長いトンネルの先
君を見つけたのはいつだっただろうか
薄暗さに慣れた僕の
からだをくるんだあたたかさに
立ちすくんで息を呑んだ

君の真下を歩いてゆくよ
熱い旋風に身を焦がし
夜に冷え ....
裏切られた・・・!

私は貴方だけを信じていたのに!

私には、貴方だけだったのに・・・!!








何か約束をした訳ではない。

けれど二人の間に ....
貴方の心に手を添えることで
貴方が楽になり
私が生を知り
それで2人が
今を笑えるならそれでいいと思う

貴方の胸に耳を当てて
その音を確かめて欲しいというのなら
私はいつまででもその ....
みみをすませたり
めをこらしたりとじたりしてみたり

こころを修繕したりするのに


出来高でおかねが発生したらよいのにな







そしたらもっと堂々と

せっ ....
新鮮な墨が降り注ぎ
今日も新しい夜になる

昔の夢も 昨日の夢も
すべて洗い流されて
路傍の黒に宿って眠る

瞼の裏の死神が子守唄を歌い
今日の夢が昨日を殺す

旧い世界が死んで
 ....
愛してるの響きだけで
強くなれる気がしたのは
気のせいでした。

ちょっとスピッツ聞きすぎてました。
必要以上に。


恋心を音楽に乗せて、なんてふつう。
それよりも、誰もつけないよ ....
ゆふれいは
いると思う?
きいた 君がふいに
消えてしまいそうで
抱き寄せた

僕はいきている?
きいた 君は笑って
僕の胸に顔を埋める

こんな風にずっと僕らは

ゆふれいは ....
見わたすかぎり
あおあおと
海原
さみしげに
小舟が一艘

のどがかわいて
哀しくなった

水はこんなにあるじゃあないか

いのちによく似た絶望が
きらきらと
世界の途切れる ....
ずいぶん冷たくなった
雨粒が窓を打ち付ける
暗闇の部屋に響く
貴方の笑顔のように
ぱちぱちと
私の心に染み込んでくる

肩と肩が触れた瞬間から
手を取り合って
些細なことにも
一喜 ....
君の素肌に触れた日は
忘れもしない
 君が十九の秋でした。

僕の心は君だけを
思い焦がれて
千々となり
集めて鈍く燃えたのです。

誰にも言わず
誰にも知れず
躊躇する手を最初 ....
スノビスムの撃鉄を起こし
シャルル・ド・ゴールに降り立った
着陸までは青空だった
雲の上だから当然だ

愛やその他の悪意を捨てて
身一つで旅に出るならば
そのような悪意から逃れられず
 ....
私達が生まれながらに持っているコレは、とてつもなく重い。





ソレは最初、両親が支えてくれる。

私達が一人で歩き出せるその時まで、

ずっと抱え続けてく ....
その後のこの期

夢のなかで
私はまだ
逃げも隠れも
している



この期に
およんで
い ....
古いきりんのゆめをみる夜
鏡の中のわたしと目があう

このおんなのこと
なんにもしらない

フィクションと
ノンフィクションが混じりあい
胸のうちには回遊する人魚




魂の計画なんてものがもしある ....
わたしには、きっと
読まれることのない
手紙を書いている

わたしには、きっと
云われることのない
ことばを書いている

進む指の感覚がもどかしい

ひかりを知らない子どものように ....
人生はゲームだ

このステージに産まれた瞬間に

ゲームはスタートする

プレイヤーは自分自身を操作して

攻略を開始する

プレイヤーによってエンディグはバラバラ

けして同 ....
手をつないで歩こう
すこしだけ上を向いて

秋の陽の雫は
まるで未熟な葡萄

ぼくの左手は思い出す
恋は死のようにあえぐと

あなたの右手は教える
時は死よりも強いと


降 ....
貴方がココにいてくれたから、

私はワタシでいる事が出来たよ。


いつまでたっても消えない貴方の言葉に、

慰められて、傷付けられて、

希望を貰って、許されて。
 ....
飯能市街を抜けて山間へ
僕の運転する車は
滑らかに進んでいく

しだいに狭まる谷を抜けると
山間の集落が現れる

カヌー工房とか
材木屋とか
しゃれたパン屋とか

横目に見ながら ....
しんじまったかなしみは
かれたんじゃあねえ

あるんだよめのまえにあるんだよ
みずがすぐにいくぞとまちぶせている

そこにことばはなにもなかったんだ
傾いた日常の上
遠くへ消えてゆく遊園地
小さな観覧車が今日だけは大きく見えた
カタン、と揺れて 世間に揺られて

ただ西へ吸い込まれる


静まりかえったホームを歩く
冷たくなった1 ....
タールに浸した翼を
バサバサと音を立てて
羽ばたこうとしている
悲しみはついに水源に至る

さるご婦人から頂いた
ラヴェンダーの香水を
春先に洗面所で誤って
落として割ってしまって
 ....
日常生活が崩れた
声を忘れて
急速に色を失った
周りの景色は
影を残す

あなたたちの声は
もう私には聞こえない
悲鳴のように
耳を突き抜ける
頭の奥でこだました
シグナルは
 ....
クロード・レヴィ・ストロースが死んで
これから年末にかけて新聞や雑誌では
彼の特集が次々と組まれるだろう
僕は彼が生きていたことのほうが驚きだった 百歳

個別の事象より遠く隔てられた視点か ....
賎民という事実を隠しながら生活する彼(僕)は、「戦うのは嫌だ」と、入隊から逃げていた。ある日、町中で徴兵部隊に捕まる。徴兵部隊の隊長は「徴兵にならないのは根性が足りないからだ」と、連れてきた賎民を殺せ .... 冬紅葉 鴉の瞳を染めて降る 
      
 
 
凩や 潜熱の葉に森燻ゆる 


    

*

 ....
なぜか私は方言に弱い

普段は標準語なのに

抜き打ちで出る方言混じりの突っ込みに

私は膝をカクンとイタズラされた気分になる

死んだ君はじゃけ〜のぉ〜とよく言ってた

今思えば ....
夜の薬をきょう
手放しました

思えば
あなたに出会ってから
よいことばかりかも
しれない

うぅん
よいことしか
感じないのかも

義務感だけで
やっていた料理も

い ....
なんだか最近皮膚がかさかさだ
季節のせいか、なんて思っていたが
そうこうしているうち
頭皮もかさかさになり
剥がれた皮膚が白い粉になって毛の表面にたまり
風が吹くと季節外れの雪の如く舞う
 ....
神社に行って
おみくじを引いた

1番  

大吉

今年一番の喜びだった

声を上げている私の後ろで

ジャラジャラ〜ジャラ〜
と薄い金属が
流れていくような音がした
 ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
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railway- 中原 那 ...携帯写真+ ...8*09-11-7
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リンクリンクリンク- 伽茶自由詩309-11-7
思う- 森の猫自由詩5*09-11-7
老犬- +clapp自由詩109-11-7
お坊さん- くゆら自由詩109-11-6

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