あかん!

そんなうるんだ目でみんといて

かんにん、もう降参や!



 
ある日私たちは純白に生まれる
何一つ自分らしさなど持ち合わせず
ただひたすら落ちて往く
それはいつの時代も変わらない

けれどこの時代に相応しい
数多の毒に冒されながら
私たちは落ちて往 ....
こんなものだっただろうか

月を見上げて、
綺麗だな、と想った

それでお終い

朝日が上った
眩しいから目を逸らした

それだけ


ノートに這う寝ぼけたみみずとか ....
        風雨にも 寒暑にも
       裸で修行に耐えている
     アベニューのつぶてたちよ
            こんにちは
 平均余命一桁のおいぼれた おらは
  近頃す ....
あなたには
彼女がいるって
きいたわ
地位も
名誉も
揃ってて
正常で
スペシャルで
きれい

まるで手が届かないわ

わたしたちには
許されないことがある
冗談とか
軽 ....
皐月の車窓に狡さだとか我がままだとか昨日までの自分を置いて何を頼りに隣の席は空っぽ温もり散歩は出石で雨漏りもて余す七皿の満腹逢瀬を重ねて孤独を詰めば城跡の城壁雨は無情夢幻よ明日は煙る天の邪鬼それでも
 ....
育つ
育てられていく
時間をかけて
お金をかけて
思い出さえ
何層にも
織り成されて
必要なときに
必要な手を
考え
実行できる
ちからをもつ
未来の
理想に
似せて

 ....
とんぼは空を飛ぶ

一生懸命羽根をふるわせ
からっぽなからだを浮遊させる

最低限のそらを飛ぶ機能しかもたない
あとは生殖機能と風にのる技術

歌舞管弦がなくとも
やつらは限りなく美 ....
夕日が雲を赤く染める時
切り絵のような木々が
空に黒く浮かぶ

烏は寝床へ帰って行く
昼間は息を潜めていた虫たちが
あちこちで鳴き出す

冷たい風が部屋を吹き抜けた
金木犀の香りは無 ....
  *太郎を眠らせ、太郎の上に雪降り積む

       *次郎を眠らせ、次郎の上に
     冷たく白い   かなしみは堆く
    白く   叢枯れ果てた夢の室の下
   冷たく   ....
降り始めた雨に鼓動を重ねて手を繋いだ指先に温もりが帯びる。

帰る道を忘れた子供の様に私たち恋に落ち込んではずる休みをする。

距離に出来ない愛ある今は別れて分かれて解り合ってまた ....
好きな人 見ているだけで いい匂い 心持ち 辛さ加減を 訪ねるよ 遠くより 近くの方が 大事なの 足を動かす それなのに あなたが好きな{ルビ理由=わけ}?
それは決まってるよ
あなたがあなたに生まれたセンスが好きなんだ
それでいいんだと思っても やっぱり辛い時はそうはいかなくて
辛い心がヒリヒリするんだ
とにかく向き合って抱きしめて痛みが抜けるようにそうしていこうずっと
 
秋の夜長

逃げては追いかけ、追いかけては逃げ、

今宵もひとり鬼ごっこ




 
おもい

つよくなる
ほど
かたむき

こわくなる

こころ

しめる

存在の不在

おもっても
おもっても
わたしは
横を
すれちがうことしかできないなら ....
前酪

 トロリーバスに新緑の空 ゆられて
 クイーンな休日 いかがお過ごしですか。

 グリセリンはもうとっくに植物性を過ぎたころだけど
 明日はきっと晴れる予報が当たりますよね。

 ....
穴の開いた心に水を汲む
すぐに流れてしまうのに
来る日も来る日も水を汲む
生きるためではない
生きている そう感じたいから
疲れたり 
笑ったり
今日もこうして水を汲む
いくら汲んでも ....
四十四分待ちの直射日光が春を伝える。

