鼾がやたら五月蠅くて
ふと目が覚めたが、
身体はまだ眠っていた
どうやら幽体離脱したようだ
真夜中の瓦屋根はよく冷えていた

窓から自分の鼾が聞こえる
空をボクの同類たちが飛んでいた
 ....
コーヒーを飲み、

わたしは死んだよ。

死んだのだから、そっとしておいて。
何を話しかけるんだ、
何を!

あなたはわたしの何すらわかっていないというのに。

わたしはわたしの何 ....
さあさ五月の雨に
濡れる青葉
雨上がり
いのちの深さを
むねいっぱいすいこむ



明日は明日の風が吹かあ
というのが
祖母の
口グセだったのだ
そよ風が輝く
歩いて、北へ
指ぜんぶ開いて 靴と歌おう
古い道 塗り替えられもせず
重ねられた ペンキ文字なぞるように

歩いて、北へ
ひと足ごとに 風向きが変わる
風は現われ 時々 私を透明にする
 ....
小鬼の私は
バカなことも言うけれど、
銀河の岸で
青い小花を摘んでいます
あなたのために
め、めず、ら、しく、

朝、早、く、は、やく、

目、目が、覚め、ま、した、そ、それ

、で、港、に、まで、出て、散、歩、する、こ、とに、

した、の、です、靄、が、かった、海 ....
 ラ・カンパネラを

 独特の旋律で聞かせてくれる

 演奏者が去り行きました

 太鼓を鳴らすように

 ドラムを叩きまわすように

 私には聞こえました

 演奏場で感 ....
キライな歌と顔触れで始まった
とはいえ、パーティーは壊したくない
素顔を知らない女たちが夜を飾る
紫煙に包まれた部屋が踊り、
沢山のシャンパングラスを揺らした

大理石の床に、笑い声が零れ ....
傘を持たない私たち
雨の止み間に家を出て
降られぬうちに用事を済ませ
日暮れの前に横になる

電気はとうに届いておらず
夕闇のなか汲み置きの
水で身体を清めても
日々の不安は拭えない
 ....
公園や身の回り、山に
紫色の藤の花が咲く

意識しなければ
綺麗な花が咲いていても
気づきもしない

藤の花の飾らない美しさ
初夏の中で存在感を示す

人々の笑顔が
紫がかって見 ....
こころが苦しむということは
本当は
生きたいのである

味わいながら静かに
悲しい
というのが
悲しい
でも
そよ風は美しく光り



私が信じる
その存在や物事を
思うと
よしと
思える
どの道
絶対
叶う
約束を
こころまちにしている



新々・五行歌五則には
「内容などには制約をもうけない」
とある。しかし倫理を
無視出来ない人も居る
だろう。でも私は言 ....
二重焼き三十年は食べてない鯛焼きは日本中泳いでる

駄菓子屋の昔からある人気菓子小さな会社夫婦二人だけ

パンクした自転車直すお爺さん声かけながら手際よく直す

散歩道今の気分は上々だ見る ....
当然のことながら、言葉は、場所を換えるだけで、異なる意味を持つ。筆者の詩句を引用する。


ひとりがぼくを孤独にするのか、
ひとりが孤独をぼくにするのか、
孤独がぼくをひとりにするのか、
 ....
本当に
何が
大切なのか
私にとっての命とは
魂 か



大切な存在は
色々と
在る
いつも
ありがとうさま



盆栽のドングリが
光合成をしている
きみな ....
言いたいことも
言えない
世の中はおかしいよね
でもそれがルールだろう
おかしいのが普通ですね



マスゴミ未満は
大が
無限に付く位
大嫌いだ。
私は自分勝手でごめんなさ ....
 二両電車のシートから
 真向かう窓 で
 連なる民家の軒と緑の蔭

 物皆の息吹き
 重々しくもあり
 閑かなる虚しさに堕ち行く
 薄暮のとき

 欠伸を殺し盗み見る
 斜め向か ....
1平米714万円付近の幹線道路を
100万円から2千万円がスムーズに流れる、
たまに赤い3億円が走ったりもした
君は頭から足の爪先までが7万円だった

