しあわせが
哀しみを連れてきた

さみしいでしょうと
私に聞いた

私は
しずかに微笑んで

そうでもないよ、と
教えてあげた


やさしさが
うそになる

抱きしめら ....
バチバチ
ステージが変わるよね

「ババーの乳首が湯船をたゆたう」って言われても
萎んで来たけれどまだたゆたうほどじゃないし

てか、
ボーイ!
乳首がたゆたう湯船をどこで見た ....
この夜の向こう

蒼白い悲しみに凪いだ街から

漂着した片言に縁どられ

幽かに像をなす空白

難破した夢

偽りという救命胴衣を着けずに

真実という黄金を抱いたまま

 ....
月みみ

うさぎが みみを たてに ふった

ので きのう よる

月へいった

10万坪の土地を 出世払いで 貰った

ぺこちゃん人形 倒すくらい なら

ただで ....
?公園に女の子が八人いました。
さらに後から男の子が何人か来ました。
全部で子供は十五人になりました。
公園に男の子は何人いますか??

レスリーは両手の指を曲げたり伸ばしたりしている

 ....
つぼめて 槍のように立つ
咲いたら 雪にとらわれ
爪の先 包み乞う 花びら

紫 赤 黄色のスクリュー
破る葉と土 ほどけた傾斜

雪の香りに 身をひめる







 ....
王様は絵画の中に

閉じ込められた

もうその存在も感情も

何もない




そしてピエロは解放された

ああもう貴方の為に

わたしは

 ....
今からちょうど5年前、2008年の4月20日に真美鳥というバンドが『ピラニア』というアルバムを発売していて、それをことあるごとにもうずっと聴き続けて いる。
別にゼロ年代の総評をしようっていうわけ ....
あんぱんのゴマを数える春の闇 適当に流さないで噛みしめること

爽やかにカリッとでもいいからとにかく流さないで

自分の実体験として受け止めたい

目を逸らさず血肉の経験となることを願って噛みしめるのだ


たと ....
雨編む朝は天邪鬼
いま忌む意味を遺書にして
嘘に倦んでは海に埋め
えにし選べず益を得ず
恩は怨へと惜しみなく

春は華やか白知の波乱
昼の日中に日照りの蛭か
古き深井戸腐の吹き溜ま ....
ちいさなころ
そだたなかった
相互理解のうえに
築かれる
友情という名の
つながりを
恋するあなたがいない場所でも
ひとりで
作っていけるように
なりたいと思う

足りない
足 ....
明日が来る前に
思い出す人がいる
眠る前のひとときに
浮かぶ笑顔がある

届かなかった場所に
それだけで幸せになれる人がいる

僕の勇気や誇りが小さく萎むとき
いつも思いだす人がいる ....
失恋って
誰かと共有する必要が
あるのかな?

一人飲み
布団かぶって寝るので十分
明日は
誰もそんなことがあったなんて知らない

そんな顔で
リセットしたいね
さわれないものばかり好きだ
息をするだけで腕ぶんぶんふりまわしてるみたいで
ここあけといてください
ごめんなさい
10年前のノートひらいた

