白い色は 悲しみの色

儚くて 切ない 花びらの色

白い色は ロマンティックな色

別れと 永久の  船の色

白い色は 神聖な色

清く 美しい ドレスの色

白い色は 清 ....
立ったまま
枯れている
あれは
孤高の命

もうおひさまをおいかける元気もないし
だれかをふりむかせるような輝きもない

けれど
おまえがひまわりで
凍えながら
戦い続けているこ ....
幸福を冷やし
雪が降る
仕方のない生活に
ピリオドを打ち
この都会を出て行く

女は
唇を凍らせ
マッチをする
嫉妬の残り火で
恋の行方を占い
北へ行く
新しい恋が始まり
氷 ....
ジーニー
最後の言葉しか
記憶できないきみに
語りかける言葉は
コスモスへの波動となり
私のカオスを整理する

だが
きみの実像は
何もない
ないのにあると感じるのは
原子の世界 ....
米の差で起こる火災がある
甘ったるい考え方を
先頭に立たせ
ウジ虫を湧き放題に
辛いくぼみを作る
ムー大陸は幻では無く
教会の言葉を解読して
充分嫉妬しておけば
レフェリーが判定してく ....
膨らんできた
はくもくれんの
銀にひかる繭のような葉

わたしのはらのなかで
懐かしい男と猫とあのうちは
ことばをうけて赤ん坊になり
ホトホト
うみ落とされてゆく

ていねいにガム ....
原初のひとしずく
ささやきのように生まれ
岩肌の乳房
地衣類の産着
山あいを渡る風も目覚めさせないように
産毛を揺らす
静かな吐息
うつらうつら
千々のひかりにあやされながら
死への ....
男二人抱えて
車に乗せる
一人は助手席でもう一人は後ろに
アタシはマントをドアに挟まないように
素早く手のひらにおさめる
全力アクセルであのいつもの坂をゆく
と同時にドリフトで着地する ....
ふわふわ
漂い
ゆっくり落ちる
金の花びら
わたしは貴女を知らなかった

[磯の香 、 零れる光滴 、 白波の残響]

あの青い青い宇宙の大海原
貴女は幾人もの従者を連れ
喉を震わ ....
赤を零したハイビスカスが咲き乱れ
青空が真っ赤な太陽を主張させ
入道雲がやたら暴れ出す
波飛沫をあげて海にダイブすれば
熱帯の魚たちが肌をくすぐり
情熱のサンバ&ルンバで踊りながらバカンス
 ....
ただ、ただ淋しい島の夜に
波の音が煩く怒鳴っていた
雲は早い風に流され
様々な模様を作り
それを月光がやたら怪しく浮かび上がらせている

潮風で軋む扉の窓に潮がへばりつき
裸電球の下では ....
風には色がない
想いにはかたちがない

自身のすべてを解ってもいないくせに
何かをひとに伝えようとこころみるも
手応えひとつ得られず

脱け殻となって
風化する前にもうちょっと
生き ....
傷ついた心かばいながら
生きれば
さらに傷を受け

ダメージにダメージを食らう

心が痛み衰え果てる
叫んでも もがいても
癒されないだろう

ダメージにダメージを食らい

た ....
ある日 妻が疲れていたので私が食器を洗った しかし
次の日 録画をして週末にまとめて見るのを控えて
欲しい と言われた 妻にはそんな時間ないとのこと
しかし アメトーークだけは譲れないーー
テ ....
読んでいて癒される詩がある
読んでいて気づかされる詩がある
読んでいて心重たくなる詩がある
読んでいて心躍る詩もある

感銘を与えられ 
勇気を与えられ
楽しみが与えられる 

人間 ....
素粒子は閉じ込められた
ひとつの宇宙だった
数えきれない砂粒のように
マイナスエネルギーの
ブラックホールが転生を繰り返し
ぼくらは輪廻を重ねる
孤独であるようで
その集合体は一つであり ....
通りすがりも 同僚も 家族も
一対一でも 多数同士でも
「あっちむいてホイ」に興じている
電波上の 同じ画面を 見続けていた としても
目を合わせることは 禁忌なのだ
抱擁感さえも失い どこ ....
植木屋に写真を持ち去られ
私にはルビーの指輪だけが残った
透徹した心でルビーを見つめる
雪花菜(きらず)はおからと言う
豆腐由来の料理らしいが
私にはキラー(殺し屋)にも見えて来る
そんな ....
こたつ こたつ
ぽぅ
言いながら
マイケルはんが
みかん持って来はった
ぽぅ
もうそんな季節かいな
どおりで
街中あべっくだらけに
なるんやな

