今年こそ世界を恐怖のズンドコにチガ~ウと言う子と結ばれる 青い咳は止むことも無く

体温計は上昇するばかり

吐き気とおう吐に力失う

おせちを食えず涙を流す

妻は中トロぼくはビタミンを飲むばかり

餅食えず最低の正月迎えた

ドロ ....
明日はカレーうどんを食べて風邪を吹き飛ばす

でもね 鳥から蕎麦に生たまごも捨てがたい

吉野家のスタミナに呪文を唱える夜

家系のラーメンにニンニクとタマネギ入れて

電話をしても誰 ....
いまさら歎くことはできない
この世に生をうけたなら
決して涙を流すなよ

どんなに苦しくても
決して涙を流してはならない

どこまでも
どこまでも

歩き続けて頬笑みを絶やさず
 ....
ちくちくちくちく、
縫い針が私の影を追いかける。
縫う主はにこにこにこにこ、
暑すぎる笑みを浮かべながら。
オネエチャンハココノヒトデスカ
(ワタシハオネエチャンガタベタイ)
ヨカッタラオ ....
ひとつの終わらない薔薇がある
幾重にも幾重にも
内面から開き続け
外側の花弁が枯れて
次々と散り落ちても
秘められた未知なるものが
沸き上るように 艶やかに捲れ
芳醇な色香を放ち続ける
 ....
なんにもない なんにもない地平に
ポカン ポカンと突っ立って
何から始める?
何かが始まる?



黒い山の窪みに一つ
ターコイズブルーの湖出現再び
連れの老婆はとっくに
街道脇 ....
蚊に刺されて草履を履いた足の指がかゆい
目の前を流れる川の中には草ばかり生えてる
川から目を逸らすと眼科の看板
さっきから気になっていたんだけど
おばあさんがこっちを見て笑ってくる
このおば ....
自分で思っているよりずっと
いい人じゃない
なのになんで
いい人のふりしてんだ?
まるで新手の詐欺だこりゃ
優しくもない
友達思いでもない
ふいに馴れ合いが耐えられなくなり
見棄てる
 ....
私の手は汚れている。
いつも茶色く汚れている。
正しくは、化粧品の茶色い色だ。
爪もいつも、
黄緑色に淀んでいる。
顔のなかを蟻が這う。
私は痒さに爪をたてる。
その爪についた汚れが、 ....
新年 開けて、街 静か
枯れ葉サクサク踏んで過ぎた森も
川沿い遊歩道歩く人達も
静けさの透明瓶底を
斜光に照らされ輝きながら
無音無音、また無音
無音、青く濃くなる天蓋に
包まれ私はベン ....
北岳のトンネル黄金色のテンがゆく

御岳の山裾に熊の親子は毬のよう

瓜ぼうの縞々とても可愛らし

冬山にキツネの瞳を垣間見る

八ヶ岳睨みをきかせカモシカ逃げる

国道に潰れたタ ....
爛熟の
腐敗まじかの
桃の実に
アフロディ―テの
果実ジュース
タロットのカードのように吊るされてさあ立ち上がれよと歌ってる 10年の遅刻も許す君をまだ可愛く思う僕の負けです 幸せになってくださいリモコンの赤いボタンは押しちゃダメです 切れた指の皮膚の、
先端から咲いた小さな焔が、
野を駆けるように、
街へと拡がっていく。
私の思念のなかの街へと。
思念の街には色々な人が住んでいて、
皆、凍えながら何かを待っている。
 ....
2015年がもうすぐ終わる
2015年は死んで過去になるのだ
2015年は1月1日に生まれ
2015年は12月31日に死んで往く
2015年の寿命は一年と定められている
2015年の前の年も ....
墨を摺り
龍脳の薫る部屋に佇みながら

