歳時記も棺桶に入れてあげよう 童貞きどってるやつ 二人子がいる 爪先まで宇宙 ランナーがいるとヒットは打ちやすいむこうはチャンスこっちはピンチ バカだからわからないっす梅花祭 桜の木々にダイヤが孵化し始める
誇れるこの世に 二つの目だけで十分だ

I think 爽

夢や希望を視力検査の片目で描ける かもしれない
この張れる胸こそ不可思議の姿勢を正し始める
 ....
きみは阿片を吸ったことはある?
もちろんないよね当たり前だよね

ぼく?
答える必要はある?
答えて欲しい眼だね
香港でね一度だけ

でも阿片窟に辿り着くまでは
大変だったしお金も遣 ....
少しく眠っていた
ワインのほこりをはらうように
表紙もはがれはじめた 
古ぼけた詩集を手にすれば,

あの時
あたしの詩集は、
日常という単語ばかりで 
充たされていた

 ....
鳥はなぜ逃げない


足下に 跳ね回る

逃げないが 近寄らない

近寄らないのに 逃げもしない

小さな雀



鳥は なぜ逃げる


逃げるのに また舞 ....
雪に埋もれたまま青く影を落とし
家々は俯き黙祷する
気まぐれにも陽が歩み寄れば
眩い反射が盲目への道標

抱擁されるまま

冷え切った頬が温もり
辺りに耳が開かれるころ
頭の後方 梢 ....
 
過去にとらわれた方は、遠い目をしてはります

未来にとらわれた方も、遠い目をしてはります


そして現在にとらわれた方は、白昼夢をみてはります




 
親はいないのか
捨てられたのか
たかいのか
ふかいのか
風がきつい
まぶしい
今日の空
ひとのかたちで
風に捨てられて
おまえは
なんていう名の雲か
太郎か、次郎か
花子か、雪 ....
もう充分だと言うのは
きっと身勝手なんでしょうね

でもその気持ちが消えないんです
良くないことだとは分かっていますが

やはりこうして日々を
何とかうっちゃっていると

いつも最初 ....
ねぇおじさん。

どうして人は孤独になるの?



それは、孤独を感じるほどの、

ぬくもりを知ってしまったからさ。



どうして人に孤独があるの?



それは、き ....
ごすいって
ひすいに似たような

たおやかに
睡り続ける
午後
もくもくと
宝石になる練習をしよう

纏足の爪先から
あたたかな成分が溶け出していく
あらがえない{ルビ麻薬=レ ....
タバコの味のするキスは
久しぶりだった

待ち焦がれていた瞬間が
こんなにも
やすやすと手に入る

夢なの、
問いかけた唇を
あなたが封じ込めた


大きな手のひらは
私の胸 ....
日常なんて
詩人のためにあるようなもの
戦場なんて
詩人のためにあるようなもの
現代詩フォーラムなんて
詩人のためにあるようなもの

でも残念ながら
そこに詩人はいない

詩人なん ....
 小さな水たまり
 暗い冬空を映して
 薄氷が張っている

  メリ…メリ…メリ…

 靴底で踏みつける
 ヒビが広がる鈍い音
 囚われた心と身体

  メリ…メリ…メリ…

 ....
自分や自分の愛する人が
明日隕石に当たって命を落とすとは
恐らく誰も思わないだろう
だから
いつも通り私達は
目の前の人にお休みを言って
今日という日を
当たり前のように見送る

あ ....
ある意味かわいいので、きょうも3さいながく生きちゃった
結果は死んでみないとわからない
葬式でかけてくれが口ぐせ
エンディングテーマが表面張力あふれてるコップの水の映像がきれい
のどがなる夏は ....
ぽっこりと
大きな顔のお月さま
長い夜が始まった
今夜は月とお話しましょう
暗い夜が明けるまで

七十億の人類と地球に取って
お月さまはたったひとつだけ
その灯りで世界中の町を照らして ....
ばぁちゃんの畑の相続に協力してくれてありがとう
叔母から感謝されて居心地が悪くなる
肝心な役割ができなかったと後悔しているから

