もがいて

苦しんで

傷つけて





希望なんてないのだろう?

この世がどんなに残酷か

知っているのだろう?


自分の無力さも

知っているのだろう? ....
全てを、そう

寂しさで塗り固めて


寂しさに囲まれて

生きていたら


いつかしか

寂しいなんて感情は

消えるのだろうか









ひ ....
図書館の本は
公務員みたいに黙って
読まれる、という役目を
少し怠そうに待っている

田舎の図書館は
どうも品揃えが悪くて
本にも覇気が無い

手に取ってみても
抵抗はしないけれど ....
たりないの

たりないのよ



ジグゾーパズルのどまんなか

ピースがひとつ

たりないの


とおい

とおい

むかしに

わすれてきてしまったかしら?
 ....
繋がりを持てたあの日から

喜びを分かち合えた事が嬉しくて

共に闘えたことが生きがいで

負けたりした日は

悔しさと悲しさが分かち合えて

それもまた嬉しかった

共に手を ....
何も起こらない夜に
君を家に送り届けた

何も起こらない夜に
何かを期待していた

何も起こらない夜に
一人舞い上がっていた

何も起こらない夜に
一人で落ち込んでいた

何も ....
ピアノのあしは楽器を支えているのか
それとも音楽を支えているのか
ギターをかき鳴らす仕草は
そのあしに似て、共鳴する独り言
マイクを持って空を指したとき
ひとはただのマイクスタンドでしか ....
運命は、残酷

尻尾を振って
愛想よく

できるだけ
愛想よく

しとしと、しとしと
降る雨は、降り止むことを知らなくて

小さな体は冷たくなった
故郷なんて、もう忘れた

 ....
舌先が絡める熱い銃口の鉄の苦みは血の味に似て


約束の指でいざなうライフリング自我突き破る濡れた弾丸


背徳を縛る鎖の錠を撃つ。ふたつの魂(たま)は逝く果てもなく
ライブの逢いは
さようなら

録画の愛に
こんにちは
食べても

食べても

満たされないの


溢れるくらいの

優しさも

もったいくらいの

気遣いも


まだ

まだ、まだ

まだ


足りないの
 ....
造られた仮面は

私の傍に転がっていて



「さぁ、お好きなのを選びなさい」と。



私は傍にある仮面を片っ端からかき集めて
全部ちょうだい、と言って笑ってみせた


 ....
美とは

美しいことは
それ一つだけで良い
比較すべきBやCはない 
鳩の雛は可愛い
それだけを思うがよい

風に揺らぐ灯芯のように
一つの愛
一つの美が
吹き消さることなく ....
さようならのかわりに
しあわせのかずを
かぞえてくださったなら
さいわいです

きおくのぺーじに
しおりていどに
はさんでくださればけっこうです

いつかなくしてしまっても
それは ....
少女は逃げてゆくので
その美しい足も
指先や
いじらしい思いも何もかもが
汚く映る
妄想

Wednesday, May 27, 2015

吐き気くらみの中
歩く白昼は腐れた匂い ....
オレは次の世は蝶に生まれたいな。
そうしたら、ずっとキミに唇に止まって、キミの蜜だけ吸って生きていくんだ。


その時は、できれば何の障害もなくキミと結ばれたい。
神様はきっと、そこまで意地 ....
手が、震える


繋がる術を、なくしてしまった

温かい手はなくしてしまった



あぁ、手が震える



この手を握ってほくない

と、言ったら嘘になる



 ....
午前1時

待ち焦がれるは
君だけの着信音

部屋中に鳴り響く
君だけの着信音

気まぐれな君の事だから
「一時間も何してたの?」なんて
責められない

惚れてしまった私の負け ....
墓に酒を傾ける
世間の片隅でありつづけた君に
酒で石が黒くひかる


夜明けに
しらじら壁を見上げた
死ぬとはどういうこと



墓に酒を傾ける
羽虫がいっとき酩酊している
 ....
子宮から産道を通って思いっきり息を吐いたら
絶望が打ち寄せてきた
だけどまだ、母の温もりを知らないので
知るまでは死なないでおこうと思った


階段を登ろうとしたら
絶望が打ち寄せてきた ....
先生?

