同じような空でも
どこか少し違うから
そう言って
その日の雲の形を惜しむように
写真を撮る、君

同じ空を見上げ
何が面白いんだろう
そう思いながらも
念のために持ってきた傘なんか
 ....
 絶えず変化する状況に対応する。何が起こるか分からないなかで、起こった一つひとつを認識し、分析し、それに対して何が出来るのかを判断し、最適な行動をしてこちらのダメージを最小限に抑える。抽象的だけれど、 .... なぜ傘など持っているのですか
こんなにも晴れた日に
あなたのことは分かっているつもりです
被害者だと思えばなんでもできます
私はあなたに何もしていないつもりですが
お前らの中に含ま ....
 
埋めつくさなければならない、
ような気がして
穴ばかり探していた
思えば

って言ってあのひとは消えた
多分さ、いたたまれなくなったんだろう
チーズみたいに穴ぼこだらけだったから
 ....
空が高い

空が溢れそうなほど膨らんでいる
今日の地球は いつもより ひとまわり大きい


白い跡をつけながら
西から東へ飛行機

ただ青い中を
東から西へ滑る 白い翼もあって ....
わたくしはね、知らなかったのですよ?


『黒色鳳』


其れ、気に入ったのですか?
ええ、その大きな黒い鳥の人形でございましょう?
素晴らしい作品ですがね、お客様には売られな ....
{画像=080831113523.jpg}

私の中に
醜いなにものかがあって、
私が私であるようにしている。
私の中にあるなにものかを
しっかりと掴みだして、
目の前においてみよう。
 ....
世界を感じる旅に出た知己から、手紙が届いた。
写真が一枚同封されていて、白い息を吐く馬と白眉を垂らして笑う彼がいた。
手紙の文末には「君が好きそうな響きを見つけたので、一緒におくります」と書かれて ....
観察室から
病室に戻った日

夕方
鉛色の空に
虹が出た

儚く
でも色鮮やかで
ガラスのような

こんなに
美しいものが
あるなんて

消えるまで
見ていた

鉛色の空に
滲んでいく
虹を

わたし ....
麦茶の入ったグラスが
汗をかいてるよ
伸ばし過ぎた爪も
切ってしまうのはさみしいの

なにもかも溶けていき
温い風に乗ったあなたに
追いかけられる夢を見る
「飲んでしまえば楽になれるよ ....
ねえねえと肩を揺すっても
寝たふりしてたはずの
あいつは
いつの間にか深い眠りに落ちていて

久しぶりに触れ合いたかったのに
わたしのこころは
ちょびっと傷ついてしまった

それでも ....
俺は男だと拳を振りかざす
前時代的な劇画のように
俺はオケラだと笑う
無頼派の原液に面くらいながら
お化け屋敷かお化けか胸を高鳴らせ
改札を開け閉めする

失うものなど何もない
ほつれ ....
感情なら溢れていい
思う存分に枯れるまで
泣いてもいい
もしも年をとって
今日という日を
思い出す時
それが青春のように
輝いていればいい

願いを胸に湛え
星空から照らされる
 ....
夜は、
ちいさな空が、
火のように
燃える。
ぼくは、
その
ちいさな
燃えさし。
夜、ひとりになると
ぼくのなかで
燃える
ちいさな空を
くじら雲が
飛んでゆく。
その
 ....
■ミッドナイト・シャワー■


  ミッドナイト
  月のナイフで切る指に怖いほど、まだ滴るカシス


  甘い、赤
  舐めて
  瞳に翻る
  純情、孤独、叫ぶキラメキ ....
僕らは辿り着きたい場所に
巡り会ってしまって
魅了されてしまった

海図を手に入れる間もなく
気が付けば大海原
銅鑼の音も紙テープも汽笛さえなく

もちろん羅針盤もないから
ただ信じ ....
あたしはみていた
おおきなつきがのぼり
ながれぼしがたくさんながれても
おとうちゃんはかえってこない

あたしはみていた
しあわせなかぞくを
ゆうべみんなでたべたごはんを
あたしもたべ ....
地球が悲鳴をあげている

叫んでいるのに
気づかなかった人々

花 咲きほころぶ春
ギラギラ太陽輝く夏
赤や黄色の葉を散らせる秋
白一面の冬



季節をずらし
それらしくな ....
電気コンロを見つめ
一夜限りの放火魔が
燃えるものを片手に
ライターをふらつかせる

背丈より高くはためく炎
身投げするクスサン
手繰り寄せられそうな
上気した青年の手つきと
恐る恐 ....
 
冬でもアイスが
買えるようになってから
妹がいる

冬でも愛した
恋人と暮らしてから
それでもまだ
妹がいる

冬にアイスを食べた後
当たりなのか
つい
確かめてしまうよ ....
地の底の歌を聴き

暗がりの言葉をまさぐり

ざわめく井戸端をなぎたおし

しどけなく横たわる絹のストールを引き裂き

ヒリヒリと苛立つ昨日を脱ぎ捨て

ゆがんだ唇を真っ赤に塗りつ ....
とざいとうざい
ここにおわしんす紳士淑女のみなさんよろしくおしげりやす
茨城代表
ディスティニーデジャブーレバーに来る酒ドラッグマニー
スローでクロールするようにずっと真っすぐスクロー ....
{画像=080730013330.jpg}
君はそこにいて
ぼくはここにいる
目線は同じ、でも
距離は5mくらい?

ホームを隔てて合図をした
君が手をふって答えた
ここがふたりの乗換 ....
あなたはギターじゃない

あなたはレコードじゃない

あなたは消しゴムじゃない

自分を傷付けないで

自分を責めたりしないで

その傷跡で悲しい気持ち
残さないで

どんな ....
プルルルル‥
あ、美玖からだ。久々に何だろ?
「アキ?おひさ。げんき?」
「まぁ・・ね。ミクは?」
「(^皿^)v」
「だ、ろうな」
‥らしいな



美玖からおもむろ ....
紺碧の輝きを放つ
カラスアゲハの翅が
百合の花のつよい匂いに紛れて
大きくひらくのを見た

静止した夏の庭。

そこに私がいる
分岐の先に、
意識が流れてゆくのも――
移ろう涼しげ ....
「頑張って!」
と思わず口に出してしまう
それは頑張っている他者への共感であり
ふりかかる火の粉を払おうとする
ある種の逃げ口上とも言い得て

決して自分の事ではないのだから
「それじゃ ....
{画像=080805021846.jpg}
人は眠る時
幼児のように身体を縮こませ、
頭を頷くように祈る。

その姿はもはや
眠っているのではない。
魂ははるか遠くに飛翔し
彼は祈って ....
毎日が閉じ込められて過ぎて行くので
こんな時は元気のいい男の子にあこがれるものです

彼のポケットに入って
やぶけた穴から外を見てみたい
木登りやブランコ、くさっぱらに寝転がって
空を眺め ....
夢を見た
舟で落ち合う約束をした

あのひとはちっともわたしを迎えに来ない
わたしはちっともあのひとを迎えに行かない

愛について
わたしたちは思い違いをしていたのか
そして
体をひ ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
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させ- 佐々木妖 ...自由詩12*08-9-6
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黒色鳳- セルフレ ...自由詩208-8-31
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