散りゆく花びら舞うように
爪の先を桜色に染めた



散った桜を惜しむように

爪の先を桜色に染めた


爪の先だけ満開な桜
4月14日 雨-----------------------------------
憧れのあのひと 人気者 
あんなに綺麗な人と ほら・・・ 仲良さそう
あたしなんか どうせ カエルみたいだし ....
順調に下りてきた針は息切れし
8あたりで喘いでいる
それを見てただ微笑むだけの君は
海外ドラマに夢中になってて
きのう焦げつかせたやかんをせっせと磨く
あの場所にわざと置き忘れた春が欲しかっただけ届かないだけ


ぼくだけの明けない夜をつくるため今でも空を塗り続けてる


磨り減ったあなたの靴の底をみていつか桜も散るのだと知る


 ....
本心では好きでもない男性と
体を重ねるのは
汚い事ですか?

不潔
だね
と答えは言う
ならば、どういたしましょう?
この欲求は
どこへ追いやりましょう?
何処へ封じ込め
どこへ ....
異動先の職場に提出する書類を書きながら
彼女はポロポロと涙をこぼす

それは悔し涙だったのか

自分の人生を真摯に捉える人だからこそ
だれ憚ることなく感情を顕わにする人とは
僕は見ていな ....
見えている終着地点を目指してみて

ときおり、きこえた、きみの、こえ
『まださみしいんだよ』

全ては逃げるためなのだと
分かり切った言い訳をさけている胸に押しこんで
カメラのレンズにう ....
へのへのもへじみたいだねと問いかけたら
「へへののもへじ」が正しいんだと
あのひとは言った

―へのへの

叱られて家に帰れなかった
夕焼け空に
ロウセキで描いた
へのへのもへじ
 ....
住所を聞くように
ブログのアドレスを訪ねて
これで大丈夫と安心する
また話そうねと文字を塗り重ねて
実際に会うより
大切にしているかもしれない
何かが起きて
アクセスできなくなったら
 ....
ため息をつく男 という絵画を観ていた というのは嘘
凍り付いた大地 という映画を観ていた というのも嘘
悲しみに暮れて という彫刻を観ていた というのも嘘
失われゆく楽園 という演劇を観ていた  ....
一緒になろぅ


耳に届けば心は梔子



一緒になろぅ


口づけ交わせば心は深紅



一緒になろぅ


眠ってしまえば心は濃藍
恵まれてないからだとか
体調がよくないからだとか


全部、きれいごと。


私が病む理由なんて簡単
必要とされず
自分が他人より劣って見えたとき


部屋の隅で
膝を抱 ....
あなたは昔言いました

…お前、偽物だ。と

寂しげにぽつり言いました

…お前、偽物だ。と


私 言い訳を探して

だってあなたは脳の病気だし
寝たきりでろくに口もきけない ....
ベーコンチーズトーストを差し出す

どんなに慌ただしくても
両の目からの弧光
を浴びて

お腹 風船みたいだよ

やわらかいんだろうか


コーヒーを啜っては新聞をめくる
ひい ....
幼い 記憶辿る
暖かなる 春 揺りかご ゆらり
ありがとう
聴こえるの
嬉しい気持ちで お腹がいっぱーい
満たされているのよ わたし
幸せのおすそ分け ちょっとだけ あげる
幸せのおすそ ....
いま からっぽのこの体 なにから詰め込んでいこうか
いま からっぽのこの体 目に映るはモノクロの世界
いま からっぽのこの体 なにから入れたらいいのでしょうか
いま からっぽのこの体 なにを愛せ ....
甘やかな
ひとさじの記憶を舐めたので
それにすがって
いまでも背負う
185センチをもてあます
トンガッテ戸惑う魂を


(ウザイ)
(ウルサイ)


