すべてのおすすめ
病んでいる
悩んでいる
身心ふたつ
ふたつはひとつ

止んでいる
悔んでいる
雨降る悼み
涙の痛み

澄んでいる
霞んでいる
朝もやの空
初秋の大気

噛んでいる
 ....
  座るきみの膝に
  とうめいな猫がねころんでいて
  真っ赤なりんごを撫でている



  僕のじっぽんの指は
  オルガンの鍵盤に載せられ
  ゆるやかにだまりこむ
  ....
僕らのみている世界が正立像だなんて
根拠のない迷信なのかもしれない

大地は空で重々しく草も生えているし
空は大地で星が涼やかに流れている

僕達は倒立した空の道を車で走り回り
42.1 ....
写真立ての中の二人を楯にして
写真立ての柱の中に閉じ込めた

わあい 二人きりで 嬉しいな
能天気に はしゃぐ声

目立ちたがり屋の 二人なら
踏切の その手前
赤いランプ チカチ ....
カモミールティーを水の様に飲む

ラベンダーを鼻の奥に記憶させるくらい嗅ぐ

 どこかの民族系の音楽をイヤホンに差し込む

安らぎを懸命に起こす

呼び起こす 安らぎを

 それで ....
保存





何を残す必要がある。



しかしインクは買うつもりだ。
君の事が好きなんだ


眠れない夜があるよ
そんな時君を思い出すと
逆につらくって
私はただいたづらに空想に
逃げ込んだり
それだって出来ない時は
うろうろさ迷って
 ....
青々とした芝生

白いペンキの塗られた木造の教会
用も無いのに入り込み
環状六号線沿
歩道との間の
緑の生け垣を越え
仰向けに寝そべる

僕の視界には青い空しか見えない
誰も遮らな ....
誰かのそばにいたい
さみしさ感じないように

誰からも遠く離れていたいもうなんにも傷つかないように
夕べに
生まれた
小さな泡が
今日に
命の鼓動を始め
明日に
いつつの指を得て泳ぐ

空に
生まれた
小さな塵が
今日に
光の鼓動を始め
明日に
いつつの指を得て泳ぐ

 ....
豊玉中まで子どもを送って
環八を南下
野方、高円寺、方南町、井の頭通りを左折して代々木へ
なんだ坂こんな坂ママチャリの旅
けど全然やせないな
腹がでっぷり
163cm 77kg


 ....
戸惑うばかりの洗濯機
選択機に 恵まれて
メグミルク ごくん
飲み下した 錠剤の先
天国が 見えた?

光は 白かった
包まれた刹那の 物語
ぽわんと まあるく 溶けて
戸惑った ば ....
ロマンチストはどの時代にもいる
ここにも一人

彼はインチキ古物商と素人骨董愛好家の一人二役だ

誰もが経験するようなありふれた出来事を
時を超えて微笑みかける
運命という名工の作として ....
空気人形、という言葉に
いつしか親近感を覚えるようになっていた



乾いた言葉たち
伝えたいことなどなにもなく

空気と同化するだけの日々
私の中身もきっと空気でできているに違 ....
夏のなごりの草原で
天使と悪魔が背比べしてる
人恋しさがゆきつく場所は
越えられなかった声の向こう

枯れかけの街路樹で生まれた虫の
青い方へ 青い方へ
こずえを目指す早足な痛み
草原 ....
「世界、終わるんだってよ」 
『終わらないよ』 
「終わるんだってよ」 
『終わらないよ』 
「終わるんだってよ」 
『終わらないよ』 
「終わるんだってよ」 
『終わらないよ』 ....
子供がいる
わたしのことだ
目を瞑って
じっとしている

神様は
昨日
いなくなった
全てのお互い様に からみを解いてゆく

良かれと想う心を ただ刹那に沁み込ませたい

良かれと想う その心だけ 受け取れる温かみを
 自分の中で育てたい

全てのお互い様に より広く客観 ....
良かった恋なんてひとつもなかった
流行歌は嘘つきだ
恋を嫌いになるために
わたしはいままで恋をしてきた

会いたいひとがいない過去しか
持っていないことの貧しさは
愛を知らないままに置き ....
とうへんぼくが
ぼうっと立っている
とうへんぼくは
とうへんぼくなので
なにも考えていない
ぼうっと立っている間にも
鳥はさえずり
人ははたらき
とうへんぼくは
ぼ ....
走ろうかな なんて言われると
ハンドルを ギュッと握るシーンを 思い出す
これって きっと 条件反射

