グレープフルーツ3個目食べる
お先真っ暗もどん底も気のせい
毎日手探りで明日が来るのか分からん
生まれてこの方ずっと下り坂で底が見えんからどん底知らず
女の子たちが泣いて喜ぶプロポーズ ....
無音 やがて そして
銀に回転する木霊を破壊する金の雷鳴
その雷鳴が回転して赤土色の轟鳴となる
その轟鳴が崩壊して土砂のように大地は捻れる
酷い眩暈が頭痛へと直結する
感覚神 ....
たった一つの言葉が言いたくて
書き始めた詩が
僕の手を離れて宙に浮かぶ
こんな筈では無かったと
何回も書き足して
つなぎ止めようとしたが
ますます詩は僕の部屋中に拡散し
言いたかった ....
君が腕を切った
赤く腫らして痛い痛いと振り回すので油をつけてやった
君が腕を切った
赤黒い血がほんの少しだけ滲んでいた
瓦礫の下からは
今日も顔のわからない人間が出てくる
積み重な ....
言葉・詩は、高揚に逆らって下方へ構築されてゆく。
その「深淵」の透明度は、凄まじく高い。
また色彩豊かなモザイク技法で描かれたかのような詩には
読み手の「視・聴覚」を惑わす効果がある。
風、水 ....
いつものように 教室までの階段を
タンタンと駆けあがってくる君の足音を聴いたとき
先に来て 私物を整理していた私の心臓が急に高鳴った
ポッと頬が染まったろうと客観的に感じた
客観的にというのは ....
朝
青空のなかに
すべて
揃っているのに
一つだけ欠けている
つぎの朝のために
ぼくは
生きてゆける
{画像=110327223341.jpg}
薬を整理するだけで大変だぞ、と言う
手には赤や黄色、白色の
錠剤が20個ほどばらばらあって
手で握っている
色々分けて、朝昼晩の3回分にす ....
露が蝋燭の揺れる光を閉じ込めて凍りつく刻
オリンポスの崖の左下
珊瑚の馬に乗って
パンデモニウムから一人の歌い手
ローブを靡かす
痩身にビロード
ファルセットで風をも泣かす ....
君の包容力以上に ぼくの欲望以上に
この飛翔は力強い
その羽ばたきは 常識の追従を許さない
だが
舞いながら上昇し続けた その最後に
君がいたとしたら
この体は そこを死に場所にするだろう ....
見てくれ 秒針と分針が絡み合い
朽ち果てた
世界の果ての大きな滝に立て掛けられた 大時計
ぼくはこんなにも矮小だ
聞いてくれ 鳩時計の断末魔
ロックンロール
血圧の上昇には気をつけろ 入浴 ....
もしそれが 性急で短命な安息だろうと
たとえそれが 如何わしい行為と呼ばれようと
決してそれが 確保不能の妄想だろうと
それがぼくにとっての真実ならば
多くのものを犠牲にしても ....
蛇口の匂いは
夏の風にながれて
僕は水をあつめて
魚になった
想像してみるんだ
闇の中の闇を抜けて行く
君の中の君に会いに行く
....
雨よ 今は降らないで
あの子が 泣いているから
そんなふうに 冷たく 無残に しとしとと
愛しいあの子に 降らないで
今だけは 太陽よ
あの子に笑いかけてやって
きっと き ....
あんなに怖かったのに
考えてもかんがえても
答えはなかったのに
きみと話した時間に
茜いろの帰り道に
電車の窓からのぞく空に
やさしさの意味 ....
遙か空の上で泳いでる君を
地上に立つ僕は寂しいなんて思わない
だって白い大地が映してくれるもの
鏡の中の君が本当の君でなくても
息継ぎなしで一気にターンする君は
ワールドレコードを狙うか ....
本来 ぼくは
日本一のガンジャポエトだった
前科を背負い込まず のうのうと生きてきた
それが最近では
日々
−化学物質で肥えてゆく
眼つきだけは痩せて尖る−
....
岡ちゃんはフラれた昨日をネタにしてジョークジョークと高笑う
ねじり鉢巻キマってんのにモテねぇじゃんか
あらよっ もいっちょ
ソビエト連邦崩壊しても
コンベアの冷凍サーモン高々と積みあげ
平和 ....
鳥も帰らぬ街の残骸
その真上にも空が拡がる
空には厚い黒雲が犇めき(ひし)
雲の凹凸にたくさんの泣き顔が
泣き出す雨の一粒一粒が
いのちのかけらであったため
泣き出す雨に佇んだ
涙袋が途 ....
そうだ
可哀そうだった人が見える
骨から出た思いは未来
世中てんやわんや
屍が地上を睨む
壁 壁 飛ぶ
破壊して平らにして
実践
風 風
憧れの ....
{画像=110323015507.jpg}
撤退する? しない?
引き際ってあるのかな?
方向転換? 戦略的撤退?
心が悴んだ?