五角形のつぶてを
吐き ....
彼女がいやなのは
その事柄よりも
それを知らないでいる時間

彼女がいやなのは
戦わずして逃げること


彼女がいやなのは
無視されること


人は傷つきすぎると
誰もが自分 ....
オレンジと
アップルと
互いの唇を結ぶきらきらの細い糸と

つぶして
 歯で
たらして
 口移しで
かきまぜて
 舌で

私は、
冬ワインとする
眠れぬ夜を越え辿り着く時

身からこぼれる無彩色な雫たち

こぼれるほどに身は透明になり

私はついに記憶を失う

この狭間の中で

行き着いたのは鏡の世界

映し出された情景 ....
揚々昇り立つ煙り 山より下るは
吐く息の ちぎれるも 薄れ
野に流るる かぎろい 四季の はじまり

卯月

甘い 春の来


*

そろり そろりと やって来たのは 糖蜜の ....
暇を弄んでいる
雨は上がった
日差しのなかに春を見つけ
香りのなかに沈丁花を見つけ
ぼんやりする

渦中のただなかにいると
気づけば
既に過去と知る繰り返し

追い ....
先週末に桜が散ったばかりなのに
あなたは
物置から引っ張り出したビーチパラソル
具合を見たいからと
これ見よがしに拡げてみせる

どうやら使えそうだな

アルミパイプの椅子まで組み立て ....
子供の頃のように
過去も未来も関係なく
無邪気に笑う事ができたなら



きっと君に
好きだって
伝える事ができたのに



君の桜色のその泪
はらはらと散る前に
わたしのウルフが遠吠えをしている
その青い瞳で遠く月を射ってしまえ
群青すべてはオマエのもの

気高き闇の王者よ
森の奥深く老木が生い茂る彼方から
瞬時におまえの気配を感じるとき
わたし ....
真っ赤な世界に三味線弾いて鳴いたこねこのおなかしろしろ
やわらかアスファルト
黒いグーグルアースで拡大できないふるさとの景色

夕暮れ 君の料理がうまくなる
(はっかないお味〜)
夕暮れ  ....
七色の虹

雨上がり
ふうわり浮いて

ここまでおいで
って言っている


追い掛けるけど
触れなかった


七色の虹
全部合わせると光になるって聞いたから


クレヨンで光を作ろうか
白い画用紙の上 ....
 一

真夏の昼下がり。
海へと向かう埠頭をめざして
ただ、闇雲に走るのは
未知のウイルスに侵された
一匹の狂犬。

ザー、ザーと耳の奥で
鳴りつづける不気味な雑音。
熱を帯びた鼻 ....
午前四時五十七分
うつくしくひかりに濡れた朝のなか
しっとりと艶やかな群青に紺碧にきんいろのそらのなかを
あなたはおちてきました


たったひとり



東京は潰滅しました
炎を ....
うねっても
まっすぐ
ひねくれても
まっすぐ
うっすらでも
まっすぐ
とぎれても
まっすぐ
まじわっても
へいこうでも
からまっても
それは、まっすぐ
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さくら- 舞狐自由詩3*08-4-15
【ある日記】- つむじま ...自由詩3*08-4-15
生平- FUBAR自由詩3*08-4-15
置き忘れた春- 春日短歌7*08-4-14
或る店- Wasabi 散文(批評 ...408-4-14
夕刻の事務室で彼女は涙をこぼす- kauz ...自由詩6*08-4-13
まださみしいんだよ- 春日自由詩3*08-4-12
もへじなひと- 恋月 ぴ ...自由詩30*08-4-11
チャット- よしおか ...自由詩2*08-4-11
【本当の嘘】- つむじま ...自由詩2*08-4-10
色色- COCO自由詩4*08-4-10
曇天- 三奈自由詩6*08-4-10
偽物- COCO自由詩8*08-4-9
妻のきげん- ましろ自由詩9*08-4-9
揺りかご- どらちゃ ...自由詩208-4-8
からっぽ- どらちゃ ...自由詩508-4-8
ジゴロのごとく- 渡 ひろ ...自由詩17*08-4-8
彼女- 舞狐自由詩7*08-4-8
ある曲、についてのこんな- FUBAR自由詩4*08-4-8
美しい日- COCO自由詩7*08-4-8
卯月- ひより自由詩9*08-4-7
- よしおか ...自由詩1*08-4-6
気の早いひと- 恋月 ぴ ...自由詩33*08-4-5
桜散る- Honesty自由詩6*08-4-5
ウルフ- 西日 茜自由詩13*08-4-5
ともちゃんのファンタジー- ともちゃ ...自由詩7*08-4-5
- 舞狐携帯写真+ ...6*08-4-5
はじまりの四月、成就された八月。_☆- atsuchan69自由詩8*08-4-5
あなたがおちてくる- 因子自由詩4*08-4-5
とても、ながい- ここ自由詩608-4-5

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351