美女と…と 問われると
ななこちゃんが 浮かぶのと
きっと おんなじ

誰かは  ....
クィーンジェットブラック
痴女のフェティッシュ
底なしの異次元

神プレーAct.03
ビーナスプレーAct.02
複数の人間椅子で
窒息顔騎物神崇拝

黒玉后の怪奇な
通称ヘ ....
雷師が

 私の為に怒ってくれている

 私は無の病に煩悩を受け

 力を失くした

 雷師

 雷師が

 私の為に怒ってくれている

 表現に 渦 包まる

  ....
牢獄が私の家だった
手枷をジャラジャラと鳴らし
監守の持ってくるまずいパンと汁を待つのみの
私はそんな女だった

ある日
男が来た
男は理解できない言葉を
とても丁寧に話 ....
橙色の灯篭が夜に映っている
黒々としてたゆたう海は
一片の月を飲み込んではまた
何も無かったように眠る
空を見上げてみれば
食べ残された三日月が
安堵のような哀愁のような
情をたたえ、浮 ....
街中で知らない人と沢山すれちがう

わさわさ人

つつつ つつつ
つつつ つつつ

つらなる人と私

駅につきすれちがう視線

電車に乗り窓の外を眺めていると

つつつ つつ ....
そのくちびるが
どんな形で動いていくのか
最後まで見届ける勇気が、ない

今にも飛び出しそうな心臓
耳をすまさなくても聞こえる
生きている証

あたしの左肩は
心地良く鉛を背負う
 ....
末期の日まで
夢を見よう
永遠につづく
時空を想って

末期の日まで
考えよう
次なる世への
不安と幻想

来し方行く末
めぐる世もまた
生死あり

末の世ひと夜
め ....
壊れた蛙になって 何時までも 浮遊する
ぷかぷかと 葉巻を流れた煙の先に
紫の 十字路

オレンジは 爽やかな季節の 代名詞だから
今は 要らないと言ったのに
まあまあ 夜なんだから  ....
にっこり笑う
目じりと頬のしわ ふけた
働きものの手指はかわりなく ただいまといって

にっこり笑う 目が やっぱりビー玉みたいにすこしひかっていた
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
病みを癒やして- シホ.N自由詩312-9-7
とうめいな猫- 草野春心自由詩712-9-6
屈折点- 梅昆布茶自由詩1612-9-6
フォトグラフ- 藤鈴呼自由詩4*12-9-6
カモミールティーの底- 朝焼彩茜 ...自由詩1012-9-6
保存- 田園自由詩5*12-9-6
君の事が好きなんだ- 田園自由詩112-9-6
夏ーエスキース- ……とあ ...自由詩8*12-9-6
遠く離れてそばにいて- はなもと ...自由詩312-9-6
星という海星- そらの珊 ...自由詩1512-9-6
高円寺で亀を買った- 馬野ミキ自由詩512-9-6
ぽわん_- 藤鈴呼自由詩4*12-9-5
ろまんちすと- ただのみ ...自由詩16*12-9-5
空気人形- 三奈自由詩16*12-9-5
夏の思い出- 橘あまね自由詩712-9-5
#poem24_世界の終り- 北大路京 ...自由詩14*12-9-5
子供- 佐藤伊織自由詩212-9-5
ありがた迷惑を受け取る- 朝焼彩茜 ...自由詩112-9-5
の果てに- もっぷ自由詩512-9-5
とうへんぼく- 田園自由詩10*12-9-5
梅酒杯- 藤鈴呼自由詩4*12-9-4
クィーンジェットブラック- 和田カマ ...自由詩1*12-9-4
雷師への恩文- 朝焼彩茜 ...自由詩212-9-4
牢獄の女- 田園自由詩512-9-4
コンビナートと海と月- なきり自由詩412-9-4
かずのこ- 灰泥軽茶自由詩8*12-9-4
愛しいひとへ。- AquArium自由詩312-9-3
末法思想- シホ.N自由詩312-9-3
紫の_十字路- 藤鈴呼自由詩8*12-9-3
ビー玉- はるな自由詩212-9-3

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