  故郷を離れて暮らす叔父から電話が架かってきたのは
  お ....
首が回らないのに
辛気臭いが被さったら
最悪
食えないカビの温床

なんとか上げ上げで脱出したら
足を引っ張る奴の
便利屋にはならないよ
いますけど。

陽があたれば途絶える命
 ....
光が次の
季節を連れてくる
風はそれを
押し戻そうとする
雨が次の
季節を置いていく
人はそれを
なかなか見つけ出せない

ひと雨ごとに
行きつ戻りつしながら
季節は摺り足で ....
                隣り合う湿ったカケラ

                やせこけた舌でふさいだ

                = = = 

    ....
もしかしたらだけれど
ほんとうにもしかしたらだけれど
ひとはひとを殺したいという
本能を持っているのかもしれない

でもこれももしかしたらだけれど
ほんとうにもしかしたらだけれど
ひとは ....
画家はさかさまの

恋人たちを描いた

恋人たちは

地に足が着いていないから

ということで…



となりに黒ヤギがいた

絵をさかさまにした

地に ....
雪になれないミストの塊が降りてくる 桜の薄紅を水に溶き
私は筆の先端に任せ 続けている

墨のグラデーションを感覚に委ねる
発信源は心か魂か腹の底か 雪になりたっかたミストに尋ねる

陽だ ....
赤十字の理念は紛争や戦争の前線に於いても
独立と中立の姿勢を貫き助けを求める人を
平等に支援することだとされる

それは敵味方に別け隔たることはなく
傷ついた兵士も助けることだとも言う

 ....
真夜中に手淫のごとく懺悔せし

非常口に蓋をして


洗面台で ひかる剃刀

水滴の落ちる静けさと

窓を見ている闇と少年


ひっそりと手淫のごとく懺悔せし

悲しい線路 ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
歳時記も棺桶に入れてあげよう- 北大路京 ...自由詩213-2-25
童貞きどってるやつ_二人子がいる- 北大路京 ...自由詩513-2-25
爪先まで宇宙- 北大路京 ...自由詩813-2-25
チャンス- 北大路京 ...短歌313-2-25
梅花祭- 北大路京 ...俳句113-2-25
ダイヤから一(はじめ)- 朝焼彩茜 ...自由詩5*13-2-25
純潔な眠り- HAL自由詩5*13-2-25
ありふれた十一通の手紙_‐4‐- 月乃助自由詩8*13-2-25
ひとつまみ- 芦沢 恵自由詩20*13-2-25
永久の瞬- ただのみ ...自由詩27+*13-2-24
とらわれた方- 殿上 童自由詩22*13-2-24
雲の子- たま自由詩40*13-2-24
巡礼- HAL自由詩6*13-2-23
孤独ってなーに?- 元親 ミ ...自由詩15+13-2-23
午睡_或いは崩れ落ちる砂の壁- そらの珊 ...自由詩24+*13-2-23
プライベート- 伊織自由詩5*13-2-22
詩刑- 左屋百色自由詩2+*13-2-22
【_薄氷_】- 泡沫恋歌自由詩13*13-2-22
奇跡が連続するキセキ- 夏美かを ...自由詩21+*13-2-22
男の子ばかばか- ともちゃ ...自由詩513-2-21
【_月とお話しましょう_】- 泡沫恋歌自由詩11*13-2-21
逃げてしまった僕が感謝されて戸惑っている- kauz ...自由詩10*13-2-20
首が回らない- 鵜飼千代 ...自由詩11+*13-2-20
雨水(うすい)- nonya自由詩27+*13-2-19
うさぎの星- 北大路京 ...自由詩613-2-19
本能と遺伝子- HAL自由詩10*13-2-19
恋人たち- 多紀自由詩18*13-2-18
進め春- 朝焼彩茜 ...自由詩613-2-18
どうしても、ぼくには分からない- HAL自由詩10+*13-2-17
車輪の下- 月形半分 ...自由詩2*13-2-17

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