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夏の終わり
夢の終わり

花火が散るのを見届けたら
一人誰かいなくなった

誰かわからないことで
傷ついて 穴が空く

今私に降りかかる
呪縛とか 幸せとか
全部 全部
 ....
木に止まる一羽の鳥 蝉の鳴き声にうんざりしている
巣では子供達が餌を待っている {ルビ蜥蜴=トカゲ}を狙ってるの
{ルビ叢=くさむら}には{ルビ飛蝗=バッタ}や蜥蜴が沢山いる
子供達の大好物 ....
ひかりや風に浮かんでいる

夏と秋とがまじったような雲

空が黄色い

力が入ってしまう

明日のことが忙しない

脳の膜みたいだ

デジタル、デジタル、繰り返す

遠い昔 ....
コトコト
電車
コトンコトン
電車
コットンコットン
電車

どこかで見たことのある
ごちゃまぜの車体

帰ってきたなあ
赤錆びた内なる世界から
私の退屈な半身が生命の扉を開けた。
今度は長旅になるらしい。
私は我が生命の光が再び灯るよう、半身に祈りを捧げ、見送った。
意気揚々と旅立つ若者に、私の心は鋭く反応 ....
オフィスラブも残業のうち薄いコーヒー2杯 ぼくらは言葉を繋げて
この暗い宇宙を何処まで渡って往けるだろう
一冊の詩集が時を越えることは
真空パックの棺が難破船のように
意識の浅瀬に漂着し鮮やかに燃え上ることだ
死んだ詩人についての{ ....
水はある
でも流れはない

花は咲く
でも土はない

枯葉はある
でも樹々はない

鳥は飛ぶ
でも空はない

音はある
でも音楽はない

陽は昇る
でも朝はない

 ....
徐々に陽は落ちて
夜の深まりが濃くなる

休日は何もかもがゆっくり
夜の深まりもゆっくり
穏やかな心の波を感じる

楽しみもゆっくり
食事もゆっくり
自分のタイミングでいい

昼 ....
住宅街の軒に
寒椿の気配がする
終わりを告げる百日紅
色を変える準備を
始める銀杏
キョウチクトウは空高く  ....
上手くなりたい
何で出来ない
思うようにいかない

毎日毎日毎日

憧れる
こうなりたい
限界だらけ

それでも毎日
閉じられた扉は
開かれることはないが
閉じた隙間から
射し込む光を頼りに
社会をみている。
薬物に手を染めたミュージシャンや、
同級生を殺めた女子高生や
ありもしない奇 ....
街の中で
あなたに呼び止められた気がして

街の中で
あなたの服の匂いがした気がして

街の中で
あなたに会いたい気がして


ふりかえって

何もない道
何も聞こえない
 ....
           140912


先生! 謝罪公告読みましたかの声に
こっそり安堵の息を漏らすハラスメント
今日も、
改竄された記録を書き写す児童たちは
退屈して鉛筆を嘗め回し ....
衝動的かつ冷静さは皆無
迷うではなく凶暴
未来の為ではなく今の欲

それが私だと村長は言った
「皆からは素晴らしいと言われる」
心から残念そうに呟いた

少女には意味が分からなかった
 ....
喜びはほんの数秒で消え去っていくのに
悩みは何時間でも付き纏う
ビルの屋上から飛び降りてしまおうかしら?
女の背後にその女の声が聞こえる
自分の声なんて いつも自分から聞こえてくる気がしないの ....
秋が来ていた

