館の主は遍歴の夢送る


音楽存在 時空の制圧


コントロールされた狂気こそ発狂


静かなクレパス眠る街角


冷えた朝に理性は発火
終わらない夜に
ジャックが笑う
深い闇が色を持つまで
甘いお菓子を頬張って
気が狂いそうな笑い声
溢れる夜に甘い香り
そらに詠って
ドアを叩いて
悪戯とお菓子と狂喜と
口の中で溶けた ....
冬の夜空ったら輝く星ひたすらまぶしくて

手編みのマフラーとか恥ずかしい思い出の数々

泣きながら破り捨てた一枚の写真
私の肩を抱いていた男の顔
なんて
忘れたような
未だ忘れられない ....
   

 八月、台風九号は二十二名の命を奪い、太平洋の北洋上で一陣の風となった。嵩の増した泥の粒子を束ねた濁流が財田川を下っていた。よく水神として龍や蛇が奉られるのがわかる気がした。うねる濁流は ....
朝に

晩秋の小雨しと降るうすくらき朝の車はゆかしく去りぬ

髭を剃る朝に人を迎え夕に妻に会うためなりともに心して

歳とりて若きゴルファー打つボール転がりゆくをじっと見つめる
 Sayoは、マネージャーのスティーブに子供が病気だと言って、二日ほどの休みを取った。
 スティーブは、夏の忙しい時期にサーバーやラインのコック達が休むのをひどく嫌がるのは知っていたが、今までろくに ....
空をおよぐ季節の弱気なおやすみに
うごけないが腫れ上がり
あれは、びっくばん、というんだ。
という夢をみてしまうとうまれてしまいました

あたしだれもしらないどこなのですか?
まっくらっく ....
どうにもならないこと。
どうにもならないこと。
それは、どうにでもなっていいこと。

やさしい向こうに広がる自由のみずうみ。
少年は少女にふくまれてるのに。
少女は水にふくまれてるのに。
 ....
剥き出しになった電線に
切り刻まれた夕日から
滲み出すオレンジ色の血潮

一夜にして枝葉を落とされ
無念の拳を空へ突き上げる
街路樹の黒い影

夢見るように
朽ち果てていくことさ ....
泥のついた野菜をあらう

専用のちいさなタワシで

指や手がちくちく もやもやするけど
やさしく洗ってあげると
ぬくもりが伝わる

それを
シンプルに料理する

野菜本来の甘さが ....
さよなら
新たなる
人生に
向かって
旅立つ

新しい
未来へと
出発していく

君が
いたことを
何時までも
忘れない

君と
であったこと
決して
忘れない
 ....
 

