はにかむ四角い箱を見つめて僕は妄想する

世界中に素敵な音楽を乗せた電波が飛んでいって

派手なあの子の耳の後ろを掠め飛んで

不精なおじさんのおなかの線をなぞって

可愛い 十字路の ....
もう6年も前の事ですが、仕事で縁あってニュージーランドに行きました。
そこでとても印象深かった話です。



ー羊の話など中略ー



ニュージーランドは大きく北島と南島に別れていま ....
ぼっかり空いたこころの隙間に
あなたの優しさが忍び込む

そのひとに騙されているのではと
友達は忠告してくれた
仮にそうであったとしても
構わないと思ってしまうわたしがいる

ひとの弱 ....
階段をふみはずしたとたん
ガラガラと足元からくずれていく
ころがる立方体
白い平面につぎつぎと映る画面
バラバラになったコラージュのような
アナタの顔が散らばる


ダウンロードしよう ....
何かが転がっていた
転がってきた
柔らかい何かを踏んだ
羽だらけの塊
小さな翼なのだった
踏んだのか
踏んだのか
振り返り見て見ないようにする
人通りの多い階段脇
誰も
立ち止まら ....
出口に中指を添え
Tシャツとジャージ 石鹸に座ってよろめく

壁を蹴ると滲む 気化した感情
昨日の雨は冷たかったが
雨上がりを見逃してしまった

窓を打つ音は
雨後雨と報じる
曇りガ ....
私はよくモノを書く

自分なりに

捻りを加えて

それでも最後は

伝えたい事を、

いわゆる「オチ」を付けて書く



「おまえのは、詩ではなくて小話のネタだろう」
 ....
庭に咲く
一輪の
紅い花

見ていると
笑っている
ようだ
人の優しい
笑顔のようだ

誇らしく
きれいに
咲いている

紅い花を
誰かの部屋の
片隅に
そっと
飾 ....
飲み込んだ寂しさは
夕日の味がした
あまりにもさっぱりしていて
麦茶みたいだ
その素っ気なさに
耐え難い孤独を感じた
夕日の味がした寂しさは
冬の麦茶みたいな
黄昏の色をしていた

 ....
わたしのパソコンのどこからか
プレデターSのカラカラいう声がしています

わたしのプレデターSは先日エイリアンと闘って勝利しましたので
カラカラカラカラ 上機嫌なのでしょう
とても良かったと ....
わたしの中、唯一
開かれた小さな窓から
ぼうっと眺める

つながる点と、点たち
ペンシルが弧を描き
強弱をつけながら
行き先を定める

それは幾重にも覆われ
その鼓動さえも

 ....
ありのまま
そんなものなど求めていない

哀しいことだ
乱れ狂わせようにも
交尾中のハエが見つかりやしない

同時性
騒音
リアリズム

せめてないまぜにしてから
こっちにこい
テレビに切り取られた光景
権威に裏打ちされた光景が
僕らのリアルだ

同時代に同じ空の下で起こり得た
現実であろう光景

けれどその現実を
この目でこの手で確かめることは
間違いなく ....
ここどころかどこにもいないと考えるのが
妥当だと思っちゃいるが
神様からポイントなしのコメントで
導いてほしい

どこにもいないと考えるのが
妥当だと思っちゃいるが
神様からポイントがほ ....
育つために撒かれた種
飲み干されるため血にまみれたトマト
食べられるため握られたおにぎり
焼かれるために横たわるメロンパン
プチられることなく窒息したプリン

時代に見捨てられ
度々俺の ....
そら豆娘はそら豆に似ている

みんなに"そらちゃん"と呼ばれては

プクッと頬を膨らませて

ちょっと睨む

今年もそら豆がおいしい季節がやってきた

一年のう ....
てのひらから
つばめの影が飛び立って
どこへやら
つと
消えていきました
わたしはひとり
立ち止まっていたのです
自動車に
跳ね飛ばされるドラマを
軽くいなして歩きます
小さな翼に ....
傷ついたこころに きれいな夢
ひしゃげた気持ちに あしたの光


