寝苦しい夜は
ジーンズに着替えてドライブに出かける
お気に入りのナンバーと
静かな車道

また明日が来るなんて
当たり前だけど当たり前じゃない
俺の夜はこれっきりかも知れないけど

 ....
oh! Fカップ

憧れのFカップ

瞳閉じれば
面影のFカップ

野球拳で負けた君を
脱がそうとして
おもいきり
ひっぱたかれた
痛くて嬉しい
Fカップ

来年の今頃は
 ....




○と□は似ているようで
□と○は同じでない

□と△は似ているようで
△と□は同じでない

共に感じるということと
分かったような気がすることも

似ているよう ....
画面の中には写真嫌いの

ふてくされた顔が

画面いっぱいにあって。



ふと不意に幸せを感じた。


小さな小さなことの積み重ね。

物を言わない大人の人。

 ....
想像して
そこはふかい水底で
わたしは引き金をひく
ためらいなく
なめらかに
あなたは貫かれる

(だめ
痛みは
想像しないで)

ほのぐらい水底で
ゆっくりと赤い糸をひく ....
  世界にはたくさんの場所があり
  たくさんの営みがおこなわれている
  その日、僕が
  することを選んだのは
  床屋に行き
  髪を切ってもらうこと



  ひどく ....
傘も無く着る服もなく靴もなく さびしい右手と左手がであう

雨降りの日には出掛ける少しだけよそよそしい町で手を繋ぐ

あまりにも遠くて帰れない夢を手招きしているさびしい右手
「一人でディズニーランドのフィナーレに上がる花火を見た。
水族館の多面体ガラスドームに、ダイアと花の観覧車が映る時
すごくきれいだと思ったけど、同時に私が人生に欲しいものって
何だろうって ....
それはきっと些細な事で

幾重にも続く過程の先に
変わらない未来だけがまざまざと在り続けるだけ

変化が在ったと云う妄想だけの私は耐えきれずに崩れる

それはきっと些細な事で

幾重 ....
一ヶ月と一週間が並べられていて
レジの横には揚げたての一昨日

握りしめた過去を払って
少しばかりの現在を手に入れた

耳から聞こえる一寸を繰り返して
片手じゃ足りない隙間を集めて
 ....
できる
けどしない

あなたは
わたしに
なんでも

けど
しない
私はどう足掻いた所で
スッテンコロリン
女以外のなににもなれない。

生まれて死ぬまで哺乳類の
女とゆう生き物なのだ。


その女って生き物を時折ウザく

感じるときがある ....
{画像=110831002002.jpg}


夜の
瑠璃色の涼気に
夏は
フゥとため息をつき
頬杖をついて
浅い眠りを眠る
薄青い羽虫は
闇の中を飛翔するであろう
夏の夜に
 ....
終わったのだ、
叫べば 誰かが振り返る時代は。
日常の退屈の端境期で
それに気づいた不幸

俺は愚民だ
お題目のように 繰り返す
俺は愚民だ
他人様の 気を引きたくて
 ....
いつの間にか
消えていた


もうずっと
言葉を失くしていた


大事なものが
人ごみにのまれていた


ぎこちない優しさが
哀しみになった





そ ....
赤の鎖が 手足に食い込んでゆく
薔薇のうみのなか
催淫はもう身体を支配している

胸の上にのしかかってくる重圧感
息を吸い込めば 香る 甘美
薔薇の棘の痕 舐めるざらついた舌
拒否したい ....
ぼくはずっと、
ぼくという人間が、夢見たことや、
苦しみが報われたり、
いつか救われたいと願うことが、
すべて、
恋愛によって明らかになるものだと、
信じてきたようなところがある。
 ....
どれほど歳を重ねたにしても
夏の終りは感傷的で

どこかしらか和太鼓を叩く音が聞こえてくる

リズムを刻んでいるようであり
生の在り様を現そうとでもしているのか

小刻みに
あえて無 ....
お好み焼き、したいと思った。んで、さっそく朝から買物にゆくと、ジャスコもライフもイズミヤも近商もどこもみんな群馬産のキャベツだった。わざわざ手間と時間をかけて西日本の肉や野菜を関東方面へ出荷し、その後 .... もしかしたら自分はなにか
おっきな病気なんじゃないかって

