すべてのおすすめ
何をしても何もしなくても暮れる
その一日
この半年の濃厚さ
今日蒸したプリンなんて
ただの甘い茶碗むしでしたね
でも食べてくれてありがとう
どんどん気のすむまでベッドも叩いてい ....
ラッキースター lucky star
暗闇にまぎれて 人知れず夢を見る
誰にもバレなきゃいいやと
喋らないで終わらせる ひっそり心の奥で
勝手に決着をつけて
後に残るものは空しさだけ ....
いつまでも沈んでいたい
海の底深く 自由に泳いでいたい
かんたんなこと 君といっしょにいたい
シンプルに ふたりで明日をつくりたい
風をあつめ 抱き合えたらいい
君となら楽しい
....
覚め切らない皮膚 あまおとの影ふみ
ギターはたどる言葉のない遺言を
心から剥離した音は捨て猫のように理由を探さない
薄物のヒューマニズムを着せてはまた脱がす
週末の脈略は絶たれどこか乾いた ....
わたしにはないもの
持っているあなただから
自然と惹かれていったのかな
あなたにはないもの
持っているわたしだから
自然と惹かれてくれたのかな
補うように惹かれ合って
....
午前五時の足音 私はこれから眠る
詩句未遂たちと立て籠ってる部屋で
眠れ、なかったことへのクレームを
今朝の燃えるごみにできたら 私は
あてがなくて彷徨って
言葉にすがって訪ね歩いて
....
どろどろの味噌汁を椀ごとぶちまけた
いつものような朝食だった
突然油のきれていないベーコンに腹がたったからだ
台所の窓ガラスが割れ
誰かが小石を投げたと僕は嘘をついた
夕方になれ ....
始まる
無限の膨張と収縮
失踪
零れ落ちる水が歩きだした
それは天使が吸い寄せられるように
悪魔の結晶が分解されるように
のみこまれ
たたずむ城壁
迂回する回廊を ....
太陽に向って歩く
それが太陽だからだ
あなたは神?
私はにんげん
これを夕暮れと呼ぶらしい
この角度、この浅い、浅ましい…角度
そのようにして入っていって
やがて剥がしていくつもりなのだ ....
友達を誘って
紅葉を見に行くバスツアー
賑やかなバスツアー
たくさんの人と知り合いになる
バスの中では会話が途切れない
紅葉の中を歩く
会話は途切れず
楽しいオーロを纏っている
....
いますよ
--------------
私の神さまって居るよね?
不満があるわけじゃないし反抗してるわけでもない
興が覚めたというか気分がのらないんだ
つくり笑顔が本当の笑顔になるのかな
君の笑い声とユニゾンできるかなぁ
365日後の朝にまだ痛 ....
朝の川原の岩に、腰かけ
せせらぎに耳を澄ます。
{ルビ水面=みなも}には嬉々として
乱反射する、日のひかり。
一度きりであろう人生を
この流れに…まかせようか
――旅人は岩から ....
水のない球体
光のない反射
あかく くねったり
きんいろに あがめられたり
輪っかや虹や黒ずんだりして
きれい とか 不気味 とか
好かれたり 嫌わ ....
クレーター crater
懐かしいね ここは君が終わった場所
同時にさ 始まった場所でもあるんだ
信じられるかい ここに確かに君は居たんだ
最後の最後まで 色んなもの守ろうとしてた ....
私は褐色がかった指に
マニキュアを塗る
輝く爪を手に入れるため
これまでは
手をほめてくれる
人達がいた
大切にしていた
私の白い手は
褐色になりつつある
鋭角の風のよう ....
こどものころ 戦争は いつかなくなると 思っていた
実際の話 古代や中世の時代と比べたら
安易な理由では、人は人を殺めたりはしなくなったのだろうか
むかし 中世の時代に 真鍮の牛という処 ....
とつぜん雲が現れる
泣けば楽になると傍らで誰かがいう
雨が降りはじめる
わが子を抱きしめていた腕がするり
ほどけてだらしなく砂を掴んだ
かなしみに浸ることはかんたんで
すべてを捨てる覚 ....
151023
リンゴを買うたび後悔する
赤いのに渋いのだ
渋いから生で齧るのは止めて
皮をむき
何等分にも分けて
芯を取り
お鍋に入れて
ぐらぐらと煮詰める
....
いい加減にいやになる
どうしていつもこんな色
そんな東京の空を
みあげる 首が意思を持って
かなしく首はうなだれて
ごめんなさい とわたしに云う
大丈夫 とすぐには返せないけど
首の ....
知らないよ
こんなおじさん知らないよ
ぼくは目配せしかしてやんない
しぜんとこぼれる
スマイルしか見せてやんない
どこから来たのかなんて知らないよ
ぼくはおもしろい ....
