すべてのおすすめ
何を量るのか

量ることでなにが変わるのか

わからないままぼくたちは

単位のちからをかりている


かりることでぼくたちの生きる意味がわかるのか

わからないままはしりつづけ ....
さらりとした湿気
2月なのに春の匂いがする
懐かしいアイスクリンのような砂浜を
僕の手ですくって歩いた

空と海の境目なんて
とっくにきえている
僕はきみと少し
距離をとってあるい ....
それは舞踏そのものだった

指揮棒を持たない指揮者のようだった


楽器が鳴る

音があふれる

色彩がふくれ

温かかった


それは音楽そのものだった

指揮棒を持 ....
  永い夜の後に
  束の間の朝が来て
  君はシャワーを浴びている
  水の弾けるその音だけを僕は
  窓辺に立って、じっと聞いている



  冬の朝陽に目を細め
  少 ....
左手はご不浄らしいけど
わたしって左利き

どうしよう(笑

歯を磨くのも
お箸を持つのも

字を書くのも左なんですけど

小学校のお習字の時間
せんせいから右手で書くよう指導さ ....
球い地球の表をめぐる水の一部が
立体の水槽に拉致された

 左右にたなびく水草を移植し
 静止した
 とうめいな境界線まで
 眼光のアフリカンランプアイが群れる
 コントラストにまぶした ....
見えない塔のてっぺんから
見えない鐘の鳴る音がする

見えない塔には見えない人が住んでおり
少しのふこうと
少しのしあわせを
味わった

見えない塔には見えない鳥が飛んできて
よい声 ....
短歌を超える詩が、あってもいい
詩を超える短歌が、あってもいい
詩人も、歌人も夜はおなじ寝床で肌をよせあって
眠るのだとおもう

今日はもうなにも書けなくて
はやくお風呂にはいってあし ....
僕たちは遠いものをおいかけるばかものだ

ただしくおだやかにいきていればいいのにそれを破る不穏な生き物だ

知ったように愛を歌い罪をとわないばかものだ


僕の愛は発酵する

饐えた ....
羅針盤のない船はどこを目指しているのだろうね

まさかハッブル望遠鏡でしか覗けない120億万光年のむこうかな

たぶん神様だって行けないところだよ


でもね昨日のあの娘の笑顔が宇宙に満 ....
とどかない手紙のなかにしたためられた言葉はどこへいってしまったのだろう

それは終わらない最終章


この部屋に一人きみの薔薇を飾る


危険なゲームはもう終わりなのだね

孤独な ....
閉じられた平和なガラスの中の少女は
僕の完結しない気持ちを無視して
無理やり今日の夕日を沈めた

閉館のお時間です(不安かい?
閉館のお時間です(ゆらめいています

少女の目は鮮やかなグ ....
雪が融ければ ぼくは
陽射しを探しながら
現れた冬の排泄物に
いつものようにがっかりするだろう

春が 出入りする雀のように
あちこちでさえずる時
ぼくは自分の年齢を思い出して
陽炎が ....
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からっぽな心 / 電車の影を追って


