い、痛くないの?

男のひとの満足げな顔って決して嫌いではないのだけど

京急立合川駅って普通電車だと運転免許試験場のある鮫洲駅からひと駅
競馬の好きな方なら大井競馬場への最寄駅で通り良いか ....
 
温まった砂浜に
背中を合わせて
目を閉じたら
 
じわっと溶けて
地球に
同化していく
 
虫取りの子たちが
アジサイの茂みに見え隠れする
夢の色を追いかけて

おおきくなってしまった
ぼくは
その動きをなぞることができない
思い出して叫んでみても

ブランコの揺れと ....
鏡の中に

鏡の中に、ともに映った
妻の姿と僕
にっこり微笑んで
買い物のため
二人で訪れた,スーパー

明日は。その後は
君と僕
きっと幸せだろうね
三十二年一緒だ
君には少 ....
こいつらがロックなんて言葉口にしたらぼくは間違いなく殺意を覚える
と思った矢先
そいつらは画面の中で
オフホワイトをバックに
しけた顔して不快極まりない口調で「ロック」とはを語り出す

ソ ....
バカ、ウンコ、バカ、ウンコ、そんな切ない花占いをやっている

ズタズタになったチンポに包帯をまいて3日間をすごした
階段を降りれないまま髪を洗えないまま3日間をすごした
包帯には血がにじ ....
暗い部屋に行こうと思って

穴に落っこちた



見上げた空が青くって


誰か覗いてるみたいだったけど


自分にも見えて








よくわかんなくて ....
いいんだ、もういいんだ
これまでのことは
産まれてきて、居場所はなくって
どうしようもない日々ばかり続いて
気がついたら
何処でもないここへと辿りついて
でもいいんだ
次のひかりは見えて ....
誕生日おめでとうと言わないでと言われたから、言いません
だけどそれはあなたの本心ですか
それともつらかっただけですか強がっただけですか
どうか わたしのためでなければいいのだけれど
憎んでも忘 ....
この空を 君は自由に 飛んだから だから鳥はね 泣いたりしない



悲しみは もうたくさんだと 花は言う 僕は自分に 水をあげた



いつまでも 帰らぬ温もり 待っている 隅で眠る ....
砂漠には
牡牛や熊や鳩や鷹
大昔
それらすべてはひとつであったと
髭づらの人が
乱れる息を
掌の中
上手にすり合わせ
微笑み
「悪疫は煮沸消毒いたしましょう」
「悪疫を煮沸消毒いた ....
梅雨の涼しげな霧雨が降る中
ふと本当に愛した人を想う
今では声聞くこともできないけれど
私の心の中には未だ
目には見えない刃が刺さっている

あなたと何度笑いあっただろう?
 ....
甘えんぼな あたしは
あったかいひと
やさしいひとに
ふれると

ホワンとしたきぶんに
なってしまう

気を全開にゆるしてしまう

たまに失敗することもあるけど
猫の勘はたいがい ....
 淡雪は炎のように降りつもりきみの素肌の灼熱を知る



 凍蝶の滑り落ちゆく黒髪にかかる吐息は結晶化して



 性愛の天を凌いで伸びる蔓 凌霄花は空にまみれ ....
山盛りの洗い物だって
洗ってしまえばこっちのもんさ






山盛りの皿洗いながら
こんなこと考える










山盛りの洗い物に勝利 ....
本当のかなしみを知るひとは
かなしみのあり様をあれこれと邪推せず
涙で濡れた手のひらにあたたかな眼差しを重ねてくれる



本当のかなしみを知るひとは
ひとの過ちをあれこれと論ったりせず ....
天パで頭の悪いムライがお前らのことをにらみつけている
天パで頭の悪いムライ「俺も人の子だったというわけですね…」

天パで頭の悪いムライがお前らのことをマジで殺そうとしている
天パで頭の悪いム ....
静かの海
ここはどこまでも静寂な 砂がさらさらと、
乾いた想いを落としていく
初めて出会った日を思い出しては
ナトリウムの大気に
耳をすませる

小さな部屋で聞いた
パステルの紙を走る ....
{引用=(自動筆記の試みとして)}
薄っぺらい靴底を通してアスファルトが足裏を焼く。
体温と等しい大気の中、人は噴き出す体液で白い布帛を半透明にして抗えもせず、
仕事に炙られ夏にじっと茹でられる ....
角砂糖ひとつ分のダリで歪んだ
そんな私の記憶の個室
父が一杯の水を差し出す
母が一輪の花を差す
それがかつての始まり
最後に望む光景