景色が急に日陰した気分?
....
君の記憶の一部になりたい
風の匂いの記憶
音の記憶
感触
君の記憶の片隅でいい
そこにある一部になりたい
そうすれば
いつも一緒だ
忘れられる事もあるだ ....
イマジナリー スーサイド
マニック ヴァン ヴェートーベン
ノイズ エクスペリメンタルミュージック
指揮は ぼくが執る
前髪を垂れ流し 身を屈め 全身全霊を
指揮棒へ注入する
充填さ ....
瓦礫のやまにゆきが積もる
毛布をまとった老婦
明かりをとざされた夜の 白い息
あなたは、そのすべてを可哀そうだという
ここには明かりも暖もある
温かな食事も好きなだけ使える水も
重湯を ....
一念発起とがんばってみるのは
容易いけれど
がんばり続けることは
なぜか難しい
*
それって三日坊主
だよね
悔いてはみるのだけど
いつだって
他のひとの視線が気 ....
曇り空の夕陽は
やけに朱色の粉っぽくて
窓から見える景色が
変にくすんでいます。
日がな一日床に入って
分かりもしない本を読んだり、
他人の不幸の報道を
リバイサンから御裾分けしてもらっ ....
君は
ひとつぶ
哀しみを
螺旋構造に宿したまま
この世に零れ落ちてしまった
ひとつぶ
君は
ひとつぶ
喜びの
光にくすぐられて発芽し
言の葉の二葉を広げてしまった
ひ ....
)春を待つ
小山より寒管(かんすげ)の穂なびく(海に臨めば
突然/寝返りをうつ、竜頭の背骨/割れ
千年と仕えた瘤が、沈む
底浅と跋扈する(海
海は鉛色の羊水に姿を変えた(波
(波は ....
県境にこだわったマニア本
県境に建ったホテル
県境に建ったショッピングセンター
県境が走る住宅街
短い距離の間に県境を何度も渡る国道
の
記事を見ていたら急に思い出す
東武日 ....
今朝は寒かった
故郷の朝を思い出した
近づいては遠ざかる 除雪車の排気音 タイヤチェーンの音
サカモトさんと うちのとっちゃがやっている 雪かきの音
屋根からの小さな雪崩が サ ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト
(10515)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ストロベリーショートケーキ
-
カチキ
自由詩
3
11-3-31
enjoy_the_silence_/_****'04
-
小野 一 ...
自由詩
6*
11-3-29
詩作を続けるために
-
……とあ ...
自由詩
15*
11-3-29
君が腕を切った
-
はるな
自由詩
1
11-3-29
詩人から詩人へ_2_/_掛川_享嗣_氏_to_岡崎_よしゆき ...
-
小野 一 ...
散文(批評 ...
2*
11-3-28
卒業式
-
西日 茜
自由詩
4*
11-3-28
朝
-
草野春心
自由詩
3*
11-3-28
時代劇と処方箋_/_印籠には薬が入っている?
-
beebee
自由詩
6*
11-3-27
Siren_master_/_****'99
-
小野 一 ...
自由詩
4*
11-3-27
響_/_****'99
-
小野 一 ...
自由詩
4*
11-3-27
クロックワーク_ポエトリィ/_****Until_dying ...
-
小野 一 ...
自由詩
5*
11-3-26
走る者として_/_****'91
-
小野 一 ...
自由詩
5*
11-3-25
WATER
-
草野春心
自由詩
4*
11-3-24
『愛しいあの子が泣いている…』
-
座一
自由詩
3*
11-3-24
恋のうた
-
草野春心
自由詩
5*
11-3-23
天空の鏡
-
subaru★
自由詩
5*
11-3-23
麻葉童子/_****'04
-
小野 一 ...
自由詩
4*
11-3-23
ボクらのバラエティーブック
-
乾 加津 ...
自由詩
12*
11-3-23
見知らぬ街
-
……とあ ...
自由詩
7*
11-3-23
風_浜辺なのか_
-
民次郎
自由詩
5
11-3-23
前傾姿勢_/_倒れる時は忘れずに__”_前へ_”
-
beebee
自由詩
8
11-3-23
最近おもうこと
-
こころゆ ...
自由詩
3
11-3-23
国歌吹奏_/_****'99
-
小野 一 ...
自由詩
4*
11-3-22
明日のない部屋
-
月乃助
自由詩
8*
11-3-22
がんばるもんのひと
-
恋月 ぴ ...
自由詩
25*
11-3-21
一日の終わりのエイリアン
-
……とあ ...
自由詩
17*
11-3-21
ひとつぶ
-
nonya
自由詩
14*
11-3-21
史跡を巡る___‥Ⅰ
-
アラガイ ...
自由詩
3*
11-3-21
マニア気質
-
kauz ...
自由詩
5*
11-3-20
北の町_/_****年不明
-
小野 一 ...
自由詩
5*
11-3-20
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