すべてのおすすめ
芸術として発表する排泄物は
あなたを貫通するための
最も大きな低い詩だろう
修練の場所なので
対話無用で無作法な
厳しい力を必要とする
これらの顕著な工場は
文学の不正確な生成で
不正 ....
さよなら
と言いながらつむじ風
くるりと巻いて
さよなら
ともう一度

こんにちは
とは言わないで
何度も
何度も
さよなら

止まらない銀河鉄道
開かない窓からアンドロ ....
季節が
ずい分かわってしまって
空はかなしい

部屋のなかには
あなたにあげられなかったものばかり
散らばって

真ん中に
あなたのかたちの不在がのこる

扉のむこうはひかっ ....
今年も行った サーモンデー・フェスティバル
鮭が地元の川に戻ってきたことを祝う
アメリカ・ワシントン州イサクアという町で
毎年行われているフェスティバル

お祭りといっても
焼きそばやお好 ....
春に生まれた掌が
今 燃えている
血管に赤い血をめぐらせて

秋の沸点はとても低い

燃え尽きたあと
何もつかめないまま
地に落ちる たったひとつの
例外もなく
執着もなく
燃え ....
                  121109



見かけない顔ねと
とりあえず声を掛けられたのですが・・、
触るやいなや鳳仙花のように種が弾けて飛んで行ってしまうのではないかとその目 ....
見上げると木の葉はもう染まっている

風もずいぶんと冷たい

そうして

風で葉が落ちているのを

何も考えずに眺めていると

いつのまにか私が大切にしてきたことも

こうして ....
いっぱい有りすぎて涙も出ないのさ
彼女に子供ができてでも僕に仕事が無いこと
あるいは仕事はあってもやつらとうまくやれないこと

詩の題材ならいいが現実は
どこにでも有る歌の通りだ

ぼく ....
指でなぞっていた路線図を
足で確かめるようになる、大人への階段

「いけぶくろ、おおつか、すがも、こまごめ、たばた、にしにっぽり、にっぽり、えーっと、うぐいすだに、うえの、おかちまち、あきはばら ....
息をむりやりとめてみたら
あばれるんだ
なかにだれかいるの
なかにだれかいるの
僕はおさえつけようとした
だけど
ものすごい力
ものすごい力
ものすごい力
だれ?
だれなの?
 ....
古い城の上の雲が白い
ショッパイ泪が落ちて
一番めの雪を溶かした
人生を賭けた想いは
浅薄に受け流された
誘ったら来てくれたのに
僕を好きじゃないなんて
もうわからないよ
やるせないこ ....
美しさがある見えない糸の整列にあるなら
その糸の端っこをちょっと引っ張ってみたい

その僅かなゆるみが美しさを引き立てるのだろうか

謎解きが残された人生が美しいように
言い切らない余韻も ....
海に心を映してみれば
おんなじだよと
波がいう
満ち足りぬ
満ち足りる
くりかえす 
やさしい
さざ波
きみのことばは

秋の冷たい雨のようだね

仄かな愛の燃えかすを

ひとつ ひとつ 丁寧に

つまむように消して行く

夏の陽射しに彩られた

一輪の記憶が今しがた

明け ....
目が合ったのさ
葉っぱの ちゃんちゃんこを着て
寒いのが来るぞって わいわい ざわざわ言わせながら 走って来たんだ

でも 目の前で一人が つまずいて

だから 分かったんだよ 赤いちゃ ....
打たれた海岸の松並木のために
時代遅れの絵が集められて
豆粒がウジャウジャしだした
それらは沿岸流系の空から降り
海の静かさを傍観するものだった

激浪によって説得力のある
すべての期待 ....
肌寒い夜

「此処は何処?」

手を伸ばしてみても闇
目を凝らしてみても闇

ひとり
取り残された僕に
星たちは微笑んではくれないらしい

視界がぼやける
それが涙のせいだなん ....
消えた家族のその後は誰も知らない
あのあたりの地主だったという 長男が
次々とこさえた借金を返済するために
土地を売り飛ばし とうとう最後は自宅まで
手放したらしい

跡地にはマンションが ....
さしだされた 日差しに
両手を広げ 
思い出を 手放す

記憶にない私の産着
世紀を飛び越えて 目の前にある紋付袴
晒された金襴の帯 鯨尺の和裁版 
沈没しても浮上する船箪笥 ....
家にどうしてもチューニングのあわないギターがあって
まあ中古のフェンダーステージキャスターというやつのアンプ内臓ミニギター