2014/04/08
若い美容師が器用な手つきで私の髪を切りながら、高齢化社会について熱心に喋っている。けれども気になるのは桜のこと。鋏を入れて、はらはらと床へ散ってゆく髪よりも。散髪後少し軽くなった頭で、私は春を満喫する .... むかしの写真は殆んど燃やしてしまいました。忘れてしまいたいことばかりです。小中学生の頃の同級生たちは、わたしが詩を書いているなどと想像もしないどころか、わたしの存在すら記憶にないでしょう。ましてや子宮 .... 少年時代 
今とは違う奇妙な生き物だった


そのころ家の近くには古い寺があり
髪の毛が伸びると噂される少女の人形が納められていた
人形を実際に見たことはなかったが
子どもたちが人形の存 ....
子供のころ
父の話を聴く時は正座をさせられた
兄弟で並んで正座した
肩こりの父親の肩をもむ時も正座していた


母方の親戚の葬儀の時
肩が凝ったと言い出した父を
正座をして身体を揉んだ ....
百合の蕾 ペリカンの嘴にしか見えなかった
百合の姿は馨りだけで 十分 部屋の壁を越えて漂ってくる
魔性の女にも見える 謝罪は本質を見抜いた時にする

今は葬儀で頂いた貴女を花瓶に挿すくらい ....
器用に生きられないだけの個性は
誰にとっての褒め言葉でもなくて
容赦のない人種には一粒の反撃にもならない

何も聞かなければ、何も傷つかない訳でもなく
耳を塞いで、聞こえなく ....
 
恋して 弱くなりました

愛して 強くなりました

向き合って 真実を得ました



 
駐車場に車を止めて目をやると

2階の窓が明るい

携帯で電話



これからすることがあるので
今日はちょっと



すぐに窓は黒くフェイドアウト

駐車場に取 ....
乗り越えるしかないものは
泣いても怒っても
乗り越えるしかなくって
ひとつ ひとつ

それでも出てくるのが
涙 だったりしたら

助けて
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あかん!- 殿上 童自由詩17*14-11-3
恋のように死す- ただのみ ...自由詩15+*14-10-31
灰色、それでお終い- 凍月自由詩8+*14-10-31
熾きをみつめて(十)- 信天翁自由詩2+14-10-31
こと、もの、- はなもと ...自由詩5+*14-10-31
煙雨- 自由詩3*14-10-30
育成されるEvery_days- はなもと ...自由詩314-10-30
とんぼ- 梅昆布茶自由詩1114-10-30
さようならがまだ寂しく耳に残るから- ミツバチ自由詩5*14-10-29
雪国の田島ハル- ただのみ ...自由詩17*14-10-28
ふりかえる距離- かんな自由詩3*14-10-28
いい匂い- 陽向俳句514-10-28
心持ち- 陽向川柳314-10-28
ムズい- 陽向短歌214-10-28
センスが好き- 陽向自由詩514-10-28
心を抱きしめる- 陽向自由詩214-10-28
鬼ごっこ- 殿上 童自由詩17*14-10-26
どうき- はなもと ...自由詩614-10-25
プリーズフリー(ズ)- Wasabi 自由詩614-10-25
根っから_て訳じゃない- ただのみ ...自由詩19*14-10-25
- 川瀬杏香自由詩6*14-10-22
散髪- 川瀬杏香自由詩4*14-10-22
歯磨き- 川瀬杏香自由詩6*14-10-22
精通- ただのみ ...自由詩18*14-10-21
正座__/__想い出した情景- beebee自由詩2414-10-20
沈黙の百合- 朝焼彩茜 ...自由詩16*14-10-16
同じ穴- 中山 マ ...自由詩214-10-15
あなたとわたし- 殿上 童自由詩22*14-10-12
サフランモンブラン- 芦沢 恵自由詩21*14-10-8
言っても良いんじゃないかな- 中原純乃自由詩7*14-10-4

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