ガーデンズが荒稼ぎ
していた頃
玄関で図太い音が鳴り
ダースベイダー襲って来る
武器を加えて
宇宙人に備えるが
宇宙人は墨を吐く
タコのような姿ではない
歯が意地になって来て
千年杉 ....
温泉たまご並みだ

チュンしか言わない雀の喧嘩だ

スノードームだ

死の灰の乱反射だ

おしりが視線を放してくれないのは

即興画家のせいだ

占いみたいに水膨れて

ゆ ....
肉の激痛、全身を貫くなか
魂の認識、一層鮮明に
意識保ち、いずれ帰郷する
フルサトは
星達の天から滾滾と
響きとなり湧出する

影絵となり弾む旋律たちの反復に
貫く主音の自在に伸び沈み躍る
ー音色は何処までも深く柔らかく

かつて己の属していた
界の掬われ ....
あのときのあこがれが
いつの間にか
ふりかえる場所にいる

今年も何事もなく
君の季節が
通り過ぎてゆく


知らずに
とは
言ってられない国になってゆくから
少しだけでも
 ....
雨の幕間に耳目を伏して
乾いた水脈を手繰るように


生命の中核へ
堅い樹皮を穿つように
かつて滾り迸ったもの
跡形もなく
洞に ただ
ぬるく饐えた匂い


記憶――暗愚な夜
 ....
遠くで春雷鳴っている
遠い遠い国からの
流出する熱、光

此処は既に
隙間だらけのあばら家だ

板張りの破れ目から
熱の光の炸裂する
俺は戦慄錯乱、
混沌渦!混沌渦!
呑まれのた ....
あなたはわたしのなかにいる

あなたの肌にはその日になると
青や緑の痣が浮かぶのだと
教えてくれた

うごかない左腕で
必死に笑ってた
じっと見つめるとちからのぬけた顔になった
それ ....
あたりまえの幸せに

喜びがあふれる

イースターの日に

希望にあふれる

人生はピクニック

楽しみがあふれている

子供のように

夢中になって

あそぼう

 ....
ふらふら

はらら

うららかな春の日

うらうら

ゆらゆら

かぜに

ゆれている野の花

ぼくらもゆれてる

こんな日は

裏の山まで

散歩に行こう
 ....
はじめは
まとわりつくなにものもなかったのに
いみのないような
おしゃべりを
くりかえしくりかえし
しているうちに
からみついてほどけなくなって
しまう
そんなことを
えん 
 ....
つぼみふくらみ
匂わずに匂うよう
結びの前にほころんで

 笑いも 
   泣きも
     つかの間の

結びの前に散りはてる
燃えてあふれるその様を
いまは小さくしまったまま
 ....
行き先のないお前の虚像
とどまることを知らない水
不器用に溢れるのを忘れて
拒絶された命の河に埋もれる

沈んだ肌を撫で
冷たい手を取り出す
無数のお前が揺らめき
苦しみと愛しさを唱う ....
静かに生きてると
図々しい人にやられ続けるから

たまには牙があることを
教えなきゃダメだ

この世は弱肉強食

風に吹かれて
ただ気ままに生きていたかったけど

お前たちはその ....
諍いが嫌いで
嫌な人間から逃げる

くよくよした
ちっぽけな自分の頭の中を
粉々にふっ飛ばしたい

人に疲れたと言って
癒しの場所を確保したところで
いつもその場所は無残に奪われる
 ....
                
父、母からの生に自立して
もう己自身がひとつの風土だ
と書いた北の国の詩人がいた
東京育ちのわたしにとって
風土とはどのような意味をもつのだろう
解体され ....
湯の地に
美しい姫が居て
ゴミを捨てる
美しい姫は
腹を貸して
磯野カツオに会いに行く
じわじわと不治の病に犯されて
じわじわと
笑いがこみ上げる姫の名前は
ナンシーだった
コマを ....
ありふれた新月も満月も
見上げることもなく家路に急ぐ僕ら

ただいま
とは言うものの
おかえりとは言うものの
すぐにテレビやモニタの光に飲み込まれ


朝の目玉焼き
月みたいだね ....
春の訪れと共に
夢は去り
熱は冷めてゆく

桜の花びらは散り
情熱は燃え尽きた

メタセコイアの並木に
風が光ったのは
青春の日

今は
定めを悔やむこともなく
新緑の風に吹 ....
二階の窓からみてる
箱にとらののらねこがうずまってねてる
ちいさい海が砂時計のまんなかみたいにきらきらしてる
沢で茶色いのらいぬがしんだときく
もう少し毎日の学習を解いていたい

