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明日が待てない僕の足

進んで 進んで

掴んだのが君の腕だった

見つけた希望に

気付くことのできない鈍感さを

君は鼻で笑ったけれど

あの時の僕は

明日に執着して ....
物音がしない家
誰もが寝静まった時間
わたしだけが動き、音を鳴らす

見えない波紋がふわふわと広がって
音を響かせる

誰も起こさないように、静かに
そう気をつけていたって
キーボー ....
まだ空は暗い
誰もが待ち焦がれている
それは確かにそこに在る
星が見えれば上出来だよ
それ以上を求めちゃいけない
けれど誰も欲を抑え込めない

空が明るくなるあの瞬間を求めて
この暗が ....
透明に見える水が本当は青色だって知ってた?

真実を見抜くその瞳も
本当は透明なんかじゃないんだよね
わたしがその事に気付いた時
君は動揺を必死に隠そうとしていた
その瞳に色を宿して

 ....
わたしの影を踏んでゆく
数多の足 雑踏
ベタベタに汚れたわたしの
中をえぐる様だと
小さく笑った

まだ大丈夫だ
笑えているから
蕾は萎んではいない
希望とかそういうものじゃなく
 ....
音もなく
果実が枝から落ちた
アスファルトに広がる無残なそれらは
太陽のように輝いていた
あの果実とは思えない

これは大事件だ
心の中で大声を上げて
誰かを呼んでみた
寄ってくるの ....
かぶりつく真っ赤な果実
噛みついた真っ赤な嘘
美味しくなかった思い出は
まだ舌の上
わたしの影を踏んで笑っていた君は
今どこに居るのだろう
咀嚼しながら考える
どこかであの日と同じように ....
毎朝あなたに話しかける
独り言のように心の中で
わざわざ音にしなくても
あなたには届くでしょう
わたしの日々のアレコレ
小さな喜びを感じる日も
大きな悲しみを感じても
何一つ隠さずあなた ....
『何かが足りない』

探しても探しても
『何か』が分からなくて
満たされない心は
空っぽのはずなのに
わたしの身体は日に日に重くなる

どうしてだろう?
いつ落したのだろう?

 ....
自由に首をつられた貴女の
瞳の中でパーティーを
このリズムなら踊れるでしょう
手を取り合ってフロアの中心へ
ゆらゆら揺れる手足には
綺麗な宝石を飾りましょう
ネックレスをしていた場所には
 ....
ひだかたけしさんの卯月とわ子さんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明日へ向かう僕の昨日- 卯月とわ ...自由詩220-1-22
広がる波紋- 卯月とわ ...自由詩220-1-8
空白- 卯月とわ ...自由詩220-1-1
透明なアオイロ- 卯月とわ ...自由詩919-12-14
瞳に映る様なもの- 卯月とわ ...自由詩619-12-4
果実投身事件簿- 卯月とわ ...自由詩919-11-27
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空のあなたへ- 卯月とわ ...自由詩319-10-30
空っぽに飢える- 卯月とわ ...自由詩318-11-4
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