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 木立からうまれた
 馬たちは渓谷の水を
 跳ねて
 氷の粒のような
 白い息を吐いていた
 
 やさしさからうぶ声を
 晩秋の空にあげた
 手のひらの沈黙を
 コートのポケ ....
きみの温もりは
手のひらやことばの
うちから途切れずに
あふれて

くちずさむことを
許されないうたになって
胸にすいこまれる

なんてうたえば
伝わるだろう

温もりのう ....
月が欠けたら
雲におおわれて
まっくろな魚で
どこまでも

うみとそらの
境いを
今夜はなにと
呼べばいい

詩がこぼれたら
昨日につかまれて
おんなじ夜明けを
どこまで ....
鵜飼千代子さんの古代 透さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
河の匂い- 古代 透自由詩4*12-12-12
ハミング・バード- 古代 透自由詩3*12-11-22
うみとそら- 古代 透自由詩6*12-10-26

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