日めくり 日めくり 人生 時代
章 章 一生を全力投球する性を沈め

 静かに大人しく 笑み 明るみに晒す 風の縁 それは姿

  月は呼んでいる リリスな女は 風景を皇帝に仕上げ金粉を叩き ....
               130906




五重にお取り下さい
と聞こえたので
5枚頂いたところ
白い目で睨まれた
翌日は
 ....
呑み込まれながら 解り合えない 感じ合えない
瞳語り合えない 違いを解り合える 感じ合える 瞳語り合える

違いの仕方なさに腹をくくる まじないなんて懸けれない 唯一を
誇れない 克己心が 呑 ....
茄子紺に染めてあなたのまわしなら俵踏みしめ恋尽きるまで

長茄子の紫の花何気なく紫紺に染める我が実知ってか

茄子は「成す」花の数だけ実をつけてしあわせになる畦のあなたと

足りないのあな ....
電動ミルで挽きたてのコーヒー 泡立つ表面が少しずつ収まっていくと
マグカップには雲の浮かぶ真っ暗な夜空が映しだされた
私の唇が音をたてないようにゆっくりと雲をすすっていく
そのまま月と愛の誓いを ....
ゼリーの丸いお家を作った

わたしが捕まえてきたあなただけ


わたしを逃がさないのではなく、
あなたは逃げられないのよ。

ゼリー


ゼリー



ゼリー ....
5年前の手帳に いつ正体を明かすか考えるというメモがあった

いったい何の事 疑問以前に笑いしか来なかった

果てし無い自分の浮遊感の頭を撫でる
結界を創っているわりに 網目の粗いザルで環境 ....
 九月の雨


今日は雨降り
九月に入って初めてだ
小雨から本降りになると
コーヒーショップの窓の外を
アノマロカリスが泳ぎ始めた
カンブリア紀の海棲生物だ
雨足がさらに増してゆ ....
満ち満ち足りて花は枯れ
棘立つ指で弄った
あれは神秘で現実で
僕は童貞を思い出していた

体は痺れ 呼吸が億劫だ
息は溢れ 肺が窮屈だ

夜と朝の差別を
蔑ろにしてきた偶像化を

 ....
あたしが何を見たって?
6月27日の夜
そうね、雨だったわ。
2AM
裏通り、濡れて光る外灯の下に
若く、美しい男が立っていた

男がいるのはこの世界の真ん中で
これから男に降りかかる ....
              130903
ほい!
無防備のままに
投げ出された女の主体を
無自覚に踵で踏んづける
宿命的に対立の朝
鈍い目をした顔だけの男は
足音も立てずに目を背ける
 ....
決して不用意に押してはならない そ知らぬ振りしているほうが身のためだ
でも時々は押しても構わないさ もし君がすべてに飽き飽きしているのなら

それは仕掛け花火のように寄せては返す怒涛のようにやっ ....
 
ちくたく ちくたく

くたくた くたくた

ぐー



 
青春の青を塗り替え9月くる 私は語りましょう

年老いた異国の詩人が誘う
かつての黄金時代の
壮大な物語を


私は語りましょう

彼の地で出会った
美しい少女が流した
喜びの涙の色を


私は語りま ....
そう、彼女は遥か遠い北国からやって来た。ボブ・ディランの名曲にのせて。
彼女の国では今でも夏に雪が降ると言っていた。
僕はその言葉を本気で信じていたんだ。
彼女が嘘をつくなんて夢にも思わなか ....
 
