温泉に浸かり身体を温める抱き合うような愛を感じる

夜明け待つ富士山頂で待つ僕ら朝日に映る君は女神だ

不自由も辛さも生きる証でも耐える身体に限界は来る

山崩し新たに団地作られる環境破壊 ....
鳥の飛ぶ
銀のピアスをもらったよ


こいつったら ときどき
姿をかえるから
翼を広げてとびまわる


だから、耳をひっぱったりして、
やんちゃな赤ちゃんみたい 
でも、ありがと ....
結晶する 耳元を過ぎる速い風
二人から 切り離されていく運命
共有した 時間が遠ざかっていくと
無理して 笑っていたのかと疑心暗鬼

光のさす場所を突き止めて
香りの漂う源を追い求めて
 ....
寄せては返し
また来たカモメ
潮風が弾く小春日の{ルビ音符=ノート}

寄せては返し
裸足と駆け引き
影踏むステップ進行形

砂に謎掛け
空に法螺吹き
ほら、左腕
 ―お気の済 ....
季節は甘いにおいをさせて
生きた痕跡を残していく
死は果実の着地とともに
再生の希望を託す

もし声が種子のように
どこかで芽を出すのならば
それは共振する
土壌の中がいい

次第 ....
陽の光が徐々に弱まり
空気も冷たくなって
そろそろ冬が来るのだと気付く
一人に慣れている私でも
この季節は人恋しい
人混みに紛れてみても
近くのコンビニの
おでんを求めてみても
寂しい ....
人前で私が私を真似ること


歌を禁じて謳い上げる


生産を遊ぼう ノートやペンや


祝祭の空の下あなたを見つける


鏡持ちながら私が私を語る時


王子・王女お庭 ....
僕とは繋がっていない
世界中を止めどなく
流れる/溢れる情報なんて
信じられない

新しいセオリーなんて
存在したこと
あったのだろうか

すべては既視感に
満ちていて
それは瑞 ....
犬や猿などを連れて、鬼ヶ島へ向かう桃太郎御一行。
舟を漕いで海へ出る。その直前のシーン。

1匹の亀が桃太郎に近寄ってきました。

亀:「桃太郎さん、ももたろさん。いまなら、きびだんご ....
一人でゲームセンターに行った帰り
コンビニの前で黄髪のお兄さんの鋭い一瞥と目が合った
単に喧嘩を安売りしているだけなのか
それともただ単に
一つの穴を巡る目眩く争奪戦の一つの
火蓋が切って落 ....
鬱蒼とした樹木の間から
黒い月が煌々と光る
青い空が見える。

しかし、決して昼間ではない。
ここで飛ぶ鳥は梟であるし、
地面には野鼠どもが
異様に光る目をこちらに向けている。

自 ....
大陸の灯は臙脂色に蒼ざめた望蜀の礎 
岩頭を蹴った四十億年後の奇形児は
宇宙の一滴として未然形のまま荒ぶ大洋を突き
遺産の頂点で呪符を戴く死出の旅路に夢中でした
光の精度は絶えず寄り添う闇の海 ....
賽銭は 御礼参りに来たときに

  神様ヘルプ  年末ジャンボ
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{引用=           
これは、リンゴの木の前に立っている私 ....
その石はまるで子宮のように
あの日 交わったときから
じっと守り続けた
ゆだるような潮風からも
氷点下の吹雪からも
じっと路傍で待ち続けた
ただじっと砕かれる日を
穿たれる時を
自らが ....
星を喰う獅子が落ち
彼方燃える夕刻に
寄る辺ない足取りは
今にも崩れそうな橋を想定した
白線を辿る

鼻歌が頭蓋に響いては
鞄を持って耳から逃げてゆく
使い物にならない両手で耳を塞ぐと ....
もしもうひとつのパラレルワールドがあるのならば

その世界の僕はどういう人生を歩んでいるのだろうか

もし幸せな人生を送っているのかな

僕の人生と取っ替えっこしないかい

君が死ぬと ....
30年前に飲んだ水薬の幻


人間は人間を定義し続ける


3LDKを王の間として読書する


格言集 言霊チャージでGO


10時にジャムトースト今日の炊飯玄米3合
回転を少し止めた朝は
おだやかな
エメラルドの生地で

ひとつの心臓もない
白い砂床に
波のつぶやきを聴く

貝の肉のような
とりとめのない柔らかさに憧れ
ギリギリと角質の擦れ合う ....
 