決まる前から先のこと考えて、

あれしないとこれしないと。




今回ばっかりはきっと
テレビでゆう私に限っ ....
慈愛に満ちた器の中で
小さな生命が動いている
朝陽浴びる日を
抱いてくれる愛の手を 求め
器の中で静かに開かれる日を待っている

慈愛に満ちた器の中で
小さな生命は逃げ回っていた
己を ....
サマーウェイスティング
また 夏がめぐる

夏休みは
夏のお休み
ただ それだけ

街灯に蛾がへばりついて火をふいて
落下した
螢みたいに

蛾は脂を燃やして落ちていきながら
 ....
何時もと違う電車の中
開かない扉にもたれ空想の中

明日の事 もう どうでもよくなって

何時もと違う電車の中
知らない景色にもたれ空想の中

昨日の事 もう どうしようもなくなって
 ....
空いてます
ぼくのとなり

とても広くて
あなたのわがままはすべて叶います
来ませんか
ぼくのとなりへ

ちょっと高くてこわいし
階段もないけど
その右手も 左手も
ぼくに差しの ....
ミンミンゼミを食べた
ツクツクボーシを食べた
アブラゼミは食べてない

口をあけて上をむいたら飛び込んでくるんだやつらは
ばかだから

ミンミンゼミを食べて
ツクツクボーシを食べて
 ....
白雪の姫がめでたしってなったのは嘘です
白雪の姫がめでたしってなったのは嘘です
灰かぶりが幸福を手にしたのもほんの一瞬
そんな世界
一部上映
だからめでたし

醜い醜態知らないの?あ ....
「もしかしたら、今は見えない
戦争状態じゃないのか?」

野営地で目を覚ますと
体中が汗ばんでいた

ジッパーをあけると
ナイロンの外は青空だった

すでに日は高く
肌を焼く太陽光 ....
おじいさんに ばらの枝を もらった

「土に挿しといたら 根が生えて
           やがて花が咲くよ」
と言われた

素直に 土に挿して 水をやった

春になったら  ....
 散らばった削り屑をかき集めて呻いた。ほのかな樹木の香りがした。あたしは一個の彫刻になっていた、ことばのかたちにからだを削り上げたのだ。記号の救命艇。戦艦は撃たれて沈み、ことばに乗らない彫刻未満がうよ .... 立派な人になれなくてもいいから嘘をつきたくない
たくさんお金を稼げなくてもいいから嘘をつきたくない
かっこいいスーツが着られなくても
おおきな家に住めなくてもいいから嘘をつきたくない
どうかぼ ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ドライブ- 田園自由詩111-9-2
君はFカップ- 梅昆布茶自由詩411-9-2
似ているようで同じでない- 麦穂の海自由詩5*11-9-2
ひとりだけ- サワメ自由詩111-9-2
さびしい右手- はるな自由詩311-9-2
稲妻- 草野春心自由詩15*11-9-1
さびしい右手- はるな短歌111-9-1
どしゃぶり長距離ランナー- 麦穂の海自由詩4*11-9-1
ミルフィーユ- 徘徊メガ ...自由詩211-8-31
光陰- Seia自由詩511-8-31
けど- はるな自由詩5*11-8-31
スッテンコロリン- サワメ自由詩111-8-31
夏の夜に- beebee自由詩17*11-8-31
Crying_Man!- 御笠川マ ...自由詩111-8-30
幸福論- COCO自由詩211-8-30
薔薇のうみ- 洞野いち ...自由詩411-8-29
恵比寿へ行ったの- はだいろ自由詩811-8-29
異心のひと- 恋月 ぴ ...自由詩2311-8-29
鏡の中にある如く- atsuchan69散文(批評 ...8*11-8-29
もしもしも- サワメ自由詩111-8-29
慈愛の器- 洞野いち ...自由詩411-8-28
夏至- 麦穂の海自由詩4*11-8-28
逃走未遂- 徘徊メガ ...自由詩211-8-28
- たま自由詩37*11-8-28
セミ食べたい- ブロッコ ...自由詩211-8-27
愛でたし- 宇宙姫自由詩211-8-27
白昼夢- 麦穂の海自由詩6*11-8-27
夢の庭- 佑木自由詩3*11-8-27
泣きなよビリー- paean自由詩511-8-27
ぼくのゆめ- 橘あまね自由詩511-8-27

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