すべてのおすすめ
一言が大きく響く
一人 夜中にソファーの上にいる
テレビの光と そこにいる人の影
どちらが温かいのか知っているのに
理由もなく大事な助言をさえぎってしまう

気がついて我に返ると
始めて ....
そっとしておいて

軽やかなジャンプ

手をつないでゆっくり

静かなダンス

浮きあがる心は

淡く光る

しっとりと濡れた街は

柔らかなマシュマロのような

つつ ....
なんでもない、ただのつまらないけし粒みたいになって死んでいきたいから、もう一度あなたに出逢いたい。夜空を見あげてしまう理由を、星が綺麗だから、なんてありきたりな台詞に終わらせたくない。もっと個人的な、 .... 夜店の風鈴のように
蔓棚から垂れて枝にぶら下がり
秋風に吹かれている卵
茶色く毛羽立った上着の中は
半透明なグリーンの輝き

物珍しさと
手間の掛からない栽培が
流行を呼び 
夏は陽 ....
鳥たちが
羽ばたいて
赤子たちが
目を覚ます

鳥たちが
暮らしていたことなど
赤子たちは
知らずに育む

無邪気な勝ち誇りは
なぜだか咎に似て
無意識な寝息は
伝い聞く 幼 ....
冬の肌は
こわれもの

夕餉の火を落とし
手にたっぷりと
クリームを塗る
ひび割れから
そっとしみこむように

日常というものは
重力がある限り
何処に行ったとしても
そう変わ ....
原始の地球で生命が誕生するかのように
うなりをあげ ドボドボと音を立ててそれは始まった
新しく生まれる世界の器が満ち足りるのが待ちきれず
私はひざまずき成り行きを見守る

器の底はあっという ....
  焼き上げたばかりのロールパンを 手早く皿に移し
  純白のシルク地のカーテンに 挨拶するみたいに軽く触れ
  彼女は朝日を一番たっぷりと浴びることのできる席についた
  だがそれは彼 ....
ざらざらの掌で
温められ
擦られ
撫でまわされて
摩耗した挙句
まるく つややかな光を放つ
表面に一点の翳りもない
器が
轆轤の上に
遂に生成し得たとしても
掌の持ち主の
荒れた ....
ゆらゆら路地裏に消えていく猫の尻尾
日曜日の午前9時
空がある
雲はない
宇宙がどのようになっているか いつの日か科学は突きとめるだろう
宇宙が何故在るのか 誰も永遠に分からないだろう
テ ....
水星
{引用=みんなより泣き虫な私ですが
もしものときは貴方の熱い涙も、全部
私のそれに溶かして差し上げます。
その代わりといっては何ですが
私からいつもより
少しばかり濃い塩の匂いがして ....
なにが欲しいから

この星に来たんだろう

こころは乾いた風に

コートやマスクやマフラーに

水色の影はおとなしくて

今宵メリークリスマス、街にすれ違っていよう


いま ....
花呑む空が赤い ブルースが聴こえない
新しい朝も訪れない

ダムの放流が始まる
辿り着ける場所が限定される

すべからく天気は雨模様で
テナントビルには入居者がない

世界は静かに眠っている
目覚 ....
振り向いてももう見えない
あれは何だったのか
過去への置き土産
もう見えない
思い通りのストーリー
作り上げた この
解放感 なんて
素敵
だって いらなかったから
探していたの
 ....
原因不明の
高熱の真昼に
ビーチサンダルの真似事

灼熱の砂浜を
踏みつけながら
彼女に伝える
夏の終息

沖へ行った
片方だけ
流されていった
さようなら

ビーチサンダ ....
なぜだか私は卑怯者のように口を閉ざしてしまった。
まるで描写に値するものを失ってしまった画家のように。
よもや今に始まった訳でもあるまいに。
そう、私は穴蔵の鼠で人知れず格闘しているのだ。
 ....
日が昇って
半解凍へとかえる大都会

ふと目(me)を増やしすぎた怪物が
ふと自分で喋ることを忘れそうになる頃

地上に向けられた監視カメラの視線は
この地に隠れている呪縛霊の
その眼 ....
七色のエイの大群が押し寄せて来る
電話で話す友人は興奮気味
たしなめる私をよそに 友達は話続ける
エイの名前は ハーレーダヴィッドソン

七色のエイの大群が押し寄せてくる
電話で ....
夜はごうごう
手足はしろく
わたしを売って
あなたを買おう

頭のないロボットが
あざやかなシュートを放つ
鍛えぬかれた一秒が
光ることなく埋葬された
ダメダメだけど
駄目なりに
ダメ人生にて
駄文を連ねる

ウンウンうなって
運悪くとも
ウンとうなずき
運命を負う

生きながらえて
流れて
名が付き

生きなおそ ....
あなたの瞳に映る私の姿

どのように映っているのかな?