いざという時は
やるタイプとか言って
その時やらない人は結局
いざという時になっても
やらないんだってさ
 
世の中そんなに
甘くないよ
とか言いながら
どこかで
まあ大丈夫 ....
私が
景色を切り取って綺麗にうたおうとしている朝に
母と祖母が冷たい戦争をしていた
庭では 冬支度がすすんでいた
家の中の空気と 外の空気が
同じぐらいの温度の朝だった

無言とは
ひ ....
幸運のバッファローが鼻血を出して
ポケットいっぱいのピーナッツは欠伸してる
誕生日

ああ 今夜も 
おなかいっぱい
日差しがいっぱい
ぶつぶつがいっぱい

ああ 今夜まで
「まあ ....
ウォーターフロント 風の高層ビルに満月が架かる


護岸に寄せるさざ波 夜光虫の息


防波堤に寝ころび夏の大三角形を捜す


海風が髪を撫でるほど吹きつけて風


突堤で発火 ....
その髪は毒の蛇

歯は鋭い猪の牙

青銅の手に 黄金の翼を持つ

彼女の姿を見た者は

全て石となる

神話時代の醜い怪物メデゥーサ



乾いた丘陵のうえの神殿が

 ....
街路樹に寄り添って
まばたきを我慢すると
色々なことが見えてくる
見えていたのに見なかったもの

園芸店の軒先で
ペチュニアがビニールの容器に
無造作に投げ込まれて
冬の曇天を眺めてい ....
僕は夢想する

雲一つ無い青空に
ぽっかり浮かぶ黒い月を

僕は夢想する

鬱蒼としたジャングルに
飛来する原色の鳥達を

僕は夢想する

ジャングルの樹々の間を
悠然と歩む ....
アトラス天穹支え想いに風吹く


寒空の常緑茂る つづまる小鳥


唱題の中 顧みる生命の傾向


不動の蓮華座へ向け今日も一歩
{ルビ=
突然のお手紙失礼致します。
何をと思われず、どうか先をお読みください。
この手紙は、招待状でございます。
私どもの国にいらっしゃいませんか?
急なご連絡でまことに恐縮ですが、
私 ....
いつものバスに揺られ
曇った硝子を見やる

ヘッドライトがレーザーみたいだ
ならば街は宇宙戦争か
ならばネオンは流星か

霞んだ視界を晴らすために
冷え切った指をのばす

空から舞 ....
好きな花束ねて 花束作ろう
好きな花束ねて あの子に贈ろう
迷いの白と気負いの赤を
一緒に束ねて あの子に贈ろう

波に打たれて もう涙も流せぬ
そんな人の 心を暖める花束
大切な誰かに ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
温泉- 夏川ゆう短歌209-11-29
銀のピアス- 月乃助自由詩9*09-11-29
愛されなかったひとのためのソナタ- 瀬崎 虎 ...自由詩509-11-28
渚の時制- 都志雄自由詩209-11-28
_朝のシンフォニィが奏でられる- 瀬崎 虎 ...自由詩209-11-28
ポケット- ミツバチ自由詩6*09-11-28
シャーマンのお庭では- アハウ俳句3*09-11-28
抽出される世界- kauz ...自由詩8*09-11-28
昔ばなし_桃太郎_ばっさりカットされた部分- 北大路京 ...自由詩6*09-11-28
全ての哀しい夜のために- ピッピ自由詩609-11-28
もう一つの黒い月ーメタフォルモーゼ・怒・寂- ……とあ ...自由詩7*09-11-27
the_Transoceanic- 都志雄自由詩209-11-27
年末ジャンボ宝くじ- 北大路京 ...短歌6*09-11-27
りんご写真- 月乃助自由詩6*09-11-27
石に芽吹く花- within自由詩10*09-11-27
獅子と兎、声- 瑠王自由詩6*09-11-27
パラレルワールド- こめ自由詩1209-11-27
日常- アハウ俳句309-11-27
貝夢想- 佐野権太自由詩16*09-11-27
夜に逃げて- 次元☆★自由詩1*09-11-27
食卓- 朧月自由詩909-11-26
鉄のハンス- 都志雄自由詩3*09-11-26
フロコンの描く海にて- アハウ俳句5*09-11-26
メデゥーサの眼差し- 楽恵自由詩4*09-11-26
見えていたのに見なかったもの- 瀬崎 虎 ...自由詩609-11-26
黒い月ー序- ……とあ ...自由詩12*09-11-26
アトラス考- アハウ俳句209-11-26
「こびとの国からの招待状」- 月乃助自由詩4+*09-11-26
埋没- 相羽 柚 ...自由詩2*09-11-26
花束- 瀬崎 虎 ...自由詩4*09-11-26

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