遠い遠いところから
この家のどこからか

そっと耳を澄ますと
秋がわたしを呼んでいた

遠い遠いところから
あの日と同じ声がした

呼ばれるままに
仏間の襖 ....
心地よい会話
こぎみよいテンポ
落ち着く距離感
すべてが大切に思える
触れたいと思う

だから、このまま
どうか、このまま
見上げると、木漏れ日は白く
辺りの緑を淡く包んでいる。
優しい。
ただひたすらの優しさが僕を愛撫する。

沈黙する森の中でころころと流れる風。
郭公の呼び声も既に久しく、ひぐらしさえも歌わ ....
レベル7になりました/惑星報道をお伝えします/詩人を乗せたタイムマシン11号は地球から十一億光年の地点を通過しています/孤独に浸るにはあと九億光年ほどお待ちください/続報です/タイムマシン11号は旺盛 .... 抱かれた夜から違う足音 想像のいたらなさに潜む無知は
残酷な悪
一生涯きえることのない
火傷の痕の様な哀しみ苦しみが
わたしをみないでと
泣きながら
わたしをちゃんと知ってと
泣いている
想像のいたらなさに潜 ....
書きおえてはじめて
それが詩だと気づくように
死んでしまってからやっと
恋だったとわかる
いつもおそくて
墓を掘るのも一人きり
でもいいや、
塩の塔はきれいで
鳴らせるのははみだし ....
いつのまに窓があいたのだろう
生きものみたいに絡まった衣服を
わたしのものと、
あなたのものに
分けるときにはじめて
からだが千切れるように感じました
なんなりと なんなりと
幌の中 豚小屋に 鬚の集まり
空間に 靄がモヤモヤと
薄い光 浮かぶ薄い感情

言葉では表現できないものを
言葉で表現する

団子 机 足跡 名前
叢 飛蝗  ....
灯りを消すと
窓辺に並んだ heinekenに


欠けるときに
分散された
逃げている
追いかけてくるものから
ひたすらに逃げる夢

スローモーションで
お決まりのように
足が重くて
だるくて
走れないのに
すぐそこにまで
迫りくるものから
逃げている
 ....
どんなにおそろしいか
どんなにふあんか
まくらやみのなかで
ふみだす そのいっぽ

声をかけられなかった
ずっと昔
学校帰りの交差点で
その人は白杖を持って
信号待ちをしていた
声 ....
もし私が
あなたの目の前に
立っていいとしたら

もし私が
あなたの目の前で
MG69を持っているとしたら

もし私が
Aメジャーセブンのコードだけじゃなくて
他のコードも出来 ....
その箱はスケルトンの灰色で 

どこにも蓋がみつからなかった

サイコロを転がすように その六面体の

一面ずつに番号をふって 開けようとしたが

開けられるような 切れ目がどもにもな ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14694)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
残暑- 瑞海自由詩7*14-9-14
鳥のひと休み- 陽向自由詩10*14-9-14
秋空の悲喜- 吉岡ペペ ...自由詩414-9-14
コトコト電車- 中原純乃自由詩7*14-9-14
親愛なる詩人達へ- ヒヤシン ...自由詩11*14-9-14
オフィスラブも残業のうち薄いコーヒー2杯- 北大路京 ...自由詩614-9-14
残らない詩のために- ただのみ ...自由詩30+*14-9-13
業(KARUMA)- HAL自由詩8*14-9-13
夜の深まり- 夏川ゆう自由詩114-9-13
寒椿- あおい満 ...自由詩414-9-13
練習- 中原純乃自由詩4*14-9-13
- あおい満 ...自由詩314-9-13
過去- 瑞海自由詩4*14-9-13
PLANET_NEWS_LEVEL_7- あおば自由詩5*14-9-12
村長と少女- 陽向自由詩5*14-9-12
幻影- 陽向自由詩5*14-9-12
- chiharu自由詩15*14-9-12
相性- 中原純乃自由詩2*14-9-12
郷里の秋- ヒヤシン ...自由詩12*14-9-12
PLANET_NEWS_LEVEL_7/即興ゴルコンダ(仮) ...- こうだた ...自由詩7*14-9-12
抱かれた夜から違う足音- 北大路京 ...自由詩414-9-12
残酷な悪- 川瀬杏香自由詩9*14-9-11
塩の塔- はるな自由詩514-9-11
生きもの- はるな自由詩914-9-11
たどたどしく_なんなりと_僕- 陽向自由詩5*14-9-11
P2P- mizunomadoka自由詩314-9-11
逃げる- Lucy自由詩19+*14-9-11
白杖の人- そらの珊 ...自由詩22*14-9-11
スポットライト- 瑞海自由詩3*14-9-11
空っぽの_月- 西日 茜自由詩5*14-9-10

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