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再び
二つに裂かれた心を癒すのは
まぼろしでないよ
嘆くでないさ
僕たちが置かれたこの場所は
再び再生するに適している
遠い宇宙は頭の上
叫び声は腹の中
足の下には冷えた墓
....
私が好きなのはネギだけじゃないんだよ
ごぼうもレンコンもあなたも好き
桜散るプラットフォームで野菜売る仕事してるの
もう二度と会えなくなっても電車でつながってるわ
あなたと別れたそ ....
もう乳に触りたい以外夢もなし
部屋の隅に座り外を見やる
網戸に絡まる虫の群れ
諸行無常の響きあり
もう乳に触りたい以外夢もなし
osarusandes編集
cold milk
間違いのない歌を
歌うには
冷たい朝
牛乳を飲まなければ
屈伸をしなければならない
牧草
茅葺き屋根の家の前で
わたしは上半身 ....
握るとあたたかい
いとしめやかな香りです
風の音のほか何もしない
草原を共に歩いていました
褐色の山々に向かい
下手な口笛を吹きました
あな、やわらかい、ふにゃふにゃして ....
ペンギンが氷の上歩いてる
フラフープを彼らに入れるゲーム
輪投げみたいにね
ピノ子と戦ったよ
おれ筋力あるから
楽勝だと思って
適当に投げたよ
傲慢だったね
ピノ子真剣だったか ....
『豆乳いろ』
� はじまり(道)
一月の晴れた朝
来なければよかったなあ
凍りついた道に蒸気
植物みたいな街灯がにょきにょき連なって
私、しゃがんだりたったりし ....
今帰るところは
草の無いつるつるの舗道
重たい足を止め
空を見上げ
何も降りて来ず
涙も落ちぬ
アヒルが歩いておる
背に乗りたいが許されぬ
わし、金がない
命も弱い
はげ頭
でも ....
空中に飛散した
刃物をかき集め
二の腕の動脈にぶら下げました
ノイズが溢れ
小鳥たちが騒(そう)
友だちは今どこにいるのか
居たらそれは石像か菖蒲の葉
小石を蹴る子供のランドセルに
....
いい香りのするパンダに乗って
街を闊歩
驚くよね
もうおっさんなんだから
でも、ほら花屋の前に佇んでいる君だって
後ろに乗っったっていいんだよ
雨上がりの路上は、いくらふさふさの足と言 ....
天然酵母は妊婦ですか?
いいえ、それは「頑張り」です。
皆勤賞はトマホークですか?
はい、元気です
首の皮つなげたまま前回り、空が反転した時僕は
まだ生きていることを確認し、懇切丁寧 ....
食べ物をあてがわれ、私は幸福だった
六畳のフローリングに頬をつけ、わたしはしあわせ
粉末状の光が降り注ぎ、わたしの家もろとも午後2時の町を覆った
その中には学校があり郵便局があり、路地で玉遊 ....
朽ち果てた体と心をもち
屈伸運動を続けています
今からいくのです
わたしは裸で川を渡り
いくつもの手にそれを触らせ
堪えきれぬ恐怖を感じつつも
一歩一歩地に沈んでゆくのが ....
左にある物体を右にする動作を繰り返していました
それくらい自分はパンダみたいな生物でしたね
雲が右から左へ流れ
私を通過する際のみ雨をしたたらせました
二葉が滴を反射しとてもきれいでした
....
自分をくそ人間だと思う人格で生きてます
今日蟹屋に初めて出勤しました
店の外の水槽、ここから蟹を取り出し
捌くわけですが新人なんでそんなことさせちゃもらえません
水槽磨きです。手ぬぐいを水道水 ....
ふくらむ風船を地上に繋ぎとめる碇が
今すぐそこにあります
私を複数の内の一人として再定義します
グリーンピースをいくらかポケットに入れておいたので万が一何かおきても大丈夫でしょ ....
北大路京介さんのまきしむさんおすすめリスト
(16)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
再び
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まきしむ
自由詩
4
14-6-16
野菜ミク
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まきしむ
自由詩
3
14-1-1
もう乳に触りたい以外夢もなし
-
まきしむ
自由詩
4
13-6-9
冷たい牛乳
-
まきしむ
自由詩
4
13-4-20
羊の手
-
まきしむ
自由詩
4
13-2-1
俺とピノ子
-
まきしむ
自由詩
3
13-1-19
豆乳いろ
-
まきしむ
自由詩
3*
13-1-19
行こうぜ
-
まきしむ
自由詩
2
13-1-15
月曜の朝
-
まきしむ
自由詩
1
12-12-18
いい香りのするパンダ
-
まきしむ
自由詩
5*
12-12-13
バイト、決まる
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まきしむ
自由詩
6*
12-12-8
平和台マンション
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まきしむ
自由詩
6*
12-11-25
行ってきます
-
まきしむ
自由詩
7*
12-7-4
パンダ動物園
-
まきしむ
自由詩
7*
12-6-20
蟹屋の丁稚
-
まきしむ
自由詩
6*
12-6-11
グリーンピース
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まきしむ
自由詩
4*
12-6-9
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