下着はたぶん8千円くらいと思う
カフ ....
身の回りには
癒やしがいっぱいある
それを探すのは楽しい

家の中でゆっくり過ごすのも
音楽を聴くのも癒やし

好きな場所を歩く
自然の多い場所を好む
自然体になれる

どの道を ....
まあるい命たちが
ぽんぽんぽんと
軽やかに跳ねるように駆ける
陽だまりのなかで

艶々とした瞳
揉み合って取っ組み合って
じたばたとひっくり返る
小さな手足を伸ばして

ころんと横 ....
伊藤さんからお手紙が来た
「二次審査通過のお知らせ」在中
あらま、ご丁寧にありがとうございます

ことしは二回目の応募だった
二月に六句書いてネットで投稿した
昨年は一九〇万句余りの応募が ....
これも運命 天の自由だ
と思うことにより
世界は自然であると
この目に映る
影は光あっての影
いつもある世界の終わり
肩をぴたりと付けながら
ひたり、


湿り気帯びた皮膚で囀る

また 今日も一つの世界が終わった
また 今日も一つの再生が始まった

日の入りと日の出のそ ....
花吹雪よ
鎮守様おそうじを
人は見ていないけど
神さんたちは見ているし
私自身も見ているよ
自己探求と
実践などの
旅は
続く
生(せい)ある限り
雨ばかり続いて気分は憂鬱気分を変えて小説を読む

山登り突如大雨降り出した登り始めて十分後のこと

海岸の側走りゆくローカル線人気の路線お洒落に見える

酒ばかり飲んで会話に入らない一言二 ....
意味を忌みimitation
忌々しい今のimagination
今際の際まで
   極まるまで
   燦くまで
命は命に
支えられているし
命は命を
支えている
私の命も



命尽きるのは
自然なこと
故に
命を大事にしたいな
あなたを思えば



人には自恃(じじ)があれ ....
闇の中に
星々の光
あふれる
ありがとう
悲しみを越えて



感じていた
いのちは
遠くなり、
あたらしいいのちを
生みたいな



詩とは
私にとって
死を ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7680)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
真夜中の丸太切り- atsuchan69自由詩7*24-5-10
無題- おぼろん自由詩5*24-5-10
※五行歌_二首「明日は明日の風が吹かあ」- こしごえ自由詩4*24-5-9
北へ・・・- soft_machine自由詩824-5-8
※五行歌「銀河の岸で_青い小花を摘んでいます_あなたのために ...- こしごえ自由詩8*24-5-8
ヨナ、の手、首、- 田中宏輔自由詩8*24-5-6
旋律- 佐白光自由詩324-5-6
恋の始まり- atsuchan69自由詩7*24-5-5
明日のエレジー- ヒロセマ ...自由詩4*24-5-4
- 夏川ゆう自由詩324-5-3
※五行歌「本当は_生きたいのである」- こしごえ自由詩4*24-5-3
※五行歌_二首「でも_そよ風は美しく光り」- こしごえ自由詩5*24-5-2
※五行歌_五首「どの道」- こしごえ自由詩6*24-4-30
駄菓子屋- 夏川ゆう短歌324-4-29
Your_Song。- 田中宏輔自由詩9*24-4-29
※五行歌_六首「本当に_何が_大切なのか」- こしごえ自由詩5*24-4-28
※五行歌「私は自分勝手でごめんなさい」- こしごえ自由詩5*24-4-27
車窓- リリー自由詩9*24-4-27
2024年6月_Osaka- atsuchan69自由詩11*24-4-27
癒やし探し- 夏川ゆう自由詩424-4-26
すこやかに- ヒロセマ ...自由詩10*24-4-26
伊藤さん- たま自由詩324-4-25
※五行歌「影は光あっての影」- こしごえ自由詩6*24-4-24
さいはてより_-1- ゆるこ自由詩224-4-24
※五行歌「花吹雪よ」- こしごえ自由詩3*24-4-23
※五行歌「自己探求と」- こしごえ自由詩5*24-4-22
山登り- 夏川ゆう短歌324-4-22
囈_言- 塔野夏子自由詩3*24-4-21
※五行歌_四首「私の気持だ」- こしごえ自由詩5*24-4-20
※五行歌_三首「悲しみを越えて」- こしごえ自由詩5*24-4-19

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