うたぐった
あなたにひざまずく



命に似せた「愛してる」
風向きは南
飲み込まれ ....
おとーさんは海老を食べない

なので生野菜とアボガドだらけの

冷製カッペリーニになってしまう


文句もいわず食べているおとーさん

ほんとうは何が食べたかったのか知らない

 ....
もうすでに
切ったはずのスイッチ
なのにまだ
じわじわと温め続ける

あの時この手で
切ったはずのスイッチ
なのにまだ
どこか心の奥の方で

このまま
切れたスイッチのまま
も ....
やわらかいサクラ木のチップを踏みしめるとつんとして春

子犬の茶色い足首が白くかすむ雲の春


おとーさんは今日も仕事です

わたしはキレイを集めて花束にします


オツカレサマ
 ....
霧立ちこめる
蒼白い朝もやの中
ぼんやり浮かび上がる
朱色の門

奇跡的に護られたという
幾年もの時代
立ち続け
幾人もの人々を
見送った

陽はゆるやかに昇り
山々を包み込む ....
ずっと

強い人がスーパーマンだと思ってた

後に

困ったときに助けてくれる人だと思い直した

そして

大切な人を守れる人こそスーパーマンだと知った

でも

守る優し ....
新宿の高層ビル群のすぐ裏手
ありふれた住宅街が広がる

(歩いている)

かつては丘陵地帯だったであろう
上り坂そして下り坂また上り坂

(立ち止まる)

雀の声烏の声
ヘリコプ ....
空と大地のすきまで
虹が寝そべっている
お日さまが顔を出して
おはよう、と挨拶したら
寝ぼけた虹はどこかへかくれんぼ
たまには雲に見つかって
雨を降らされ怒りだす
おどろいた雲は逃げ出し ....
五月の地表を離陸したこいのぼりたちは
太陽から吹いてくる風を上手い具合に活かして
素晴らしいスピードで重力圏を離脱した

それはこいのぼりたちにとって
反乱であり革命であった

こいのぼ ....
先週の
日曜日は
長崎駅まで
1人で
買い物に
行って来ました

アミュプラザに
行って来ました
とりあえず
お昼まで
少し
時間ありましたので
いろんな店を
歩いて周 ....
手回しオルゴールの上で踊る
少女の足をへし折った
あれは頑是ない狂気です
誰でも一度は
覚えのあるもの

一度は通った道ですので
大人は皆
子供の遊びに寛大です
けれど忘れちゃなりま ....
今まで歩いてきた道のりは
華々しいことなんか
なんにもなくて

ずっと思い描いていた
理想の自分
それは、もっと


でも
そうやって歩いてきた道のりが
わたしそのものなんだ、と ....
放課後になめたあの子の笛の味思い出させる
食堂のカレー


雪合戦
逃げるあの子の盾となり冷水滴る色男かな


「待っててね」げた箱の手紙持って行った校舎の裏で
ひとり凍える

 ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
思い出トランジスタ- 箱犬自由詩208-3-26
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小さな翼- よしおか ...自由詩8*08-3-26
雨のち- 佐々木妖 ...自由詩13*08-3-26
私が書くモノ- Honesty散文(批評 ...4+*08-3-26
紅い花- 妖刀紅桜自由詩10*08-3-25
寂しさ- 小原あき自由詩8*08-3-25
プレデターSを飼う- 西日 茜自由詩5*08-3-25
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色気、の話- FUBAR自由詩4*08-3-25
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_- 佐々木妖 ...自由詩3*08-3-24
職務質問- 佐々木妖 ...自由詩7+*08-3-24
【そら豆娘】- つむじま ...自由詩2*08-3-24
つばめ- よしおか ...自由詩6*08-3-24
そら- caleha自由詩12*08-3-23
冷製カッペリーニ- 西日 茜自由詩7*08-3-23
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キレイな春- 西日 茜自由詩9*08-3-22
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西新宿四丁目界隈- kauz ...自由詩8*08-3-22
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宇宙こいのぼり- 大覚アキ ...自由詩6*08-3-21
先週の日曜日- 妖刀紅桜散文(批評 ...3*08-3-21
狂人- 亜樹自由詩108-3-21
わたし歴史館- こゆり自由詩6*08-3-21
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