すべてのおすすめ
それは花の匂いのする、
午後だったと思う
{引用=ほんとうに、
さわったら柔らかい}
温かな木漏れ日の音
{引用=壊れてもピアノ
汚れても毛布
いじわるでも大切なひと}
ず ....
どこにいる
なにしてる
知る由もなく
知る術もなく
でもいつか出会って恋をする
花も嵐も味方につけて
私はきっと
恋をする
やがて雨が降るというとき
そんなとき
一度終れたらいいな、と思う。
魚になりたがっていたからといって
皆が皆、
魚になれるわけじゃない
でも、それでも充分
幸せそうだった ....
僕たちは
諦めることに慣れていたのかもしれない
だから
島の美しさとか
戦の悲しさとか
人の優しさとか
全部全部押し付けて
なけなしのプライドで生きてきたのだ
....
{引用=いきなさい}
そう言われて
ここまで来たと言った
うすぼんやりとした目の奥で
覚えていた景色はたぶん
泣いていたのだと思う
赦されないと解っていたから
一度も振り返ら ....
{引用=
目の前が滲んで
晴れた日が怖くなった
}
何でもいいと思っていたけど
やっぱりそれじゃ
上手くいかなかったよ
{引用=雨が、降るのを待ってる}
見 ....
{引用=みんなてき}
そう思っていた時期があった
へらへらと笑っている
鏡に映る自分さえも
{引用=みんなてき}
解りあえることなんてない
あなたとは違 ....
君は気づいてくれるだろうか
僕からの手紙に
あの時
僕はただの物質でしかなかった
溢れ出てくるこの地球の
力場に漂う熱量のようなもの
雨粒や、命
何もかもが
無意識のなかで ....
{引用=
この宇宙は
はたして優しい場所だろうか
}
アインシュタイン、
僕はこの質問に
何と答えればよいのだろう
幸せだと呟くたびに誰かを傷つけていて
何 ....
あれが海
生まれたり
奪い去ったりして
やさしくて、こわいね
手を振るよ
さざ波の向こう
あなたが見つけられるように
いつか帰って来られる ....