路自由詩5+*11-8-20
小詩集【流星たちの夜】- 千波 一 ...自由詩3*11-8-20
凡才- 草野春心自由詩4+*11-8-20
瑪瑙の島- るるりら自由詩18+*11-8-20
ペットボトル症候群- nonya自由詩19*11-8-20
夕暮れの部屋- 佐々木青自由詩4*11-8-20
美しくありたいならば- TAT自由詩211-8-19
水のレース- 塔野夏子自由詩4*11-8-19
彼女が言ったこと- 草野春心自由詩3*11-8-19
こんにゃく- 乱太郎自由詩19+*11-8-19
ひとらしさ- 中川達矢自由詩711-8-18
水の枝- 千波 一 ...自由詩5*11-8-18
気付いてねぇだけさ- TAT自由詩311-8-17
メナジェリー- 草野春心自由詩15*11-8-17

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