めがねくもるクソ精神科医がまぶしすぎるガチ躁状 ....
     はしる かぜ
     まどう くも
     かわく かなしみ
     うたう さんだる

     なでる ひかり
     わらう このは
     すける わだか ....
すべては権力を握った側の都合の良い呼称

そんなものありはしない

ただただ人民があるだけ
それがこの世界だとおもう

なにもかんがえないできみとくもにのろうね
だれもじゃまはしないじ ....
止まらない世界は僕らを圧迫する
時間は切り刻まれて疲れている

それでも安息を求めてやまない魂は
慰安の色をさがす

世界を認識し感じるのはこの皮膚

本当は政治や経済で色分けされた世 ....
風はいつだって吹いているんだ

君は生まれた街を忘れてはいないか

水はいつだって洗い流してゆく

僕たちは心の地肌を隠してはいないか


この世界は様々な角度に切り取られ
柔らか ....
木の皮に こもった熱が
少しづつ 雪を溶かし

陽射しが 波紋のように
幹の根元を まるくあゆむ

溶けた雪は水となり 土にしみ込む
しみこめない水は 雪の下をたぱたぱ流れ

水の膜 ....
ひとが名前ではなく
番号で呼ばれたとき

そのひとの生は無意味になったと
いうことであり

そのひとはもうこの世に
存在していないことと同じなんだ
子供達がてをふりながらさってゆく
老いた道化師は泣いた

彼らはもうサーカスを振り向かない
ガランとしたテントだけが残される

1918年の秋はからっぽだった
1928年には不安が流 ....
つつじはお花なのに なんで四角なのかな
四次元ポケットから来たのかな

でも良く見ると ふつうのお花だ
だって地球に咲いているから

つつじはなんでハイビスカス色をしているのだろう
まね ....
わたしは失格者
子供の頃は子供として失格
いまは大人として失格だ
夫として
父親として
男として失格なのだ
当然女としても
地獄に堕ちる者として失格
天国に入る者として失格
社会人と ....
山独活を武器に勇者は世を救う
につめられてたのがさっきまで
ちゃんとパックされておいてたのに
チューブの構造とりきんだこぶしの関係性で
もうどうにもとまらないみたい
泣くのはからだにいいんだよってちょっとなげやりな医 ....
昔 1万円単位で考えていた俺が
いまは1円単位で考えて暮らしている

どうだデューゼンベリよ
お前の提示した歯止め効果なるものに
俺は屈しない人間なのだよ





デューゼンベ ....
笑いたくなるかなしい郷愁を
色にして音にして匂いにして
どうにか形にしたいのだ

過去はもう起こせないよ
君はもうここにいないよ
時間を飛び越えてみせなよ

ほら

笑いたくな ....
先生が僕を卑怯者と呼んだ
その名前はおでこに貼りついて
やがて
僕の皮膚になった

月日が過ぎて
周りが誰も気づかなくても
僕の耳には
先生の声が時々聞こえた

先生 僕は先生のよ ....
声がする
崖っぷちに
かろうじて
爪を立て
呼んでいる
誰かを
よるじゅう
求めている
雨に打たれて
傘も持たない
家もない
母もない
優しい思い出も持たない
痩せた猫が
 ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
等価- umineko自由詩7*13-4-27
16才と30才の同級生- 鵜飼千代 ...自由詩15*13-4-27
漂着物- ただのみ ...自由詩18*13-4-26
月みみ- 佑木自由詩3*13-4-25
中庭のある小学校で- 夏美かを ...自由詩26*13-4-24
クロッカス- 砂木自由詩13*13-4-21
王様とピエロ- 多紀自由詩20+*13-4-21
KARADAからでてくることば_~真美鳥のアルバム『ピラニア ...- さわ田マ ...散文(批評 ...2*13-4-20
あんぱんのゴマを数える春の闇- 北大路京 ...俳句713-4-18
噛みしめる- 梅昆布茶自由詩913-4-18
戯言/口元のゆがみ- ただのみ ...自由詩21*13-4-17
ちいさなわたしへ- はなもと ...自由詩3*13-4-17
明日が来る前に- うみこ自由詩4*13-4-17
リセット- 鵜飼千代 ...自由詩13*13-4-15
ノートとじる猿- ともちゃ ...自由詩613-4-14
はるの_くわだて- nonya自由詩21*13-4-14
抵抗勢力或いは反発勢力- 梅昆布茶自由詩7*13-4-14
感性の幹- 梅昆布茶自由詩913-4-14
風の中の鳥のように- 梅昆布茶自由詩613-4-14
陽_波紋- 砂木自由詩17*13-4-14
名前と番号- HAL自由詩5+*13-4-13
道化師の秋- 梅昆布茶自由詩1313-4-13
つつじのお花- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-4-12
失格三昧- ただのみ ...自由詩20*13-4-12
山独活を武器に勇者は世を救う- 北大路京 ...俳句313-4-11
トマトケチャップバスタイム- さわ田マ ...自由詩5*13-4-11
デューゼンベリの歯止め効果- HAL自由詩2*13-4-10
indelible- くめ自由詩313-4-10
ルピナス- Lucy自由詩27*13-4-9
痩せた猫- そらの珊 ...自由詩21*13-4-9

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