私が築き上げた世界なんて
積み木のようなものでしかなくて

それでも高く高く重ねては
バランスなんて気にしなかった

子供みたいに無邪気になれるから

崩れた責任を問わずにい ....
君が金魚を見殺しにしたのは事実だ。
餌をやらず、水も換えず、
君自身は傍観者で、いただけだ。
むしろ君が金魚を殺した。


赤い花の下、金魚の墓を作る君。
どんな気持ちなの。
見殺しにしておいて。
 ....
否定するだけじゃ何も変わらない
っていうこの言葉も否定の一種なんだよね
じゃあ何も言えない?そんなのは悔しい
ただ信じている思いだけを伝えたい



周りに好かれるためにキャラを演じてみ ....
耳を当て 君の鼓動を 聞いている 唇重ね 一つになろう



夜空見て 雲間に覗く 暗闇に 星の瞬き 生きてるようで



降り注ぐ 雪に音は 吸い込まれ 大地の鼓動 春までお預け
ヲウスの心は壊れてゆく
白鳥になんてなりもせず
国から父から捨てられて
峠の大きな大きな木の下で
故郷を想い死んで逝く

ヲウスよヲウス

父の嫉妬に兄殺し、
それを父に疎まれて ....
眠たさを誘う 五月の街
Market Street 1200
サンザシの木がほこらしげに 赤い花を咲かせていました
通りを染めるほど 目に映えるほどに
歩きながら目にできる家々の
フラワー・ ....
お葬式に行った。
友達のお母さんの。


泣いてる人は沢山いて、
あたしのお母さんも、その隣の知らないおじさんも
こぼれる涙をハンカチでぬぐっていた。

あたしは何故か泣けなかった。
 ....
君のために奏でたい旋律
風に吹かれ 運ばれ行け

重い鞄を負って、身動きとれずにいたね
君はいつも悲しそうで
何かあったの?なんて聞けずにいたんだ
君の心を砕きそうで

あれから何年の ....
お囃子が始まる
和太鼓/篠笛/摺鉦が
絡み合って

今日は表彰式のアトラクション
小さなホールに響く音は
ことのほか大きく力強い

お囃子の調子に乗って
繰り広げられる足踊りは
艶 ....
いやいやを するように振った首筋に
雪が 降りました
降っています この街に この道に
あなたの足跡が 残っていればいいのにと
探しそうになりました

行ってしまった
あなたはもう見えな ....
甘いだけのスゥイーツは、もう沢山だ。
頭にクるBGMも止めてくれ。

俺は、もうマシンガンでもモデルガンでもないよ。
レトロでビミョーな空気銃。

色気の無い女。
満月だ気が散る。
 ....
明日、死のう

明日は必ず死のうと思って、今まで生きてきました。

ものごころついたときから、ずっと

ひたすら命を絶とうとしています。


戦争があり、革命があり、
結 ....
走り込んだ
息が上がった

呼吸を整えて
力を抜いた途端

おなかが
ポコンッ

ありえないと
目を閉じた
いっしょうけんめい人生に絶望して
暖房の効いた部屋で

死にたい

と記してみる

死ねばいいのに

と答える

死にたくない

と泣く
泣くふりをする
涙も出ないのに
 ....
とりあえず雨だからって感傷を君に抱かれる理由はない

前向きにペダルへかけた僕たちの出来事ごっこを覚えてますか?

好きのまま過去に残した人々を未練ではない夢にみている

P.S.に ....
その言葉を言える人

その言葉を言える場所

確かにいるよ

確かにあるよ

いつも心に

いつでも此処に
オー、ジョン・ライドン、お前の毛根にまだこびりついてる砂糖水の匂いに
ぞろぞろと群がってくる小汚いアリどもを笑えよ
まるでそこにしか歩くところがないみたいに
お前の後をついてくるそい ....
私の苦しみは酷く透明に尖っていて、きっとアンタも傷つけちゃうわ。
それにアンタにも私の苦しみは理解不能よ。
ヒールで踵返す、ワガママガール。

それでも宜しくお願いします。
と、お手上げ ....
サングリア

サングリア

サングリア

三対一の割合で男の空気は無いに等しい
隔てたテーブルがまるで川のようだ
反対岸の草陰から覗いているような
そんな気分になる

女達は曝け ....
そこそこに慌ただしい日をこなしたあとは
急ぎの用ではない
コマゴマを
脇へ全部追いやって

静かに坐ってまゆつくる

まゆからでてきたからといって
羽根あるものになるでなし
わたしは ....
私がまだシロツメクサの繁る果てしない部屋の中で
喉は泉のように潤い
すべてが書かれている事すら知らなかった頃
とても小さな幸運を探す可能性を秘めていた私の朝
名誉でも報酬でもない景色が窓枠の内 ....
子どものためにいるなど
誰が決めたのさ

長いローブを引きずるように、
白い髭を 凍てつく星空にゆらす

あなたは太った 赤ら顔の
エルフなんかじゃないはず
赤い毛皮の
違う そう、 ....
娘は先生を伴い玄関の前に立っていた

「おかあさん、申し訳ございません」

担任は、開口一番こう言った

娘のランドセルに油性マジックで
”死ね!土屋”と

でかでかと、いくつも書か ....

 わたしはひそかにその人をガーベラさんと名づけている。
 月曜日の昼、大体同じ時間にやってきて、大体同じ内容の花束を頼んでいく。ガーベラと赤みの差す花を葉蘭で包む花束を。
 だからガーベラ ....
 
アクセント は
人生にも必要ね
 
毎日同じじゃ
生意を見失いそう
 
雪の降る街の景色を
音だけで感じている
悴んだ手が赤くなり
サクサクという音が

足元から立ち上って
靴底から垂直に体の
芯を冷気が掴んでは
私の細い心臓を震え

あがらせているの ....
指先で壊れものを触るように。

(実際やわらかく触らなければ壊れてしまう。)
(壊れてしまう。)


幸せを知らなければ。
君を知らなければ。
夢を知らなければ。


白い華を君に送ろう。
一輪だけ ....
成り成りして成り合わないところと
成り成りして成り余っているところを
刺しふさぎて

行きめぐりの天の御柱
妹よりさきに
褒めそやし

美しき言葉
ミトノマグハヒ



 ....
息を吐くと
白い揺らめきが目の前に生まれ
灰色に少し混じる冬の匂いを
肺へ入れる。


心に溜め込んだ
あの日々の想いとか
全て白い揺らめきへ込めて
吐き出したなら

わたし ....
輝く人に、憧れて。

それでも私には、何も無くて。

何も無いまま、こんな所まで来てしまっていて。



これからの私に、何が出来るだろう。

ごちゃごちゃと、色んな想 ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
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こじきー水蛭子ー- ……とあ ...自由詩8*09-12-17
望みは儚いもので。- Izm自由詩409-12-17
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