電車の窓から外を見ると冬日の光の影が
併走す ....
世界をつくろうとしていた

素晴らしい世界なので

それをつくろうとしない人を

気づかせたいとがんばった


ただそこには

なにかが足りなかった

なにかが過ぎていた
 ....
バスガイドのお姉さんが
窓の外の一点を指して
あすこに見える工場の群れは
一年中休まず働いておるんですよ
と言った

あそこでは
昼も夜も絶え間なく
正義と悪をびん詰めにして
世界中 ....
ロングジョンシルバー船長は引退したらただの爺さんになっちまう

フェアリーテールはティンカーベルの魔法でいきのびるのだね


世界はウオール街ではなりたたないのだよ

ぼくたちは不思議の ....
無くした愛をいくつかぞえただろう

面影をいくつわすれただろう

歳をいくつかさねただろう


こころのなかでなんにんころしただろう

僕はいつか独房のなかでしぬのだろうか


 ....
たねは
ねむっている
どんなゆめをみているのだろう

たねが
かぜにとばされた
すこしふあんになってふりかえる

たねのきおくは
らせんのようにつながっている

たねは
たびを ....
左半身の欠落感と

引き攣るよう感覚



多分

すれ違いざまに

持っていかれたんだろう




どこかの辻で

出会った際に








 ....
かつて美しく華やかだった日々をおきざりにして

その骸は橋の下を流れてゆく

橋上ではジプシーが遥かな遠い時間を踊る


もう家には帰れない魂は冷たい炎となってオーロラになるのだね

 ....
発見した洞窟は
温かかった

あなたを想って
さまよった末
たどり着いた

わたしは其処で
恍惚となった

あの初夏に
感じた潤い
上り詰めた感覚

果てない わたし。
 ....
ふたりで見た海を通る

消したい記憶を消せるほど

ぼくは澄んではいない


吹き消されない光の源

その物真似をしている


ふたりで見た海を通る

消したい記憶を消せる ....
萎み始めた意識の片隅に
かろうじて立て掛けてある
ギターの絃はたぶん錆びついて
降り積もる時間に埋れている

僕の指は踊れないから
意味を探してしまうから
残念ながらギター弾きにはなれな ....
発情スイッチ
午前二時

インもアウトも
無造作に

妄想奇しくも
花開き

癇癪玉が
割れました


誰か食らってくだしゃんせ
骨までしゃぶってくだしゃんせ
こんな女で ....
ねえ、知ってる

ラスカルから
歌を奪うと
髑髏になるのよ

スカルラスカルラ
ロッテルダム

意味など無いよ
座興だよ


ただただ思いつくままに
ホロホロ指を動かして
 ....
目を瞑っても嫌な事はそこに在る
目を瞑っても轟音からは逃れられぬように
耳を塞いでも恐ろしい事は起こっている
耳を塞いでも嗅覚は異臭をとらえるように
鼻をつまんでも根本事由はごまかせない
鼻 ....
月光をグラスに落として
バーボンを注ぐ
舌の上に
冷たく燃える
冬の夜のエッセンス

庭先で
君の幻と踊る
その虚ろで
優しさに満ちた微笑み
白いガウンの下で
その身体は
磨り ....
母の愛
懐かしい恋人
僕自身

僕の血がかよっていたはずの手袋が無くなって
とてもココロと懐が寒くなってでもね

怜ちゃんとドライブに行くの
羨ましいでしょう
あのうれない詩人の土屋 ....
「あなたのアイデンティティはどこにありますか?」

という、
質問というか、アンケートの結果が、
ネットに出ていたのを、
こないだ見たら、
「国家」だとか、
「会社」とか「大学」とか ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14758)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
計量カップ- 梅昆布茶自由詩312-2-7
ヴァカンスのメモ- c自由詩512-2-7
ストコフスキー- 吉岡ペペ ...自由詩212-2-6
象を待つ- 草野春心自由詩612-2-6
悩むひと(仮題?)- 恋月 ぴ ...自由詩27*12-2-6
立体の水槽- 乾 加津 ...自由詩23*12-2-6
- ふるる自由詩8*12-2-6
このわたしを超えていくもの_2012- たま自由詩47*12-2-6
遠いもの- 梅昆布茶自由詩212-2-6
星と船- 梅昆布茶自由詩8*12-2-6
永遠の昼下がり- 梅昆布茶自由詩112-2-6
完結させない- c自由詩212-2-6
春はその子供たちを見つめ続けている- ただのみ ...自由詩11*12-2-5
からっぽな心_/_電車の影を追って- beebee自由詩28*12-2-5
世界をつくる- 吉岡ペペ ...自由詩112-2-5
既製品- マフラー ...自由詩2*12-2-5
マザーグースの森- 梅昆布茶自由詩612-2-5
あなたのいない風景- 梅昆布茶自由詩412-2-5
たね- そらの珊 ...自由詩812-2-4
戯言- 自由詩4*12-2-4
川と少女と道化師- 梅昆布茶自由詩312-2-4
洞窟へ- 森の猫自由詩7*12-2-4
ふたりで見た海- 吉岡ペペ ...自由詩2012-2-4
アルペジオ- nonya自由詩30*12-2-4
_- faik自由詩13*12-2-4
スカルラ- faik自由詩4*12-2-4
- salco自由詩19*12-2-4
月光をグラスに落として- まーつん自由詩5*12-2-3
忘れ物- 梅昆布茶自由詩7*12-2-3
ロックンロール- はだいろ自由詩212-2-3

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