朝のまどろみの中 鳴り響く携帯の着メロ
     あなたからの モーニングメールだ

仕事で疲れて 起きられないわたしのために
     毎朝メールで起こしてくれる 優しいあなた

色 ....
夢を見たのは僕で
明日を見たのは君だった

現実だって本当はわかってた。

はらはらり

粉雪が手の上で溶ける

それぐらいの時間で一番大事な何かが変わった気がした

粉雪みたい ....
あなたは
黒いショールの隙間から
少しだけ
見せてくれた

嘘も真もなく
構えもせず
力を抜いて
雲間の月のように

鉄筆で深く
刻まれた詩
人生の一片一片
散りゆく時を知り ....
失うものがなにもなかったなら

あなたとわたしは色でいられた。


あなたにもある。

わたしにもある。


子供なりにも事情がある。

大人にだって事情はある。
 ....
 無性に活字の大きい本を読みたくなつた。老眼だから。出来れば薄つぺらい本がよい。根気が続かないから。一五〇頁位が手頃だ。しかも中身が空疎なものがよい。血の巡りが悪くなつて頭まで血が行かないからだ。重要 .... どうもはじめまして
わたし「くまちゃん」と申します
とあるアパートの集合ポストの上に置かれ
かれこれ一年くらいでしょうか

わたしが「何か」と申しますと
まあ一言で分かりやすく申しますなら ....
今年こそ行こうねと やっとのことの格安バスツアー

強制イベントは トイレ休憩のサービスエリア

お土産ひとつ 幸せひとつ



 
寒いのに雨まで振りはじめる。





二年前に捨てた猫たちの事を思い出す。

どうにもできなかった、と言ったなら

私も誰も私を責めたりなんかしない。




 ....
長い夜
君が眠れぬ長い夜
君が寝るまでお話し聴くよ

そうなんだ わかるよ君は悪くない 君の夢なら叶えてあげたい

娘子に生まれていたらすんなりと女子会行けた惜しくも男子

ひとり ....
左手はご不浄らしいけど
わたしって左利き

どうしよう(笑

歯を磨くのも
お箸を持つのも

字を書くのも左なんですけど

小学校のお習字の時間
せんせいから右手で書くよう指導さ ....
球い地球の表をめぐる水の一部が
立体の水槽に拉致された

 左右にたなびく水草を移植し
 静止した
 とうめいな境界線まで
 眼光のアフリカンランプアイが群れる
 コントラストにまぶした ....
短歌を超える詩が、あってもいい
詩を超える短歌が、あってもいい
詩人も、歌人も夜はおなじ寝床で肌をよせあって
眠るのだとおもう

今日はもうなにも書けなくて
はやくお風呂にはいってあし ....
雨が降る日はねむれない。



目をつむれば嫌な夢

幻覚のまがいものまで見えるから

頭でもいかれたのかと思った。



あまりに私が眠らないので

男の人はお家 ....
雪が融ければ ぼくは
陽射しを探しながら
現れた冬の排泄物に
いつものようにがっかりするだろう

春が 出入りする雀のように
あちこちでさえずる時
ぼくは自分の年齢を思い出して
陽炎が ....
{画像=120205233911.jpg}


{画像=120205233928.jpg}


からっぽな心 / 電車の影を追って


電車の窓から外を見ると冬日の光の影が
併走す ....
だから日本には
子育てを支援するための
子ども手当てが必要なのです

いや、子育てを支援するには
親が大人になることが大切です
そのために大人手当てが必要です

いや、手当の使い方が大 ....
また列車は停まらず通過していった
もう何本の列車が通過していったことだろう

早朝からプラットホームに立ちつづけて
もう陽は落ちようとしているのに

どの列車も眼の前を速度を落とすことはな ....
いろいろなことが頭上に浮かぶ



昔飼っていたたくさんの猫

わたしはみんなを捨てたのだ



私以外誰も覚えていなかった。



約束も守れない身勝手な私

 ....
現代を生きる平凡な私達には無言で了解していることがある。
空は青空がいいとか


平日と休日がある。スケジュールがうまっている。だから君に認められる。
「幾多の歴史がつもりつもって、その先っ ....
たねは
ねむっている
どんなゆめをみているのだろう