私は書初めはしない
往く時を眺めて
明日を占い続ける
大晦日の漆黒

静か
静かに

鼓動を見つめ
来る年を迎え撃つ
私は毎日重罪を犯しています
人を騙して心を盗む行為に明け暮れる日々
喪失感ではなく満足感を与えて
涙ではなく笑顔を与えます

僕が騙している最中皆目を輝かせています
僕には訴える目を向けて ....
かわいた裸につめたいドレス
あなたの肢体の隙間を縫って
透けて見える 十二月の行進

こっそり口を開いた嵐だ
札束を数えるように
耳を裂く静寂を値踏みして

時間が止まって感じるなら
 ....
編集でウケたとこだけ繋げれば我が人生は120秒 口紅で男にバカと書いてからイクラを産みに実家へ戻る 年の暮れにすっかり見通しのよくなった玉川上水を歩く
日差しというのは本当にこんなものだったろうか
木陰を求めなくなった皮膚が季節を飛び越え
あるいは目の前の季節以外を忘れてしまったみたいだ
足 ....
相撲待ち
明日に
夢はせる

なんとして
男に生きる
覚悟あり

あの暖簾
大晦日には
あの店襲う

鴨南蛮
俺はこれで
生きている

カツ丼を
食いたし
我が腹 ....
 時の歩みに歩幅を合わせると見えてくる現実。
 
 真夜中に息を潜めると聞こえてくる騒音。

 眠りを妨げる得体の知れないものたち。

 そろそろ今年も終わる。

 新たな年には新 ....
音楽が聴こえる
生まれたばかりのまっさらな音楽が



夜明け前の流星群
ふたり一つの毛布に包まって
星を摘んだね

明けの明星が強く輝いていても
私たちの歓びの涙にはかなわなかっ ....
冬の空の雲は本当に低くて

伯母を見舞った帰り道

北に向かって

車を走れせている

そのフロントガラス越し

遠くの雪かぶるアルプスよりも

先にたどり着いてしまいそうなほ ....
しあわせになろうと
思っている

大事な人といる時は
喋りすぎず
早歩きせず
気負いせず
気を許しすぎず

しあわせになるために
赤裸々に自分を語ってはいけない
少しばかり
 ....
贅沢な感覚の増す 時を澄ます窮の弓が張る
移ろい四季は何者に身を委ねたのか

とても暖かい

案ずることを止めないが
四季はいつだって研ぎ澄まされた手先からの仰ぎもので

意志を持って ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今年こそ世界を恐怖のズンドコにチガ~ウと言う子と結ばれる- 北大路京 ...短歌216-1-3
風邪- レタス俳句1*16-1-3
明日治りますように- レタス俳句116-1-2
凛と- レタス自由詩216-1-2
- あおい満 ...自由詩316-1-2
薔薇とハナムグリ- ただのみ ...自由詩17*16-1-2
予兆- たけし自由詩3*16-1-2
刺された痕- 陽向∮自由詩4*16-1-2
友達思い- Lucy自由詩8*16-1-2
子宮- あおい満 ...自由詩11*16-1-1
時流ー2016´新年の挨拶に代えて- たけし自由詩5*16-1-1
- レタス俳句216-1-1
プッチーニ- レタス短歌116-1-1
タロットのカードのように吊るされてさあ立ち上がれよと歌ってる- 北大路京 ...短歌315-12-31
10年の遅刻も許す君をまだ可愛く思う僕の負けです- 北大路京 ...短歌415-12-31
幸せになってくださいリモコンの赤いボタンは押しちゃダメです- 北大路京 ...短歌615-12-31
手紙- あおい満 ...自由詩6*15-12-31
老俳優- ただのみ ...自由詩15*15-12-31
- レタス自由詩3*15-12-31
正義の犯罪者- 陽向∮自由詩5*15-12-31
冬の空ぼど気まぐれな奴はいない- ただのみ ...自由詩18*15-12-30
編集でウケたとこだけ繋げれば我が人生は120秒- 北大路京 ...短歌6*15-12-30
口紅で男にバカと書いてからイクラを産みに実家へ戻る- 北大路京 ...短歌415-12-30
玉川上水- 高橋良幸自由詩9+*15-12-30
明日- レタス俳句4*15-12-30
ご挨拶の詩- ヒヤシン ...自由詩10*15-12-30
メロディ- レモン自由詩22*15-12-30
低い雲- しょだま ...自由詩515-12-29
しあわせに- 瑞海自由詩6*15-12-29
贅沢感覚期- 朝焼彩茜 ...自由詩12*15-12-29

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