月が雲に埋もれてしまうように
儚い想いを隠したくない

宛先のない手紙のように
本当のことを伝えられない


溜め息をついては
言葉を摘んで誰に渡す?

記憶を信じられなくて
先 ....
【マルボロ】

かあさん あのね わたしがうまれた世界って
本当の本当は しろい正方形だったのでしょう
そこはとても清らかな場所だったのでしょう?

エタノールで消毒した 清らかな ....
空虚のなかに生まれ堕ち
荒れ果てた世界に生きるロリコンよ
孤独でいることを覚えなさい
一人で楽しむ術を学びなさい

誰がお前の為にいてくれるのだろう?
誰がお前を留め気遣ってくれるのだろう ....
モンパルナスのキキ         
信頼できる男は
愚痴を言う集まりに  
えげつない      
どんちゃん騒ぎ
ロスト・ジェネレーションが       
 ....
淋しい人に
夢をなくした人に
この歌を送ろう

聞けば
元気になれる
前向きになれる

元気で
たからかな
歌声を

淋しい
あなたに
この歌を送ろう

大きく
柔ら ....
蝶じゃなく人に生まれたつまらなさ花の誠が分からないから              触れる
             あなたと手が触れる
             コレクションを手渡した
             ほんの 一瞬
            ....
雪のひとひら 概念的な整理や体系化 は 作曲 を 伊豆諸島の鳥島や尖閣諸島の南小島で繁殖する 入り込んだ              
古き時代 に バイオハザード を 災害救助犬の育成 に 政治的な ....
群青の夕暮れ削る三日月を吊るし支える宵の明星 金色のマヨネーズが冷蔵庫のドアの間から
にゅるにゅると出ており、
まるで××の○○みたいに
にゅるにゅると出続ける
あたしはスリッパの先で食い止めようとしたけれど
マヨネーズはヘビみたいにす ....
傲慢を隠し持って

80センチメートルの高さから引力に引き寄せられ転落して

右の額と頬骨は優しさを誇示し脳をまもって

真っ暗な無痛の感覚から小さな円が拡大して

モノト ....
 ぼくはまだいちご泥棒と眠りたい置き忘れたものばかりの園で


 衝動を積み上げていく指先に梶井のレモンわたしのオレンジ


 気だるさはインクに滲み水底の青い散文髪に絡まる
 ....
道の歪みのそこここに
溜まって出来る水たまり
昔の雨にはつきもので
道行く人の迷惑で

車が通れば泥をはね
人が踏めば靴汚し
道の歪みの性格を
そのまま見せる水たまり

そのうち道 ....
久かたぶりに訪れた渋谷センター街
取り壊し中の建物とかあったりして何となく余所よそしさを覚える

平日の昼間ってこともあるのだろうけど

チーマー、ガングロな人びと
そして神話の国の神話な ....
海の向こうから来た手紙
躊躇わない見慣れた文字が、
心に触れるのです
確かに
生きる意味があるように
昔を思い出す、力が湧いてくるような

元気でいらっしゃるのですね
少し怒りっぽい
 ....
遠い風/海の凪
光の海/遠い風

潮騒を割り溢れ出る光の帯
遠く海を渡るカモメが一羽

君のもとへ早く
焦らずに帰ろう
遠い風/海の凪
もう陽がしずむ
曖昧になる境界

遠い海 ....
忘れられた小さな空がある。

初夏の風を受けて
駅に続くなだらかな坂道を
歩く途中にある
金網のフェンス越しに

名も知らない花の群生
赤紫の小さな花を
背の高い茎にたくさんつけなが ....
笑っているのに
悲しくなって 泣きそうになるの。
何も出来ない自分への
劣等感とか 敗北感とか
世の中への必要性なんかを
探してみたりするけど
そんなものを背負える程
立派じゃないから、 ....
土に帰らぬ朽ち葉を一枚、
あてどなく水面に浮かべた細流の
畔に立った子らに見送られては
水の音も爽やかにせせらぎ

淡くまぼろしのように霞み
遥か幽景の連なる墨絵のごとき山々
それで ....
月なき夜 くぬぎの森の カブトムシ 幹に耳あて 樹液流を聞く 足手まといなら、そう言ってくれてかまわない