晩ごはん ....
玄関のチャイムが鳴って出ると
幼馴染みのおばさんが
手作りのプリンを持って立っていた
上がってすぐの急な階段には
いつの間にかサンタのプレゼントが置いてある
すぐ下の弟の部屋からは
サ ....
詩よりも素敵な端正な言葉を
音律にのせて

たとえばジャニスは疎外をブルースにして
もうひとりのジャニスはこころの陰影をうたにする

ジムはロックの神になり
もうひとりのジムは瓶のなかの ....
チーターを貸して居たら
焼き立てパンが
食べ放題の倭人の集落
チゲをタダで食べられる
子を待ちながら
詩作した
骨がツアーを企画したので
サンダースと旅立つ
江戸時代へのタイムトラベル ....
みんなイイネなんか押してないで

詩でも書けばいいのに

似てるなにかに頷かないで

ちょっと違う!って叫べばいいのに

秒速5センチメートルみたいに

青春に恋はしたけど

 ....
東の果てから顔を出す太陽があなたの眼の色と同じでよかった
まるくて熟れたあんずの実をとなりに並べたら、あなたとあたしは似たもの同士
果汁の一滴も、種まで残さず食べ尽くしてくれませんか
大丈夫です ....
旅がもし日常の中に潜んでいるとすれば
僕達は何処にもとびたてない愚かな鳥にすぎないのかもしれない

月の満ち欠けにいのちをふきこむものが風だとしたらならば
僕達の望楼は遥かな砂漠の果て ....
午前十時 駅の南口
キャリーバッグに詰め込んだ春の始まりの空気
わたしを見つけたあのこが笑って手を振った
作り上げた必然のようなただの偶然

滑り台のある公園の桜が三割ほど芽吹いて
その下 ....
世の中の気に入ったものすべてを集めることはできないが
ときおり巡り合う素敵な情景や言葉を僕の何処かにスケッチしておこう

ときにはロボットが生産ラインで溶接した鉄板でできたちいさな車で風 ....
氷の針が心臓に突き刺さって苦しいと思うとき 海から全ての海水が巻き上げられてぼくの口へ吸入器のように入れられるとき きっときみはひとつの歌を口ずさむ ひとつの祈りを口ずさむ、ひとつの海の駅名を口ずさむ .... 父の背中
53年の背中
もう隙間がないくらい

父の背中
背番号53の背中
数字がぎっしり埋まっている

その背中を擦ると
数字がぎしぎし唸り出す

私が石鹸で流せる ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
予想出来なかった- 間村長自由詩317-4-23
疲れもするさ- ただのみ ...自由詩8*17-4-22
帰郷- ひだかた ...自由詩5*17-4-22
響くフルサト(改訂)- ひだかた ...自由詩5*17-4-22
50- AB(な ...自由詩5*17-4-21
ガラパゴスの雨- ただのみ ...自由詩7*17-4-19
春雷(改訂)- ひだかた ...自由詩2*17-4-19
おかあさんの音- 田中修子自由詩8*17-4-18
あたりまえの幸せ- 星丘涙自由詩1*17-4-17
こんなひは- 星丘涙自由詩2*17-4-17
ぽりまー- AB(な ...自由詩317-4-16
春遅れの街で- ただのみ ...自由詩12*17-4-15
命の河- 宣井龍人自由詩6*17-4-15
怒り- ガト自由詩3*17-4-15
サバンナ- ガト自由詩2*17-4-15
風土- 白島真自由詩12*17-4-14
姫の名前はナンシー- 間村長自由詩617-4-13
見えない満月__- AB(な ...自由詩317-4-12
夢さりしあと- 星丘涙自由詩2*17-4-11
釧路- ともちゃ ...自由詩10*17-4-10
4月11日- フユナ自由詩7*17-4-9
日曜日の詩- 梅昆布茶自由詩1417-4-9
チーター- 間村長自由詩3*17-4-9
みんな詩でも書けばいいのに- フユナ自由詩12*17-4-4
あんずと朝- 自由詩517-3-29
旅について- 梅昆布茶自由詩617-3-28
一巡- 自由詩417-3-26
コレクター- 梅昆布茶自由詩1417-3-24
塩の柱- 白島真自由詩31*17-3-20
父の背中(挨拶付)- 宣井龍人自由詩9*17-3-19

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