ながされたらあかん
 ....
意図は回りを濡らしてしまう
意味へと上手く収まり切れず

ことばは未満の盃
発しては 少しだけ 欺かれ

揺るがないものを前に
自らの揺らぎに幻惑されるのか

受けとめては傾ける 刹 ....
ガラスが割れるように
心が粉々になる

愛は機能することはない
黒い不穏の雲が覆う

よろけて座り込む私の心よ
全ての者に支配されて
安定を欠く日常
歌を奪い 喜びをうばう

や ....
今日も今日とて

気にせぬこと也




開脚前転するは良

見るは逆効果也



忘れようなんて

思わぬこと也




詩に託すなどとはもっての他
 ....
漢字の使い方が変だった
意図か天然か阿呆か
リズムをつけたいが為の癖
捻り過ぎて胃も捻じれ
ゲップが止まらない
仕事は休めないから
背伸びも止められず
継続が全てだった

そ ....
折れ傷つき 挫け痛み
苦い草を食いちぎり また歩み
道ならざる道に 壁は壁ですらなく
人のほほ笑みは 時に後ろ髪をひき
憎しみを擦りあわせて ほのかに熱をだし

また歩み また断崖に臨み
 ....
南の窓から朝日が差し込んでくる
簡素な食卓 トーストとコーヒー

妻と私は向かい合い 何気ない会話をかわす
あたりまえの事に幸せを感じる

ふたり別れて暮らすこともあったけど
今は一つ屋 ....
 消息

闇が待ちわびるのは

ひとすじの
てらされたところから
闇は食べられてしまうけれど
光の中で
いきながらえる
そんな闇があるらしい


 孤食

さみしさと
 ....
 遠く南アルプスを望む高原で私は風に吹かれている。
 風は私に留まり、そして通り過ぎる。
 風は私の人生を肯定する。
 私の生きている意味さえも。

 風を信用していない私は少し戸惑う。 ....
 優しい薔薇の面影が宙に浮かんでゆく。
 清らかな朝にひとひら。
 穏やかな午後にひとひら。
 荘厳な夕暮れにひとひら。

 天上を舞う天使のようだ。
 聞こえるのは声・・・歌?
  ....
今はもう、溢れて
零れるだけのボトルは、意味を見失い
積み重ねられた日記帳は
終焉の時まで
ただ、埃をかぶるだけ

西の窓にさす夕焼けが淡く滲みだし
新月の海を羅針盤無しで航海する、無謀 ....
あたしゃ生涯ストリッパー

って言う彼女を

誰が止められるんだろか


白浜温泉の神様にお願い






{引用=即興ゴルコンダより}
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
white- 星丘涙自由詩2*17-2-10
冬のひまわり- そらの珊 ...自由詩25*17-2-10
男と女- 星丘涙自由詩3*17-2-9
ジーニー!- 末松 努自由詩6*17-2-9
普仏戦争- 間村長自由詩417-2-9
帽子のほころびるとき- 田中修子自由詩16*17-2-8
小川- ただのみ ...自由詩16*17-2-8
男二人抱えて- 朝焼彩茜 ...自由詩717-2-8
金の花びら- ひだかた ...自由詩12*17-2-8
原色ワールド- 星丘涙自由詩2*17-2-7
島の空に浮かんでいた薄白い月- 星丘涙自由詩3*17-2-7
風街ろまん- 梅昆布茶自由詩13*17-2-7
ダメージ- 星丘涙自由詩2*17-2-6
イクメンには今も届かない- 朝焼彩茜 ...自由詩817-2-6
星屑- 星丘涙自由詩7*17-2-5
無題- レタス自由詩517-2-5
あっちむいてホイ- 末松 努自由詩10*17-2-5
植木屋が写真を持って行ってしまった- 間村長自由詩417-2-5
ぽぅ- AB(な ...自由詩217-2-5
返盃- ただのみ ...自由詩18*17-2-5
雷雨- 星丘涙自由詩3*17-2-4
今日の治療指針- AB(な ...自由詩2*17-2-4
朱肉の足跡- 朝焼彩茜 ...自由詩517-2-4
_- 印あかり自由詩4*17-2-4
朝食- 星丘涙自由詩5*17-2-4
(食べる)トライアングル- そらの珊 ...自由詩7*17-2-4
風に吹かれて- ヒヤシン ...自由詩6*17-2-4
面影- ヒヤシン ...自由詩5*17-2-4
逆再生- 小林螢太自由詩14*17-2-4
天然ストリッパー- AB(な ...自由詩117-2-3

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