ことし
蒸し風呂には冷たそうな
淡水魚の夏
交じりあう水は予想外でも想定外でもなく
伝う虎落笛
冬は必ずやってくる
/
たくさんの別れがあり
哀しみを思う))される余韻が苛立つ「 ....
ロボットよりも平坦な話し方

朝の会話

「シンパイシナイデカイシャニイッテ」
「その声で言われても説得力ないんだけど」

ハナスとにかく話ス
抑揚を探さなければ

夕方の会話
 ....
しんしん しんしん
冷たい空気はあたたかい
どんな人も
どんなものも
わけ隔てなんかしないんだ

雪は音なく
冬は音なく

余計な言葉なんてないけれど
コーヒーの湯気みたいに
こ ....
窓がとぶ
屋根がとぶ
全裸のマネキンが宙をとぶ
狂った風が吹きやがる

傘がとぶ
帽子がとぶ
純白のパンティーが宙をとぶ
狂った風が吹きやがる

笑いやがれ、
笑いやがれ、
笑 ....
アイスバーンの空の上
地球では 氷河期の 真っ最中

僕たちは 体が大きいだけで
神経は 細かく出来上がっているんだ

だから そんなに いじめないで下さい神様

僕たちだって 絶滅す ....
白い球はカーブを描き
握り損ねた手
ほら
頭上を、空高く飛び越え
砂原を駆け上がり
野を越え 谷を下り
小川をながれて
目のまえのどぶ板に 隠れると
あなたは道を横切りしゃ ....
あんたは誰です?

イエス・キリストは
哀れな母親にこう言い放ったものだ
「お前など知らない」
イバラの出世街道を歩む吾子を
ひと目見ようと遠路はるばる会いに来た
愚かな生母に向かって
 ....
クリスマスは 本当に 良いことが ない
なんて 嘆いている 人は
どの位 居るのだろうか

予報通りの ホワイト・クリスマス
イルミネーションだって バッチリ キレイ

肩を寄せて 歩く ....
水底リザーブしておいて
これから、瞳は、こぼさず、もらさず
底までゆこう光の竿をたぐりよせあゆみつ
The wind dies down.

少女は祈る少女世紀の立体少女症候群の。―――熱 ....
風が私の
すべてをかいくぐって
すべてをさらいそう

信じないって言ったから
試そうとしていたのかな
体温は
だれかに言った 寒いね
の一言で一℃あがる

ああ 寒いね
の返事で ....
家族っちゅう関係が

とうとう壁になりました。








信用と銀行とお金と男の子




お友達とお友達のお友達と…







 ....
やける痛みで何度も寝返りをうち
あなたはわたしの
名を呼んでくれたのだろう

受け容れられないと知ったら
そのあとのことなど考えられない
凍りつく鏡に心を映す
力などなくして

それ ....
カメはなんで歩くのが遅いの?

「甲羅が重いから」
「足が短いから」

いろんな言葉があるよね


カメは遅いなんて思ってないよ
カメはカメさんだからなんだよ

 ....
家は深く埋まるように石灰岩の石垣に囲まれている
来襲する猛烈な台風から屋敷を守るため頑丈な
けれどその石垣を越え いや崩しながら
夜な夜な犯しにやってくる 
波がある
生け贄を求める ....
高野山僧侶四十名による声明
 坊主になれ坊主になれ坊主になれ坊主になれ
 坊主になれ坊主になれ坊主になれ坊主になれ
 坊主になれ坊主になれ坊主になれ坊主になれ
 坊主になれ坊主になれ坊主になれ ....
冬の{ルビ至=たどり}ついた日
海峡は慈悲のない 風でした


限りなく動揺する
どこまでも
消え去る端をも
わけ広げる海風景


北風の冷たさに波頭は白く飛沫をあげ
人などだれ ....
月をみていた

風の流れで 雲が激しく流れていた

まるで 月が大急ぎで走っているかのように 映った

月は変わらずとも

雲や風 その日の様々な影響で 変化してゆく
 ....
町はパリだか東京だか
ときは過去だか未来だか

枯れ葉一枚ついているだけの
冬木立ち透ける枝の向こうに
買い物帰りの女がひとり
淋しい色した小さな目で空を見上げている

上半身に食料を ....
「いつも笑っていられますよう」
寒さを忘れて ひたすら願っていた

温かさに包まれていた


あれから…小春日和が続き あの温もりが此処に在るような幻想の中にいた


や ....
自覚がない

でも あたしの肩は
パンパンに張っている
 
他人にコリを指摘されて
気づく

足の先端も冷たい
脚も冷える

上半身は熱いのに

冬でも半袖ワンピに
綿カー ....
正しいことなんて知らない
正しいことなんて在るのか
ただ一つの正しいことなど

そんな言葉を抱えたままで
世界と対峙するからまよい
流されるだけなのだろうか

空が燃えつきそうな夕刻に ....
落ち着かない ざわめきばかりの都会(まち)に
今年も また クリスマスがやってきた
しけた ビル街の 四辻に出来た吹き溜まりから
流れる イルミネージョン 眺めてひとつ 吐息する