貴方の自虐的なジョークを
笑ってもいいのか分からない

社会勉強を鋭角から睨み付けた1ヶ月前から
次から気をつけます、を連呼している
泥濘を ....
やさしい色を身に付けたいけれど

うまく馴染んでくれない


気が付くと

いつも

寂しい風景





「いろはにほへと」


と、言うけれど


夏の幻 ....
急逝蝶苑だったのだ
ドップラー効果を知っている
無線無料タクシーに 乗って
ダンゴ虫のポーズを とって
行き着いた 場所は
             
碧の体液は セルロース製では
 ....
ビールでも水割りでもごまかせない夜があると知った


枝豆だったらイケたかもしんない、んなわきゃない


じゃあほっけは?とかどうでもいいからお会計済ませて


明日会社休むとか言っ ....
手首につけた 花柄シュシュ ゆれる あなたが外した 

時計を逆に回して10年前

もし あの娘とあたし 同じように 目の前に

現れたら あなた どっちを選ぶの?

好きな気持ちは  ....
降り止まぬ雨はないっていうけど
それで地固まったのかな?

多摩蘭坂から見上げる雨上がりの夜空は
満天の星降るって感じには程遠くて

やっぱ悔しいけどそれが現実なんだよね

それでも、 ....
言の葉に 毒を含んだ 白い花 日陰に咲いて 漢方になる

道端ジェシカさんに捧ぐ・・・
駅前に丈高く伸びた
雑草の海
風にそよぐ波の向こうに
マンションが一棟
真新しいコンクリートの
白っぽい剥き出しのグレー
に風がそよぐ

ポークパイハットを被ったような雲の
ぽっかり ....
想像していたより早く目が覚めてしまったから
思い切って起きてみた。

いつもの半分も寝ていないけど
髪型がいつものようにボンバーヘッドしているだけで
それ以外に変わったことなんて。
いえば ....
ジューン・ブライドだね
チャペルの外は太平洋高気圧
反射がすごいね 気絶しそうだまばゆい純白
ブーケを抱えて大切そうに
まるで貴女は幸せの{ルビ女神様=Goddess} おめでとう{ルビお姫様 ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
紫陽花のように- 中原 那 ...自由詩410-6-18
マルボロ- るるりら自由詩26+*10-6-18
幼女詩編_其の四- 一 二自由詩210-6-18
モンパルナスのキキ- 《81》 ...自由詩7*10-6-17
歌をあなたに- そよ風さ ...自由詩9*10-6-17
秘密- ハイドパ ...短歌3*10-6-17
触れる- 鵜飼千代 ...自由詩8+*10-6-17
雪のひとひら- 《81》 ...自由詩5+10-6-16
金星- ハイドパ ...短歌5*10-6-16
黄金の夜- salco自由詩3*10-6-15
20cmのはみ出し- ベルヤ自由詩310-6-15
翠雨- 夏嶋 真 ...短歌28+*10-6-15
水たまり2- ……とあ ...自由詩14*10-6-15
渋谷センター街のひと- 恋月 ぴ ...自由詩22+*10-6-14
手紙- 月乃助自由詩21*10-6-12
遠い風- kauz ...自由詩11+*10-6-11
小さな空- ……とあ ...自由詩20+*10-6-11
空白の1ページ- ナ ヲ  ...自由詩210-6-10
豊かなる曖昧- atsuchan69自由詩9*10-6-9
暗夜- ハイドパ ...短歌6*10-6-9
大根役者のロックンロール- 中原 那 ...自由詩610-6-8
ポエム- 自由詩5*10-6-8
急逝蝶苑- 鵜飼千代 ...自由詩7*10-6-8
オフィスレイディ。- ゆきちゃ ...自由詩410-6-8
23歳- ゆきちゃ ...自由詩310-6-7
多摩蘭坂のひと- 恋月 ぴ ...自由詩17*10-6-7
道端の白い花- ハイドパ ...短歌4*10-6-7
駅前再開発- ……とあ ...自由詩6*10-6-7
わたしとくじら- 美味自由詩310-6-7
水無月花嫁- salco自由詩7*10-6-7

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