ちゃんと見てよ

小さなSOS

見て見ないフリしないで。


先生?


『イジメられる方も悪い』


って?


あぁ、そうだね。

私にも原因が ....
「すき」、「きらい」。
私が口にするように、
誰かも毎日私を評価しているのだ。
捨てないで、なんて
自己中心的な話


おいていかないで、なんて
迷惑な話


君の手に、なんて

すがりつけない
頼らない


でも、もし私が
壊れてしまったら

 ....
赤くなった紅葉を
散歩のお土産にくれたのは
あまりにも小さな手に思えたからなのでしょうか

わたしはそれを栞にしました
いつかわたしを未来へ繋いでくれる{ルビ娘=こ}へ
贈ろうとした名です ....
敵の居場所は知っている

私の中の私自身


不細工な顔でこちらをみてる


敵の居場所は知っている

私の中の私自身


敵が憎い

敵が嫌い

敵は無力


 ....
私はきっと、誰の一番にもなれないのね。 潜り込めこの家に
この家に潜り込め

何故かって


遺伝子の記憶
羊水の細波、
原初の叫び
意識の拡張。




潜り潜り潜り潜り込め
この家に。

何故かって、
 ....
甘い想いを、
歪んだ言葉で


哀しく優しく、
激しい、そお



バディ・ホリーにお願い、を。
泣き虫にならないように、



世界の涯で

笑顔にナレマスように。
 ....
クズでのろまで何も出来なくて

中々前に進めない。

次から次へと先越され

雑用係を抜け出せず

黙って耐えて走るだけ

器量良く言われる事も終わらずに

怒られ泣いての日々 ....
夕と
夜とのはざま

ラベンダーの空に
すいこまれないように

ちゃんとわたしを
つかまえてて
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 三奈自由詩3*07-11-8
知らなければ- 三奈自由詩4*07-11-7
- 小原あき自由詩39*07-11-7
パズル- 三奈自由詩3*07-11-6
繋ぎ- テルテル ...自由詩107-11-6
【何も起こらない夜】- つむじま ...自由詩5*07-11-5
そう結局は深夜ひとりで眠る、それだけのこと- たりぽん ...自由詩26*07-11-5
a_dog- 三奈自由詩1*07-11-4
響乱花- Rin.短歌1707-11-4
つぶやき- FUBAR未詩・独白2*07-11-4
はらぺこ- 三奈自由詩2*07-11-3
仮面- 三奈自由詩6*07-11-2
美とは- 生田 稔自由詩5*07-11-2
いしょ- フクロネ ...自由詩907-11-1
商店街の片隅で- 凛々椿自由詩307-11-1
月下美人への恋- 榊 慧自由詩3*07-11-1
夜にオモウコト- 三奈自由詩6*07-11-1
午前1時- 三奈自由詩4*07-10-31
創書日和【酒】_墓酒- 大村 浩 ...自由詩7*07-10-31
生きる理由- 小原あき自由詩24*07-10-30
先生?- 三奈自由詩4*07-10-30
人目- むくげ携帯写真+ ...307-10-30
ガラクタ- 三奈自由詩6*07-10-29
- 小原あき自由詩15*07-10-29
未来- 三奈自由詩10*07-10-28
次席- むくげ携帯写真+ ...207-10-28
飛行の内側- やまぐち ...自由詩707-10-27
Sweet_Melody&bluesky.- やまぐち ...自由詩507-10-27
下積み〜シリーズ仕事2〜- 梓ゆい自由詩107-10-25
夕空- 風音携帯写真+ ...3*07-10-25

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351