心の中の想いの波があなたを追いかける
カリントウむしゃむしゃしながら寝入る脳内サンバカーニバル            猫だけを置いて
           家人が出かけてしまうと
           猫は人になると飼い主は言う

電話が鳴る
猫は眠っている

電話が鳴っている
 ....
仏像を掘り続けて何が起きたか。何も起きなかった。
全くの無意味。そして無意味でなく。それで無意味だとしたら。
まるで空みたいだ。

乾いたように笑う。空みたいに。
それでいいんだと笑う。空み ....
列車の暖かいシートに座ると

向こう側のガラスの奥には

半透明な私が少し微笑んでいて

疲れて座っている

暗闇にうっすらと光り浮いている私は

ゼラチン質のように柔らかで他人の ....
色硝子の目玉をガリガリかじる
虫食いの肉体をベリベリ剥がす
おれはおれを一本の死に花として石の器に生けてみる
瞬間凍結された踊る舌先の焔として
勝ち目のない戦いに身を投じる高揚感で
己の文字 ....
国道二号線を走っていたら
ふいに視野の右側から
何か小さなものが飛び込んで来た
と思ったらサイドミラーの上に
シジミ蝶が止まっていた
小指の爪ほどの大きさの
灰白色の翅をピタリと閉じて ....
刹那に殺せる だからコーヒーを飲む
人の怒りを侮ってはならない  誰だって人を殺せる
安らかなる思い込み コーヒーは安らかさを引き伸ばす
思い留める為に

微塵の一角を曲がれば 殺人の息が泣 ....
西の空を覆う厚い雲を
僅かに縁取り
淡い光が
放射状に
さらなる高みへ腕を伸ばす
羽毛のような桃色の塊が
透明な大気の層に漂うあたりへ

空はいつまで記憶するだろう
人の視線を

 ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
サナギ- 加藤自由詩2*13-12-25
そっとしておいて- 灰泥軽茶自由詩613-12-25
星の爆発- ユッカ自由詩4*13-12-24
キウイフルーツ哀歌- イナエ自由詩13*13-12-24
夢の中で- subaru★自由詩10*13-12-24
こわれもの- そらの珊 ...自由詩2213-12-24
take_a_birth- Neutral自由詩413-12-24
エーテル_2- 草野春心自由詩313-12-24
会わぬが華- Lucy自由詩20*13-12-23
散歩の途中で__take2- 空丸ゆら ...自由詩2013-12-23
惑星ラブレター- 愛心自由詩1513-12-23
今宵メリークリスマス- 吉岡ペペ ...自由詩313-12-23
花呑む空が赤い- 北大路京 ...自由詩213-12-23
未来について- kauz ...自由詩6*13-12-22
なんて素敵- もっぷ自由詩613-12-22
ビーチサンダル- うみこ自由詩6*13-12-22
粉糞- ヒヤシン ...自由詩9*13-12-22
答え探しの大都会- yuugao自由詩3*13-12-21
七色のエイ- 小川麻由 ...自由詩4*13-12-21
テレビ- はるな自由詩913-12-21
- シホ.N自由詩213-12-21
想いの波- 夏川ゆう自由詩213-12-21
カリントウむしゃむしゃしながら寝入る脳内サンバカーニバル- 北大路京 ...自由詩413-12-21
猫と電話- イナエ自由詩20*13-12-21
まるで- 佐藤伊織自由詩113-12-21
もうひとりの私はゼラチン質のようだ- 灰泥軽茶自由詩1213-12-21
シオマネキ- ただのみ ...自由詩15*13-12-20
シジミ蝶- 壮佑自由詩22*13-12-20
だからコーヒーを飲む- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-12-20
「石狩川」- Lucy自由詩16*13-12-20

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