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イメージとしての我々は

今、貨幣以上の

激しいインフレを示しているように思われる

我々が掲げる幸福のイメージは高く、それ故に

我々は常に激しい飢渇感に襲われている


広 ....
発狂した人々は

いつも正義面するものだ

自分の中に悪を感じていない者は

たやすく「正義」という名の悪に

落ち込んでしまう

見よ、彼らの陽気な事

彼らの浮かれた、はし ....
 「文学者たる事の困難には依然として何も変わりはないが、文学志望者たる困難は全く無くなったと言っていい。」(小林秀雄 『言語の問題』)


 ちょっと気になってたので調べたのだが、群像の新人賞の ....
 通俗的な作品というのは、これまでもヒットしてきたし、これからもヒットし続けるだろう。シェイクスピアにも通俗的な要素はあるが、しかしシェイクスピアの作品はただの通俗的な作品とは違う。

 物語性、 ....
例えば、風の向こう

丘の向こうに

何かがあると考えてみる



幸福というのはいつも

何かの向こう側にあって そして

不幸はいつもこちらがわにある


 ....
トリグラフ、とかそんなカタカナ語

あるいはポストモダンを越える

ドゥルーズ的現象

全ては「差異」であり、だからーーー

「差異化」という現象は地球を覆う

でも、僕はふいにフ ....
 芸術というものにはある種の断層のようなものがある。そう思うのは、ミシェル・フーコーの『言葉と物』を僕が読んだからではなく、小説を読んでいて、そう感じる所があるからだ。

 ....
人から愛されたいと思うと

愛される為に演技をする事になる

そして、この演技に疲れて、仮面を取り外してしまうと

この人間はすぐに世界から嫌われ、孤独になってしまう

… ....
 哲学者や芸術家の方面へと向かう人はどちらかというと暗い人、無口な人、ネガティブな感じの人が多いのではないかと思う。これは一般的にそう思われている事であり、僕もこの事については一般的にそう ....   
 現代人が陥っている状況を『可能性の地獄』という概念で説明してみたい。これは僕が作った概念で、誰かのものを盗んだ覚えはないのだが、似たような事を言っている人はおそらく他にもいるだろう。まあ、と ....
かつて語る事ができた人間は唯一人だった。それは『私』という名で呼ばれた。そしてこの『私』が消え去った後、『君』や『あなた』が現れた。こうして人はいなくなった。

今、この世界で新たな語り部が現れる ....
 

 小説というのは科学の一種ではないか、という事を以前に書いた。今、もう少しその事を詳しく説明しておきたい。


 小説というのが科学の一種というのは、別にふざけて言っているわけでは ....
 この本を読み終わった人間は必ずや、辛い苦い思いを味わう事だろう。作者のミシェルウェルベックは、まるで、現実の僕達の醜い部分を僕達に無理やり見せようとしているかのようだ。僕達はこの書物を読んだら、沈黙 ....                             ※                    
 

『六月一日に桐野龍一氏が小説「神切り歩き」で芥川賞を受賞し、七日に受賞会見が ....
世界が美しい花のように開く時

人々は皆沈黙している

言葉がそれを讃え 音楽がそれを表す時

人の耳と目は沈黙している

君は

空が降ってきたかのように

目と耳を塞ぎ ....
 詩とは何だろうか?詩の意義とは何だろうか?その意味とは?・・・・こんな朝日新聞の三面辺りに載っていそうな議題を打ち出してきたのは、この問いに答えるためではない。この問いを破壊するためである。詩人は、 ....
アラガイsさんのyamadahifumiさんおすすめリスト(16)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
草鞋を履いて- yamadahifumi自由詩214-7-20
服と裸- yamadahifumi自由詩314-7-12
小説における文体の問題- yamadahifumi散文(批評 ...314-7-6
物語に深みを出すには- yamadahifumi散文(批評 ...214-7-6
スニーカー- yamadahifumi自由詩1*14-7-4
ディオと承太郎- yamadahifumi自由詩114-7-1
サリンジャーとドストエフスキー___(現代小説と近代小説の断 ...- yamadahifumi散文(批評 ...414-6-26
素顔を人に- yamadahifumi自由詩3+*14-6-26
_哲学者、芸術家の世界を変える方法について- yamadahifumi散文(批評 ...214-6-14
可能性の地獄- yamadahifumi散文(批評 ...4*14-6-13
ーー私ーー- yamadahifumi自由詩3*14-6-11
人間の本質を露呈させるものとしての文学- yamadahifumi散文(批評 ...2*14-6-10
ミシェルウェルベック『素粒子』書評- yamadahifumi散文(批評 ...4*14-6-9
或る芥川賞作家の受賞会見- yamadahifumi散文(批評 ...114-6-4
一艘の船- yamadahifumi自由詩412-2-21
定義を破るーーー詩についてーーー- yamadahifumi散文(批評 ...111-12-5

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