たねが
かぜにとばされた
すこしふあんになってふりかえる

たねのきおくは
らせんのようにつながっている

たねは
たびを ....
雨を切る
水面のふたえの眼差しを
かたちとどめるまで震わせる
水上に口寄せる雲のとうげ
向こうは見えず雨惑い
みなもとに降る縦糸の舟が
あまさず小道を払いおとし
南の淵から流れる北へ
 ....
私の頭に
時々帽子がぷらりと帰ってくるよ

遠い昔
だれかが
私の髪の毛をくしゃくしゃっと
した時の
あの切ないような感触を
私の頭は覚えているよ

みんな
自分のことだけで精一 ....
萎み始めた意識の片隅に
かろうじて立て掛けてある
ギターの絃はたぶん錆びついて
降り積もる時間に埋れている

僕の指は踊れないから
意味を探してしまうから
残念ながらギター弾きにはなれな ....
毎日 同じ時間 同じ場所で擦れ違う

名前は知らない
年齢は知らない
どんな声なのか
どんな顔で笑うのか知らない

知り得ているのは 君が
僕を知らないことだけ

毎日 同じ時間  ....
発情スイッチ
午前二時

インもアウトも
無造作に

妄想奇しくも
花開き

癇癪玉が
割れました


誰か食らってくだしゃんせ
骨までしゃぶってくだしゃんせ
こんな女で ....
ねえ、知ってる

ラスカルから
歌を奪うと
髑髏になるのよ

スカルラスカルラ
ロッテルダム

意味など無いよ
座興だよ


ただただ思いつくままに
ホロホロ指を動かして
 ....
母の愛
懐かしい恋人
僕自身

僕の血がかよっていたはずの手袋が無くなって
とてもココロと懐が寒くなってでもね

怜ちゃんとドライブに行くの
羨ましいでしょう
あのうれない詩人の土屋 ....
じゅうじか?
ううん
かざぐるま?
ううん
なにかのかざり?
ううん
なに?
しゅりけん


チラシを細く丸めた棒を二つ
十字形に組み合わせて
セロテープでぐるぐる巻いてあ ....
吹き荒ぶ二月の夕刻
山裾の疎らな住宅を
訪問営業でまわるのは
 実に 切ない
長靴ギリギリの雪をこぎ
通りから玄関までの細道を通りぬけ
もはや顔面がかじかみ
鼻水が垂れている感覚すらない ....
肉体労働者はバカになる。
勉強をしなくなる。
頭が働かなくなる。
寝てばかりいる。

女の事ばかり考え
ひまをもてあます。
一昨年は勉強しまくった。
資格を取らなくては

現況には ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【_メール_】- 泡沫恋歌自由詩9*12-2-9
ゆき- 自由詩312-2-9
尊敬をこめて- ただのみ ...自由詩12*12-2-8
群青色の日- 自由詩312-2-8
愚痴- ……とあ ...自由詩8*12-2-7
完成品- ただのみ ...自由詩14*12-2-7
お土産ひとつ- 殿上 童自由詩21*12-2-7
彼らの名前- 自由詩112-2-6
ログオンしてません- 北大路京 ...短歌19+*12-2-6
悩むひと(仮題?)- 恋月 ぴ ...自由詩27*12-2-6
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このわたしを超えていくもの_2012- たま自由詩47*12-2-6
雨の日- 自由詩312-2-6
春はその子供たちを見つめ続けている- ただのみ ...自由詩11*12-2-5
からっぽな心_/_電車の影を追って- beebee自由詩28*12-2-5
大人手当て- イオン自由詩2*12-2-5
夜行- HAL自由詩912-2-5
猫屋敷- 自由詩212-2-5
普通り- 野澤 尚 ...自由詩6*12-2-5
たね- そらの珊 ...自由詩812-2-4
雨を切る- 理来自由詩14*12-2-4
帽子- そらの珊 ...自由詩9*12-2-4
アルペジオ- nonya自由詩30*12-2-4
車で擦れ違う関係- 徘徊メガ ...自由詩7*12-2-4
_- faik自由詩13*12-2-4
スカルラ- faik自由詩4*12-2-4
忘れ物- 梅昆布茶自由詩7*12-2-3
しゅりけん- 壮佑自由詩23*12-2-3
かまぼこ型_どんぶり型- ただのみ ...自由詩19*12-2-2
肉体労働者- ペポパン ...自由詩5*12-2-2

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