 ....
神楽坂を下る

「いっしょに帰ってもいいですか?」
「あぁ」

宴席でのお酌も拒むあなたと
いっしょに帰る

ーー 合評会の後だから?
ーー 「ゆきうさぎ」が好きなのかな?

 ....
2010
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Dear Kyosuke

サンキュー フォーユアレター。
とても嬉しいよ。 Ho, ho, ho.

京介君は、たいへん 良い子にしてるんだね。
とても偉 ....
険しくも山を越え遠く獣道を辿るひと。冬枯れたすすき野原に歩き疲れ、ぺちゃくちゃと噛みくだいた米の粕をぺっ、と吐き出しては、また道を行く 。

夢みれば夢を追いたくなります。
街をさまよい ....
新興住宅街 新興住宅街 俺は大っ嫌いだ
見通しがいい 見通しがいい やたらと見通しがいい
人影がねぇ 人影がねぇ 昼間は人の臭いがねぇ
公園から続く 緩やかな坂道
バットを担いで 自転車乗った ....
君の家への下り坂を
夜の空気をひきつれて
自転車はひた走っていく

白いコートの女性は
電話越しに笑う
コツコツと地を叩く靴は
打楽器のよう

二人の少年は
マウンテンバイクに乗っ ....
うんうんと首を縦にふる
なんだか良いこと舞い込んでくるような

ダメダメと首を横にふる
良いことなんかどっか行っちゃって
なんだか悪いことだらけな日々となってしまうような

こりゃダメだ ....
携帯をにぎりしめる手がかじかむ頃

うちのハートも西高東低

はよかけてこんと、もう知らんよ



 
めしいの       め
とうめい傷を
おしあてました

みあゲル のでした でも

ても 叩き落し
ても 踏みつけ
ても 凝らし 床に
うち つけ ないすれすれの
   ( られ ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
汽水域- アラガイ ...自由詩7*10-12-26
ヨクヨウ- 小川麻由 ...自由詩2*10-12-26
どうぞ- 朧月自由詩410-12-26
狂った風- atsuchan69自由詩24*10-12-26
*_謎のトライアングル- 藤鈴呼自由詩3*10-12-26
キャッチボール- アラガイ ...自由詩5*10-12-25
No_Aftermath- salco自由詩3*10-12-25
メリークリスマス☆- 藤鈴呼自由詩1*10-12-25
日暮れのさよなら_(ご利用は計画的に)- 乾 加津 ...自由詩6*10-12-25
- 朧月自由詩310-12-25
わお- サワメ自由詩210-12-24
わたしを忘れてくれたあなたへ- 乾 加津 ...自由詩12*10-12-24
あゆみ- ポー自由詩1*10-12-24
暁闇- 楽恵自由詩610-12-24
死者と私の為の夜- salco自由詩5*10-12-22
Winter_Solstice- 月乃助自由詩17*10-12-22
今宵の夜空- ポー自由詩4*10-12-22
或るイメージ- Wasabi 散文(批評 ...210-12-22
流星群を見上げて- ポー自由詩3*10-12-22
循環- 森の猫自由詩11*10-12-22
唯一の答えなんて知らない- kauz ...自由詩10*10-12-21
当たり前のクリスマス- yumekyo自由詩7*10-12-21
コロッケ- 鵜飼千代 ...自由詩17*10-12-21
サンタさんからの手紙__〜_過去6年分- 北大路京 ...自由詩15*10-12-21
甘酒- アラガイ ...自由詩8*10-12-21
旅路の果て- yumekyo自由詩510-12-20
耳、冷えよ!- kawauso自由詩310-12-20
うんなひと- 恋月 ぴ ...自由詩22*10-12-20
知らんよ- 殿上 童自由詩9*10-12-19
へや_(幻肢の砦たち)- 乾 加津 ...自由詩5*10-12-16

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