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もう
君のいるところは
桜の花が一面に広がって
陽気な君を
さらに陽気にさせているのだろう
はかなさよりも
いまのよろこびを
空いっぱいに舞いあがらせて

まだまだ
遠い桜前線
 ....
そうやって
あなたは私を柔らかく傷つける
あきらめという絶望で

そうやって
あなたは私を静かに傷つける
拒絶したような横顔で

幻のような甘い夢は見させてくれないあなただから
その ....
碧か、群青か、言いようのない空を背にして
影になった桜の木が現れた
白いはずの満開の花は淡い紫色に霞む
手前の細いガードレールも同様に染まっている

運転手が鼻声のビートルズを披露する
あ ....
青空に大きなマルを書いてみた。
その中心に自分がいて
その周辺に家族がいて
ぽっかりとした雲には願いが乗って
ふわりふわりと流れて行く

野原に寝転び
雲を眺めていたら
悲しいことや
 ....
蝶の羽根を持つ馬の
たてがみは 毛糸で編まれている
影絵の後ろ 電池の照らす
いななきが 廊下の溝土を蹴る

さなぎに 芽生えてしまった馬は
何もかもが理不尽で
本当の蝶より 大きく美し ....
特に悲しいわけでもない
何があったわけでもない
だけど何だか泣きたくて
誰にも心配されずに済むこの部屋で独り

何処で間違ったんだろう
ううん、どれも正しかったんだろう
歪んだ愛の記憶さ ....
ニキビ薬のかおり 通りすがり

名も知らぬ君だけど

成長のにおいは

知っている
長いうでに春風をからませて
すいすいとあるいていく
かび臭いまちを泳ぐように

恋はもう
ずいぶんまえに終わっているのに
曇天に胸が鳴る
彼がふりむいたら
また恋がはじまってしまう
 ....
あれはもう 海などではありません
すべてを喪失させる 
漆黒の 巨きな悪魔の使い

瓦礫のやまの影に
行き場をうしない
銀鱗をわずかにみせる潮溜まり

確かにあのとき あたしは泳いでい ....
苦しい位が丁度好いの
息ができないギリギリの瞬間が
危うくて甘美で素敵

深く愛して
深く傷つけられたい
消えない痛みを残して
この世で楽しむ

それが生きている本質であることは

間違いなさそうだ

では

なにを楽しむ?

楽しむとはなにか?

この問い掛けに

ぼくらは日々打ちのめされている
 ....
想い出はきらきら光る宝石箱に
そっとしまっておくの
誰にも穢されないように
誰にも奪われないように

時々独り宝石箱を開けると
昔と変わらず想い出はあたたかい
何時だって戻れるから
あ ....
堅い道の上に立っていた

見上げれば星 その天の高さに

あらためて距離を感じた午前零時

二つの足は正しく進み

携帯が照らす夜道を急ぐ

オリオンは見つからなかった

 ....
あなたの中では
わたしは未だ幼児の姿を保っている
わたしは最近化粧を覚えた
あの空の向こうに飛んでゆきたいな
あなたのもとへ

些細なこともくっつけたがる
あなたがいつもあたしのそばに居てほしいから

見上げるとほら
あなたの声が聞こえる気がするよ

あたし ....
ゴリラーマンに似た男が言ってたけど











桜がなんであんなに ....
六本木一丁目の駅から、
スペイン坂をのぼり、
それから、
桜坂へ向かう歩道橋で、
夜桜のまっただなかに。
ぼくは、
何度目かの、
デートとなる、その37歳の女の人と、
オープンテラ ....
すこしぬるい冷たい風

くるまが横をすべってく

電車のおとがつれてゆく

ふつうに夜桜さいている

コンビニ袋ちりちりちりちり

なんでこんなに悲しいのだろう


知らぬま ....
わたしの右脳と左脳が
けんかをしています

頭が悪いのはきっとそのせいです

わたしの右足と左足が
けんかをしています

足がのろいのはきっとそのせいです

わたしの右手と左目が
 ....
誰の名前を 呼んでいたのか

ずっと

呼び続けていた気がしたけど

どこかに辿り着きたくて

空想の世界に入り浸った

どこにもない場所に憧れて

夢見ることに慣れてしま ....
ねてしまうおまえと話しした

かわいかった

新緑みたいやった

おまえがんばりすぎてへんか
果実達の饗宴
碧透明の瓶のsiesta
差し込む昼下がりの光に
穏やかに包まれて
おめでとう! 春になりましたよ!