表意文字同士で手を繋ぐ駅裏の小路
休んでいいかいと言った少年の姿はもうない
弦楽器の音合わせに
五本の指は小さな画面の上をひた走る
青年は手を自由にし煙草に火をつける
再び繋ごう ....
古い草は苦いって思い込んでいると右隣の若い草
からしっぺ返し食うんだペシリパクリおかんむり
の画数なら同じなのに黙々と食んでいる木曜日は
羊みたい雲がもくもくと駆けてます欠けてます月
あかりの ....
風の車内に、
弾丸が飛び交っている。
女の鋭い視線に、
私の眉間は打ち負かされる。
ここでは、
誰もが皆、
小さなスライド硝子のなかに弾丸を隠している。
ある男は弾丸を飼っ ....
どうしてひとは死ぬのか
でも
恐竜やマンモスたちが死んでくれなかったなら
わたしたち、居なかったね
どうして父さんは死んだのか
十余年がんを繰り返して
苦労したから痛かったから我慢はた ....
スズや、スズ、と 呼べば白猫が一匹
呆けてしまった昭和の頭に 鈴の音だけでやってくる
年老いて逝く者の生きがいのために 孤独死を恐れてか
「アパート一室につき猫一匹飼育可能」、の高邁な ....
人より一本多い肋骨を
左胸に隠してる
きみがテストを丸めて
ロトの剣にしてた
くらいの大きさ
一人でいる方が楽だから大丈夫 という声が小さい
大勢の中に入ると面倒 という声を出すのが面倒
私は何をしているんだろう
なんで私はこんなに辛いんだろう
思えば 私は私のことしか考えてき ....
未来
くたびれた大きなバスが
大袈裟に息を吐き出して発車した
窓ガラスに映るのは
やはり同じようにくたびれた顔たち
拝啓、エメット・ブラウン博士
ここにはタイムマシンもなければ
そも ....
いやなけはいにみあげればすいたばかりの和紙みたい月が五線紙のような電線にひっかかっていてシがなっている苦い昼を閉じるため視線をずらしてソラみたことかとならしてみる今夜はおでんにしようかとわたしと大 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト
(14757)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
151024_少しずつなくなっていく
-
唐草フウ
自由詩
5*
15-10-25
ラッキースター_lucky_star
-
itukamitanij ...
自由詩
1
15-10-24
海の底深く/恋は目がまわる
-
北大路京 ...
自由詩
5
15-10-24
理由のない虹
-
ただのみ ...
自由詩
12*
15-10-24
わたし不足_あなた不足_
-
komasen333
自由詩
3*
15-10-24
秋の土曜日、午前五時
-
もっぷ
自由詩
4
15-10-24
苦い昼
-
アラガイ ...
自由詩
9*
15-10-24
始まりの終わりから「エッシャー論的風景画にみる宇宙」
-
アラガイ ...
自由詩
6*
15-10-24
即興(散歩)
-
香椎焚
自由詩
4
15-10-24
バスツアー
-
夏川ゆう
自由詩
1
15-10-24
RE:_(または「いのちのメール」)
-
もっぷ
自由詩
3
15-10-24
アプリコットジャムのクッキー
-
北大路京 ...
自由詩
4
15-10-23
せせらぎの唄
-
服部 剛
自由詩
2
15-10-23
渇いた月.
-
つきのい ...
自由詩
7
15-10-23
クレーター_crater
-
itukamitanij ...
自由詩
1
15-10-23
マニキュアの存在意義
-
小川麻由 ...
自由詩
7*
15-10-23
【HSM参加作品】真鍮の牛
-
るるりら
自由詩
15+*
15-10-23
みちのり
-
かんな
自由詩
10*
15-10-23
苦い昼
-
あおば
自由詩
8*
15-10-23
自由を超えられない私
-
もっぷ
自由詩
5
15-10-23
ハッピーハロウィン
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
15-10-22
既視の岸辺_(四行連詩)
-
乱太郎
自由詩
17*
15-10-22
苦い昼/即興ゴルコンダ(仮)投稿.82
-
こうだた ...
自由詩
3*
15-10-22
ささくれ
-
あおい満 ...
自由詩
6*
15-10-22
おしまいの或る詩
-
もっぷ
自由詩
12
15-10-22
アパート@猫一匹
-
為平 澪
自由詩
9*
15-10-22
つるぎ
-
mizunomadoka
自由詩
2
15-10-22
泣けない女の子
-
陽向∮
自由詩
12*
15-10-22
未来
-
itukamitanij ...
自由詩
3*
15-10-22
苦い昼
-
阿ト理恵
自由詩
8*
15-10-22
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