先輩のショーさんにきいたら直すとけっこうかかるんじゃないって答え
 ....
同じ言葉でも

私が放つ言葉と

あなたが放つ言葉は違う

私が放つ言葉でも

時と場所でとても違う

しかし言葉は私に

それぞれ違う形や色を見せながら

少しずつゆっく ....
夜の星は
雨に溶けて
始発の電車の
窓に降っている

五時七分の
まだ暗い街の
微かなネオンが
無数の煌めきを
そこに貼り付けてる

誰の顔も見れない
こんな街に一人
雨に降 ....
沈黙の夜に雨降りて
火照るからだを晒そうと
愛してるとは口が裂けても
言えませぬ
スライスチーズを1がじがじ
 ねこちゃんみたいなお耳になった

上からもいちど1がじがじ
 Tシャツの襟くびみたいになった

両はじおのおの1がじがじ
 ヨセミテのお山みたいの2個できた ....
街で


首を竦めてぼくはひとり歩いていたのですが。
日暮れ色で賑わう通りでは
うっかりしていると
さっさと擦れ違ってしまいます
だぶだぶな外套(オーバー)に身をつつみ
壁のような背中 ....
淋しい夜明けに
小鳥も来ない
一人の夜明けは
風すら逃げる

しーんと鳴ってる
首都高だけが
静かに冷たく
朝、告げる

荒川横の
ちいさな町の
ちいさなビルに
一人は生きて ....
見た感じが やわらかい 風船石
風船なのに 石 
だからかな

ぷ〜ん と 遠くに 
飛んで 行って しまうの

捕まえたくて 追いかけるのに
船は風の波に揺られて ふわふわり
プー ....
青空いっぱいのクレパス
小脇にかかえて師匠が走る
予定より少し早い
このあがないきれない月をどこにやればいいんだ
くもは
水気をおびてたくましくくもは
ひろがった気圧のすきまからいっせいに ....
一つ数えて 春を越え
二つ数えて 夏を越え
三つ数えて 秋を越え
四つ数えて 冬を越え

五つ数えて
軽く握る拳で
ポンと胸を叩く

吐き出した想いが
突如 目の前に現れる
誰に ....
古代希臘および羅馬
文学は技芸の他にも
開発途上人同志の
仲介のバルブであり
メインの
造兵工場でもあった

性別は男女
肉体は強弱
健全に病む
そして切断する
理由に飢えた目を ....
殿上 童さんの自由詩おすすめリスト(14758)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
最も大きな低い詩- 和田カマ ...自由詩2*12-11-9
さよなら- 乱太郎自由詩25*12-11-9
不在- はるな自由詩712-11-9
サーモンデー・フェスティバル- 夏美かを ...自由詩13*12-11-9
- そらの珊 ...自由詩23*12-11-9
とりあえず- あおば自由詩7*12-11-9
秋の飛翔- 灰泥軽茶自由詩15*12-11-9
上手くいかないこと- 梅昆布茶自由詩1612-11-9
大人の条件- 中川達矢自由詩512-11-8
れんぞくする- 美砂自由詩5*12-11-8
リードパイプホテル- 和田カマ ...自由詩1*12-11-8
見分けるちから- 梅昆布茶自由詩2312-11-8
さざ波- そらの珊 ...自由詩1912-11-8
冷たい雨- ただのみ ...自由詩22*12-11-8
ちゃんちゃんこ- ぎへいじ自由詩10*12-11-7
シャッタード- 和田カマ ...自由詩1*12-11-7
迷子と- 柊 蒼衣自由詩312-11-7
消息- そらの珊 ...自由詩1212-11-7
光る陰- るるりら自由詩18*12-11-7
はずれた音- 梅昆布茶自由詩16*12-11-7
言葉を放つ- 灰泥軽茶自由詩7*12-11-7
さようならブルースマン- うみこ自由詩5*12-11-7
しめやかなるもの- 石田とわ自由詩2*12-11-7
夜中にお腹が空いた時- salco自由詩4*12-11-6
秋を見つめてみませんか_三篇_(想起させるものに、忠実に)- 乾 加津 ...自由詩18*12-11-6
町の、一人- もっぷ自由詩412-11-6
風船石- 藤鈴呼自由詩4*12-11-6
まぜるな危険- メチター ...自由詩4*12-11-6
ワガママな季節- subaru★自由詩16*12-11-6
テセリ_テセリ- 和田カマ ...自由詩1*12-11-6

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492