僕らは

大地から生まれ

大地へと還る

ただ それだけの事


そして その短い間に

何を想い 何を感じ

何を願い 何をするか


それが 「生きる」というモノなのだろう ....
ふと君と出会ったので
なにを思ったのか
結婚する気になってしまい
程なくして言葉に出してしまい

ふと言葉に出してしまったため
なにを思ったのか
結婚することが現実的に思え
程なくして ....
自分のキモチに素直になる

あなたのことがすき
すきに理由はない

あのとき
ふってきたキモチ

もう忘れかけていた
すき

素直にすきといえる
あたしもすき

どうか
 ....
ささやかな嘘。
私は考える。嘘がウソであり続ける為に髪を伸ばし
私を縛り、私は私を騙し続ける。



象牙の塔は築かれる


築くべくして
築かれるので

そこに現実は無いんだ

 ....
踏切をこえて
タバコを買いに行く
徒歩15分のコンビニエンス


ああここは○○君の家だっけ
まだあるのかな
公文の教室


小学校
遊具の数が減っていて
擦り傷つくら ....
風の音をきいている
この身を吹かれるに任せて
開け放した窓 揺れるカーテン
夜のにほひ

どこかへゆこうかしらん
遠くの電車に揺られる心地


ひとり がたんごとんごとん
外には ....
暖かい灯火を抱いて
真っ白な肌は
羽が積もるのを待っている

ルビーは血の色
瞳の色
真実を咀嚼して
淡い炎で
赦すのです

隙間に光を集めて
閉じ込めた心を
透かしたら
温 ....
あんな 最近気づいてんけどな 
あたしの胸んとこにな 
ちっちゃいお姫さんが住みついてるねん

こないだ

心臓がぴーってやぶけた夜があってんけど


そんときにな
破れ目のむこう ....
きみから放たれた愛しい種子は
酸素に混じり肺に吸い込まれ
潤んだ空間にじわじわと溶ける


熱いため息が吐き出されたとき
そのあまりの重さに
飽和状態であったことを知る


きみの ....
大事な人はいつもなにも言わない
それはだめだとか これをしろだとか
黙ってる私から遠くない場所にいてくれた
しわのある手でなぜてくれたあの人も
こわい顔で横をむいたあの人も
それでもいること ....
 ためらうことなく男達の目の前で白いブラウスを脱いだ。白いブラジャーのほっそりとした体に陽がいっそう白く肌に弾けた。
 そして膝をおとすと、すぐにそのブラウスをアザラシに着せ始めた。
「スカートも ....
ニュートラルな空気
僕の頬に触れているけれど

そこにあることすら忘れていた

ペダルを踏み込む
ふらつきながら動き出す自転車

そこにあった空気を押しのける

次々と 次々と
 ....
この鞄には仕事の道具1(商品見本)が入っています
この鞄には仕事の道具2(料金表)が入っています
この鞄には古い電池が入っています
この鞄には子供の写真が入っています
この鞄には貰った御守りが ....
シャンプーハットを被って

カッパと言い張った

100%天然素材そんな物体は

本当に人間に害をなさないのか

いつか全人類が僕だけを残し

死んでしまったら

それは愉快で ....
滴るような影が覆う

窓ガラスにも無数の痕跡を残しながら
実体の無い掌が感覚を撫でていく

階段の暗がりは質量を増し
無音

外は雨

彼は目を閉じたまま
静かに耳をそばだてた
カーテンの隙間で
光が踊っていた
整えた呼吸に
蝶が舞う
微かな羽音は
外へ誘い出そうと
懸命に響かせて
私の闇を掻き回す

手の平は温かいのよ
父の温もりも
母の温もりも
薄 ....
極東の列島を斜陽が染める頃
コーカサスの空は真っ青に燃えている

極東の海に三日月が沈む頃
文明の交差点・カイバル峠は荒れ狂っている

星々より静かにせめぎ合う
神の法 と 血の神話
 ....
この命をみんなの為に使えたら良いのに。

この命をみんなの為に削れたら良いのに。


そしたら、思い残す事なんてないのに。



これは自己犠牲なんかじゃない。


 ....
筆を持つ腕の無い僕は
口で絵筆をくわえ
カンバスに向かって
朱色を引いた

引いた朱色は次第に濃くなり
カンバスの中央で丸くなった
カンバスの下には申し訳無さそうな
地平線があり
空 ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10491)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
時空制圧- アハウ俳句209-10-27
Trick_or_treat- 進羅自由詩109-10-27
冬の夜空ったら- 恋月 ぴ ...自由詩21*09-10-26
濁流- within散文(批評 ...6*09-10-26
朝に- 生田 稔短歌209-10-26
「波の声をきいて」(9)- 月乃助散文(批評 ...4*09-10-26
めぐりくるはる。- おっぱで ...自由詩5*09-10-25
アクリル- おっぱで ...自由詩2*09-10-25
夕暮れ- nonya自由詩10*09-10-25
泥つき野菜- 森の猫自由詩3*09-10-25
さよなら- そよ風さ ...自由詩4*09-10-25
‐生きる‐- ‐弘‐自由詩409-10-25
情歌(ジョーカー)ー中二階の六畳間ー- ……とあ ...自由詩26*09-10-25
素直に- 森の猫自由詩3*09-10-25
Cote_d'_Ivire- オリーヴ携帯写真+ ...1309-10-24
大阪湾岸辺境地- 笠原 ち ...短歌609-10-24
夜汽車に揺られて- 朧月自由詩309-10-24
灯火の天使- ミツバチ自由詩5*09-10-23
姫君- 笠原 ち ...自由詩6+09-10-23
きみの球体- あ。自由詩21*09-10-23
あなたのことが大事です- 朧月自由詩309-10-23
「波の声をきいて」(6)- 月乃助散文(批評 ...4*09-10-23
さいくりんぐはい- kauz ...自由詩8*09-10-22
創書日和【鞄】ポーター- 大村 浩 ...自由詩7*09-10-22
シャンプーハットでカッパになれた- こめ自由詩1209-10-22
- 三森 攣自由詩409-10-22
部屋- ミツバチ自由詩3*09-10-22
グレート・ゲーム_(Great_Game)- 都志雄自由詩509-10-22
汚濁。- aokage自由詩3*09-10-22
絵描き- ……とあ ...自由詩14*09-10-22

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