何となく気持ちいいのはそのせい

雪もすっかりとけて

自転車もスイスイ

寝る前も少し暖かいんです!



目を閉じていると

暗い夜 ....
フリルの青いふちどり 透明な金魚鉢
陽だまりに腰掛ける 丸く揺れる水

雲の尾びれが覗き込み ひとくち
指に 甘くて白い 隙間が 落ち

金網を越えて 草の上 風枕にのぼせた
黒い小石を ....
めったに喋らない叔父さんが神さまのまえでの作法を教えてくれた

神社にはいるときは一礼せなあかんのや、

帽子はとらなあかん、叔父さんもジャケットぬぐさかいにな、

神社は真ん中歩いたらあ ....
ぼくのような、落語初心者は、
植草甚一さんが、
49歳でモダンジャズに夢中になって、
毎日6時間レコードを聴いて、
毎年100万円レコードを買って、
5年たてば、
すこしはジャズが血肉とな ....
君のこと愛しているよ
って
叫べるほどに誰かを愛したことあったのかな





おとこの子
男のひとを「きみ」って呼ぶ

私に似合わないのは判っているけど
敢えて、そう呼んで ....
オノヨーコになろう
引き出しの刺激をおそれず
天井の見えない刺激にも 、負けズ
テーブルの誰かを愛し
誰かのそばにいて
裸のまま
ことばをあやつり
ことばに生きて
こ ....
気になる

と いうことは

まだ 
心 が
残っている と
いうことなのだろうか

深夜まで
足跡を読む

理解しきれない
文字たち

脳裏に残る
モノクロの横顔
 ....
二千何百年かまえ

私はあなたのやはり傍観者だった

それは生まれかわりの思想ではなかった

いのちに宿る追憶そのものだった


珈琲か口臭かうんこの匂いか分からなかった

その ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
桜前線ははるか- 乱太郎自由詩15*11-4-11
you_can_hurt_me.- れもん自由詩211-4-11
出郷- モリー自由詩711-4-11
深呼吸- ……とあ ...自由詩9*11-4-10
春野- 砂木自由詩7*11-4-10
わけもなく涙- れもん自由詩111-4-10
こうして大人になる- マフラー ...自由詩2*11-4-10
曇天に魚- はるな自由詩511-4-10
泥のなか- 月乃助自由詩9*11-4-10
ドM- れもん自由詩1*11-4-10
いのち- 吉岡ペペ ...自由詩311-4-10
想い出宝石箱- れもん自由詩211-4-10
Orion- syuon自由詩411-4-10
進む退化- マフラー ...自由詩3*11-4-9
あの空の向こう- あすか自由詩511-4-9
道理で艶っぽい訳だ- TAT自由詩2*11-4-8
夜桜- はだいろ自由詩311-4-8
一晩じゅうが始まるころ- 吉岡ペペ ...自由詩1111-4-7
けんか- マフラー ...自由詩8*11-4-7
Call- syuon自由詩5*11-4-7
がんばりすぎてへんか- 吉岡ペペ ...自由詩211-4-6
静物画- れもん自由詩111-4-6
祝!__春!- マリエ自由詩511-4-6
する_り- 砂木自由詩11*11-4-4
叔父さんと神社- 吉岡ペペ ...自由詩511-4-4
日曜日の女- はだいろ自由詩311-4-4
咲く花のひと- 恋月 ぴ ...自由詩21*11-4-4
オノ_ヨーコを食べる- アラガイ ...自由詩4*11-4-4
気になる- 森の猫自由詩10*11-4-4
傍観者- 吉岡ペペ ...自由詩111-4-3

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