黒髪ボブに茶色いメガネな顔色悪いな文学三十路
（ルビ：ぶんがくしょうじょ）をこうだと決まれ
ば突っ走るしる二十歳に二年たりない歳からフラ
フラっとな根無し草くさ知りたいなってな一冊の
詩集が私の手元に届くまでって道草食っては書店
員からの雑誌編集からのデザイナー見習いなんて
な装幀外ですキャパオーバーですオーバーヒート
な十年を経て再起動した去年の春の身の丈知らず
者を略してたけみは齧りつきますスマホの画面に
改めましてこんにちは。