名残の夕立に

消えていく

あなたが消え去っていく



 
平凡に雑草の上プカプカと浮き輪に身体預ける火種 気分ではない 体の疲れが此処に響く 気分ではない

怠けて課題を溜めるという頑固な菌が まだ繁殖してくる 雨の日だからか

気分ではない であれば 脇役か裏方か台本を一章くらい破くか してみる ....
蝶は夏の光を泳ぐ

ふわり ふわり

目には楽しげで 

花を愛し

仲間と戯れて

ときに人にも寄り

いのちの季節を謳歌する



さて黒い揚羽がまるで
 ....
ひもじいといって、啼く蝉はいない

白亜紀の時代から
ひとはひもじい生きものだったという
そのひもじさに耐えて、恐竜から逃れて
生き延びることのできる生きものだったという

生きて
生 ....
夏の宵 風鈴さえも物静か 誰に別れを告げて過ごそう

すべてを溶かして夏が逝く 遠く僕らを置き去りにして

朝顔にそっと問いかけ返事待つ あの恋の行方こころの行方

短信の むこうに見 ....
ぼくは もちろん きみじゃない
ぼくは もちろん あなたじゃない

きみも もちろん ぼくじゃないし
あなたも もちろん ぼくじゃない

けれどたったひとつ
ぼくにもきみにもあなたにも
 ....
死を拾う 空に斧振り上げたまま腹見せて転がっている

詩を拾う 弔いもなく涙なく乾いて虫の命逝く夏
砂浜を覆ふ石蓴や処暑の海 真に受け取るのは 生真面目な粋な魅力 アンタは

 傷つかない

されど 馬鹿にされたような余韻が眠りを妨げる 怒りで眠れないのは

 極悪に厄介 祓いまで若すぎて年輪を待って ....
                 130823

みんなからぁぁぁー
浮くのが嫌だ怖いと考えて
いぢめの列に並んだのよぉ
ぶうぶうと抗弁するのもしないのも
選り分けないで押しつぶし
天日 ....
時にゆっくりと或いは急に速度を増して上下する人生
君は金の木馬に僕は銀の木馬に くるくると廻り続ける 音も無く

それはやがて闇に溶ける 美しい二人の風景だ

まるで回文のように行ってはもど ....
色褪せたカーテンを捲ると ベランダに小粒な

カーネーション一鉢

猛暑の今も咲かせてしまって申し訳なさに少し喉が渇く

三ヶ月前 ノルマで給料引きされた縁の一鉢

カーネーション
 ....
「原理主義的ツインテール2013」は、「PAKUTASO/ぱくたそ」という無料写真素材サイトのいち企画である。
「ツインテール」という言葉に反応された方なら、このサイトはお宝になるに違いない。

 ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あの世の月- 朝焼彩茜 ...自由詩3*13-9-6
ご自由にお取りください- あおば自由詩16*13-9-6
腹痛- 朝焼彩茜 ...自由詩4*13-9-6
茄子紺のひと- たま短歌26*13-9-6
ブルーマウンテンの夜空- Neutral自由詩713-9-6
ゼリー_〜生まれる〜- 鵜飼千代 ...自由詩7*13-9-5
正体と齢- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-9-4
九月の雨/赤トンボ- 壮佑自由詩25*13-9-3
- 徘徊メガ ...自由詩513-9-3
若く、美しい男- うめバア自由詩6*13-9-3
羽矢と霧矢- あおば自由詩8*13-9-3
不思議ボタン- 梅昆布茶自由詩1113-9-2
くたくた- 殿上 童自由詩17*13-9-1
青春の青を塗り替え9月くる- 北大路京 ...俳句413-9-1
夢物語- キダタカ ...自由詩1013-9-1
北国の彼女- ヒヤシン ...自由詩5*13-8-26
夕立- 殿上 童自由詩17*13-8-26
平凡に雑草の上プカプカと浮き輪に身体預ける火種- 北大路京 ...短歌113-8-26
気分ではない+- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-8-25
仕舞蝶- ただのみ ...自由詩21*13-8-25
朝の日記_2013夏- たま自由詩34*13-8-25
晩夏へようこそ- 梅昆布茶短歌913-8-25
ぼくらは誰にも似ていない- HAL自由詩6*13-8-24
蟷螂- そらの珊 ...短歌17*13-8-24
砂浜を覆ふ石蓴や処暑の海- 北大路京 ...俳句4*13-8-23
生真面目なアンタ- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-8-23
浮くと思っていた- あおば自由詩6*13-8-23
人生は回転木馬- 梅昆布茶自由詩1013-8-23
一鉢のカーネーション- 朝焼彩茜 ...自由詩613-8-23
原理主義的ツインテール2013- 殿上 童おすすめリ ...3*13-8-23

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