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立ち上がれない
骨が、肉体が、魂が、叫びを上げている
それでも騒めく木々は、やまない風は、
まだ立ち上がれとでも言うように
木の葉を揺らし、落ちた木の葉を
風は舞い上がらせて
この地 ....
鈍く 太く 深く
息苦しさを覚えてたあの瞬間(とき)も
探し出すのさえ面倒になってしまう所に
いってしまっていて記憶と共に遠ざかる
ほら まるで空高く昇る風船のように
....
瞼は重く 早々に
店じまいでもしてしまおうかと
言わんばかりの思考回路
タッチパネルの感度が落ちていく
人と機械の融合
ありえない話ではない今の時代
頭は重く ....
今日も雨だね、
そうだね、と返す
季節外れの雨好きよ、
君も物好きだね、
無名のコーヒー飲みながら
僕らの会話は続いていた
湿気と雨が纏わり付いて
苦手だった ....