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中華そばが食べたい

鶏ガラスープにしょうゆ味
チャーシューは薄くてかためで一枚あれば上等
メンマはくたくたで噛むとじゅわっと濃い出汁
しゃきしゃきのネギが散らばっている

脂が透明　.... 今日もまた多くの感染者が出た
でもそれ以上にたくさんの
手を洗う人がいる
マスクをつける人がいる
人混みを避ける人がいる
報道はされない
数の把握もできない
ありがとう
きょうもまた無　.... 人のいないところを求めても
ひとりぼっちはさびしい
群れのはずれで草を食む
天の川のほとりでぽつり
輝く恒星の影にいる

自分では光れない
誰かの真似をしないと
なにもできない
誰か　.... 山道を行けばどうなることか
くまさんと出会うかもしれない
本物のくまさんは踊ってくれるだろうか
こんな私と頬寄せ合って

まだ慌てるような道ではない
一寸先は闇だけれど
恐れは影すら鬼に　.... ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで、束ねられた数枚の紙でしかないそれを僕に差し出すと、君は下を向いてコップについた水滴を指で撫ぜた。
何気なく開いたページには、立てこも　.... パイを投げる人たちはいつも画面越し
楽しそうに盛り上がり着地点としてパイを投げる
零れ落ちる皿 白い顔 気の抜けた効果音からCMへ

パイ投げ一筋30年
いろんなものにパイを投げてきた

　.... たのしみが待っているとわかっていても
踏み出していけない日がある
自分でもどうしてかわからない
陽気で華やかで美味しいものがあるのはわかっていても
足が向かない
敵意や悪意があるわけじゃ　.... 生きなければならない
しかしそれは義務ではない
1が限りなく並ぶ世界で
0に限りなく近い私は
生きていなければならない
それは誰のためでもない

生きていくことに意味があるとしたら
そ　.... 秋の夜長が静かにこちらへ歩を進めている
もう虫が鳴いている
昼間の入道雲が萎んでしまえば
いそいそと秋が町のあちらこちらに姿を見せる

ところがどうだろう
私はまだ秋の準備ができていない
　.... 宇宙へ打ち上がる星になりたい
ジェットエンジンなんていらない
魂を燃やして空へ
真っ直ぐに飛んでいく
塵ひとつ出さない


空を見ない人は気付きもしない
僕の旅立ち



｛引　....
鵜飼千代子さんの木屋 亞万さんおすすめリスト（10）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
中華そば- 木屋 亞 ...自由詩4*23-10-9
手を洗う人- 木屋 亞 ...自由詩1*21-8-28
corona- 木屋 亞 ...自由詩2*21-1-31
山道を行く- 木屋 亞 ...自由詩2*13-11-4
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで- 木屋 亞 ...自由詩10*12-11-23
あなたにパイを投げる人たち- 木屋 亞 ...自由詩3*12-10-21
Don't_Know_Why- 木屋 亞 ...自由詩2*12-9-16
生きる- 木屋 亞 ...自由詩2*10-11-23
夏なつかしく秋になく- 木屋 亞 ...自由詩4*10-9-2
星になること- 木屋 亞 ...自由詩8*10-6-8
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