楽しいこと は まわる(こと?)

まわる から たのしい?

わらって

だれでも いいから せなかに のせて

おなじ ばしょを 

おなじ りずむで

ぐるぐるまわる し ....
豊洲から有明へ
ゆりかもめ沿いに

豊洲駅を東へ歩く
すぐに現れるガス資料館を抜けると
広大な空き地が広がる

新開地とはこんな
空っぽの場所を指すのだろうか

遠景は遠すぎるが故 ....
夢とやら希望とやらがない場所に

袋に詰められ

ぽいっと投げ出されてしまったよ


夢とやら希望とやらを喰らって生き続けてきたからさ

飢え死にしろってことなのか

しかも袋詰 ....
陽射し浴び 小春日和と 喜んで 日陰に残る 雪は冷たく



暖かな 空気と陽射し 喜んで カラフルな布 風と戯れ
今日の鏡は
流体にちかいのです
あまりにたくさんの欲望を映し出し 
水銀の鏡面に、他人のわたし
髪を短くすぎるほどに切ってしまったまま
ばらばらになった抽象画の 
かけらが流線の色彩を ....
暗黒の空の下には灰白色の砂が硬く積もっていた
海底は果てしなく広がっている

僕の銀色の船は今、嵐の大洋に来ている

大小のクレーターは蟹の足跡やヤドカリの巣穴のようだ

この嵐の大洋は ....
            泣いてしまったから
            終電 途中下車したよね

            大切な人だから わたし
            あなた 無茶なんかしない
 ....
     その人を見て

     わたしはぼんやりほほえんでいた

     はじめて会ったような気がする

     だが、あたりまえにほほえんでいた

     「お迎えです ....
真っ赤な炎に焼かれて
小さな体がさらに小さく
ただの真っ白な骨になった

小さな 小さな
わずかばかりの骨を拾い上げる
小さくて真っ白な頭蓋骨

穏やかな日々が
一瞬の煌きのように脳 ....
白く霧がかる水面を
小船でゆっくりたゆたってゆく

しんと静かだけれど
怖くはない
うっとりするくらい、穏やかだ

オレンジ色の光は頭上
霧の中にぼんやり丸い

わたしは小船の縁に ....
重く雲のたれこめた山脈(やまなみ)
一様に霧が立ち籠め、雑多な植物が生い茂り
山脈を覆い隠しながら、絶壁の海岸まで続き
一様にそれらが続く島並(しまなみ)

青い島の中央 ぱっくりと開いた裂 ....
静かの海に来る前に、晴れの海に寄ったんだ
月の海、そうこの大きな穴ぼこ、クレーターは月の内部から湧き出してきた溶岩で覆われている
僕の銀色の船についている小さな窓からのぞいていると
ちょうど灰色 ....
お喋りふえる昼下がり
乳母車がやってきた
子鬼百匹のせてきて
笛太鼓が踊り狂う

電柱そばの主婦三人
近所の浮気を暴露した
音楽隊のエレキギター
 イクラデモ言エチャウワ
 私ノコト ....
小鳥が死んだ。
何の前ぶれも無く突然落ちていた。
鳥が死んだ事に驚いたが
それよりも自分の心が波打たない事に驚いた。
何の感情もわかない。
涙も出ない。

子供の頃から色々な生き物を飼っ ....
オリエンタレ・ベイスンから
いくつかの高地(テラ)と海(マーレ)を越え
ようやくこの海にたどり着く
小さな銀色の船を岸に寄せるけど
この岩だらけの灰色の海には水が一滴もない
すぐそばにアルタ ....
アミダクジ
選ばれちゃった貴方にね
地球バクハのスイッチを
無期限・無利息
見返りいらずで貸してあげよう

即座にスイッチ入れるも良
完全保存するのも良
売り払ってしまうも良
貴 ....
蒼々とした、その
果てしない眺めを

首を長くして
首を痛めても

濁りの混ざった瞳には
どれだけ経っても
待ち焦がれたものだろう

 息詰まる部屋では
 窓硝子は思ったより透明 ....
  辿り着かなければならないところがある
  険しい道だけど

  辿り着かなければならないところがある
  人を待たせている

  幾つもの岩山を登り
  幾つもの深い谷を渡って
  ....
ひかりとかげ
ひかりとか げ
ひかりと かげ
ひかれ 私は蜥蜴

ひかれ げげげ
ひかれ かげで
銀色の緑が 芽吹く  

しろい陶器のような世界
真綿にくるまれて ....
ニコライ堂の鐘楼に
大きな黒い月が重なって見える夜
空気は鋭角の厳しさをもって
僕を立ち位置から取り除こうと
鈍くて黒い月光りが刺す。

ニコライ堂の裏を降りて行く坂の途中で
首の長 ....
レッドウッドの梢のさき
木漏れ日は森閑のゆらめき

  私のなかで…落ちていきました

  小さな音がかえってきては、
  だからか、そこに声を聞いた気がしたのです
  のどの奥でわ ....
我らは数珠を繋ぐように
今日まで生き存えた
なぜならば我らはヤンバルに抱かれていた
ヤンバルクイナの啼く夜

我らの未来は
明るくはないが消えはしない
なぜならば我らはヤンバルに抱かれて ....
書き溜めた言葉の中に
幾つかの嘘が入り組めば
新しい事実だって生まれてしまう
 
世の中の営みから外れた
秘密基地は居心地が良すぎて
 
明日は今日の事
明日も今日の、と
それは私だ ....
本で窒息しそうな部屋に埋もれた
ハーレーダヴィッドソンなのね

あなたを深く抱きしめていると
吸収しやすいゼリーに溶かして
わたしの中に納めたくなる

それは所謂グレートマザーの ....
冬のあたたかな陽射しに気づいて
ふと顔をあげたとき
たまたま貴方と眼が合った
その時、貴方は何も言わなかったけれど
私にはすぐ貴方が言いたいことが分かった


私たちはひと言も言葉を ....
ちぇっ!

右肩に強い衝撃を感じたと思ったら
見知らぬ男のひとの舌打ちが耳奥にまで突き刺さる

ちぇって言われてもね

いつもと変わらぬおっちょこちょいだから
うっかり階段踏み外して捻 ....
心臓の音がすき。
けれど
心臓の音を聴くのはきらい。
脈を打つ音を聴くのもきらい。

ふとした瞬間に
その音が聴こえてきて
とても不安にある。

だって、止まってしまったのがわかって ....
どこにいる

なにしてる


知る由もなく
知る術もなく


でもいつか出会って恋をする


花も嵐も味方につけて


私はきっと

恋をする
 
夜明けのサンマルコに風が吹く
恋人達の残り香を拾い
集めながら朝を、呼び込んで
 
頬を掠める
微かな潮の交響
幾つか期待を散りばめて
 
 ときめく、
 アドリアの海
 
 ....
{引用=

海の
低く濡れた海の
あなたの声より低く濡れた海の
さよならなんて言い出したあなたの声より低く濡れた海の
掠れた海の波の
途方もないたくさんの囁きたちが
あした、砂浜に降っ ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
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