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力を信じる人
仲間を信じる人
明日を信じる人
僕達は
大きな葉っぱの上に
偶然落ちてきた
震える水玉
金を信じる人
言葉を信じる人
目に見えないものを信じる人
風が ....
あと
いくつ夏があるだろう
母のいる夏
母に
もしものことがあったら
私は
どんな風に送るだろう
出来れば
いくつかの詩と
数え切れない花束で
彼女を 包んで
黄泉の ....
絡み合った方程式
かけてたして、導き出すの
“しあわせ”という名の回答を
笑っていたい
笑ってほしい
わたしの“しあわせ”は
わたし一人ではつくれない
空いた隙間を埋める ....
ひとがそうぞうした
ロボットは
出入りぐちに立って
かんしをしている
ぷろぐらむどおりに
しはいした気になって
飼い犬には手をかまれるから
とおせんぼされて右往左往
そのようすは
か ....
現実的な疾患で
布団に ....
わたしは、思い出す。
緑青色に変化する刹那に
わたしは、思い出す。
貴賎の値札を貼らないと不安な人々が
まだ陽気だったころ
西欧の文化道理の規範と日本とは別であったころ
学 ....
いくつもの風が過ぎた
いくつもの雨が過ぎた
いつ結んだ思い出だったろう?
僕の地平をゆく青い旅人に
君の塔に棲む白い少年が手を振る
日と月とがめぐる 星座がめぐる
幾重 ....
潮
明るすぎる崖
やけに落ち着いた たたずまいで立つ
青すぎる空が 海の照り返しで
光が私に立ち上ってくる
憎悪 わたしの憎悪
おもいだせない
憎悪から ここまで ....
すうっと染みてくる
とても自然で
ひんやりとして
あたしの
脳細胞に
刻まれる
なめらかな言葉
遠くから
キラキラとした
あなたの姿を
見つめていたの
だんだ ....
1
朝九時にニコライ堂を右手に見
下りる坂の街路樹は
銀杏のくせに輝く緑
2
靖国通が
花満開だなんて
だれが信じるものだろうか
でも事実なのだから
3
湿気の多いビル ....
悲しいね
だけど
いつか死ぬの
一人残らず
すぐ気づいても
遠ざかる距離が悲しくて
どこにあるって確信があった
なのに
その確信もプラスチックの虹玉のように
くしゃくしゃとしぼみ
ちっぽけな捨てられるガムみたいな
塊になってしまう ....
雑誌の記事を鵜呑みにして
夏を代名詞する都道府県を
アバンチュールの篩いにかける。
クーラーを27℃辺りに設定し
冷気をどうにか扇風機で拡げて
缶と鳴るビールがごきゅごきゅと
食道を通 ....
22時に、
体験入店のメルマガが届いていたので、
電話する。
2時半くらいになりますと言われる。
交通費をごまかされようとするのを、
きちんと値切り、予約する。
明日は、月曜日なのに。
....
この坂道は君とともに上った坂道
ふたりして登坂の辛さにあえぎ
君の差し出した手のひらの熱さに驚きながらも
未来への扉が垣間見えたような気がして
したたる汗の交わる戸惑いと
きつく握り ....
ありったけの花を降らせて
撒き散らす、ふわふわとお菓子、きらきらしている!世界!
スカートスカート、それは紺色、
混じりけの無い白の脚が告げる残酷、
薄桃色の悪魔
つまらないものには ....
午後にいきなり降りだした冷たい雨の中に
溶けて混じって落ちてくる、真理
言葉を操作することに飽いた人々は
不可視の世界に絶対の存在を求めようとする
ここで啓示、
空白を生きる ....
歩いている。
あてもなく歩いている。
すっからかんの着のみ着のままで
歩いている。
足下には星屑が輝き
頭上には異様に大きな月が
幾つものクレーターを見せて
垂れ下がっている。
....
....
ねえ
もうためらわずに
道路のまん中を歩こう
リモコンで
操作するきかいの中で
おどらされる主人公
ゲームといえども
そのせかいは枠の中
飛び出してしまえば
バグだと言われてしまい
不正物あつかい
リモコンで
操作するじぶんの中 ....
「ショート」の意味も分からずに
スポンジとクリームに
苺のしっかりとした感触と
ジュっと感じる酸味も一緒に
一回に二個は味わうショートケーキ。
チョコケーキのほんのりした苦味も
少しば ....
悲しむを一緒に感じたなら
それを足場に踏ん張れる。
その上に積む 悲しむの在り様は
枝葉末節まで合わせなくていい。
それでも
土壌になってるはずの気持ちは
一緒に探れる。
探りつつも生ま ....
――――沈黙する夢。
限りなさを湛えた少女、その細く白い腕に鴉の黒い爪が食い込む。
笑顔の下にある宇宙、あるいは転落死。
完了の合図が鳴らないので、ここはいつまでも連 ....
しぐさやことばの切れ端を
拾いあつめてはにぎりしめた
あおく、すきとおる幸福が
ちいさく開いた距離を彩る
隙間さえ埋めようとするかのように
きっと知らなくても生きていけた
....
昨日の今頃は
熱帯魚の水槽の底で
揺れていた
赤色と紫色と肌色の
尾びれをひしゃげて
これ見よがしに泳ぎ去る魚達
置き場所に困った
僕の視線は水泡となって
溶けかけた空が浮 ....
なんで幸せそうに詩を綴るんだろう?
....
どろりと濁った沈黙は
息苦しい熱を孕んでいる
ぽつりぽつりと見えるのは
白々しい墓標の群れ
太陽の乱反射が突き刺さる
コンクリートがぶすぶすと音を立てる
それは悲鳴に似ていた
....
あなたの詩に抱かれていたい
僕は乾燥し切ったせんべいです
あなたの詩を抱いていたい
僕は受信感度の悪いラジオです
あなたの言葉の調べで眠りに就きたい
僕は炭酸の抜けたコーラ
....
私を包んで
私を忘れないで
強い個性と指導力 で
同情から始まる愛。
とても幸せです。美しい日々
爽やかな性格
おしゃれ だけども ちょっと変人
貪欲・空想
....
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