角砂糖ふたつ分のダリで歪んだ
そんな私の記憶の個 ....
 眠らないバスにのった
 眠れないぼくは
 あの野性化した雲といっしょに
 あかるい夏の海辺をどこへむかっていたのだろう


 写真でみただけの
 マリアナ諸島の鮮やかなブル ....
手拭を汗ふきとらむと思いてや万葉の歌涙をぬぐう

蕎麦食めば妻の与えし千円の中よりいでしそのそばの金

物乞いをなすと思わじ今朝の妻の与えし何がしかの金

芸術によって何をなさんやただ表面 ....
とてもまぶしいあおい空だった

ひとさし指とおや指のファインダーで切り取った

わたしの空は

ただそれだけの

とても小さな

ソラでした
何も考えずに済む   静かな日々が待っている
それが望んでいたこと        筈だった

月明かりの下を歩く      潮騒が流れ込む
満たされた音を抱え    胸の奥に滴る情動を
なぞ ....
お晩でがんす

むじな似のおんな魚選る夜五つ
閉店後精肉売り場よぎる牛頭
三叉路で人待ち顔の地縛霊
お嬢さん背中に手形ついてます
タクシーが女客拾わぬ上り坂

ウシガエル田んぼあぜみち ....
ひとめぼれをして買ったお護り代わりのパレッタが
一年程見当たらなかった
こどものゴムや100円ショップのクリップで間に合わせていたけれど
落ち着かないので 誕生日の自分へのお祝いに
昨日 新し ....
バケツをひっくり返したようなって言われても
ピンとくるわけじない

ひところ軒先で騒がしかったツバメの巣はいつの間にやら静かになっていて
育ち盛りと餌を催促してた雛たちは
ハーメルンの笛の音 ....
きのう手紙がとどきました。ふるさとのこころの箪笥から。
【前略 私は あなたの本当の母です。あなたは 親に「橋の下でひろってきた」と言われると喜んで、高貴な産まれを夢想するような娘でしたね。卵が先 ....
君に回帰する青空
新しい道具を手に入れて
揚揚と胸を張り進む
紫外線もものともしない

砂漠と草原とステップとツンドラ
悲しみの緯度が増し飛行機の窓が割れ
近く遠く自転しつづけては公転す ....
超BIGなミルクプリンを
すくっては丸飲みする

輝き始めた友人たちを
プリンの中に沈めてやる

甘すぎないその味に
小さな嫉妬が奥行きを与える

明日は呪詛のように
私をコンクリ ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
立会川のひと- 恋月 ぴ ...自由詩16+*10-8-2
同化- 次元☆★自由詩410-8-2
八月の子ども- 橘あまね自由詩21*10-8-2
鏡の中に- 生田 稔自由詩6*10-8-2
そんなんじゃ濡れねーんだよ- カチキ自由詩410-8-1
お花畑にチンコがめちゃくちゃ咲いた- akb48自由詩110-7-31
Try_Try_Try- 自由詩4*10-7-30
創書日和【離】離床- 大村 浩 ...自由詩8*10-7-30
畳の部屋のあなたへ- とんぼ自由詩210-7-30
自由に- ミツバチ短歌13*10-7-29
鬼子- 高梁サト ...自由詩10*10-7-28
子宮- 麻生ゆり自由詩3*10-7-28
あったかいひと- 森の猫自由詩13+*10-7-28
雪月花_- 夏嶋 真 ...短歌29+*10-7-27
そんなかんじ。- サワメ自由詩510-7-26
本当のかなしみを知るひと- 恋月 ぴ ...自由詩42+*10-7-26
天パで頭の悪いムライ_〜あたしは貴方と恋離の枝になりたい〜- akb48自由詩110-7-25
静かの海- 月乃助自由詩18*10-7-24
夏の奴隷- salco自由詩6*10-7-23
記憶の個室- 瑠王自由詩9+*10-7-22
うつつと夢の間を縫うバスに乗って- 石川敬大自由詩1910-7-22
汗と涙- 生田 稔短歌3*10-7-22
わたしのソラ- いのせん ...自由詩510-7-22
何も考えずに済む/静かな日々が待っている- kauz ...自由詩4*10-7-21
金鳥の夏_…- salco川柳7*10-7-21
imac(イマック)- 鵜飼千代 ...自由詩6*10-7-21
野良猫のうた- 恋月 ぴ ...自由詩18+*10-7-19
やわらかな殻- るるりら散文(批評 ...13*10-7-19
オルフェウスのように- 瀬崎 虎 ...自由詩110-7-19
- nick自由詩2*10-7-19

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