拾ひたる秋の落葉は{ルビ悲歌=ひか}に似て

{ルビ銀杏=いちやう}散る{ルビ己=おの}が作りし影の上

行く秋の{ルビ名残=なごり}に{ルビ描=ゑが}き今日の空

{ルビ銀杏=いちやう} ....
白壁に囲まれた部屋に
ゴオォと響き続ける音、
独り存ることの恐怖を
予感のうちに告知する
混沌蠢く夜闇の奥、
次第に姿を現し
魂に帰依することを
唯一の寄す処として
私は静かに目を瞑る ....
いい写真を撮るのではなく
いい写真を探す時代なのだ

フィルムカメラの時代は
一枚を写すのに時間と知恵をかけて
自分の芸術を探していた
デジタルカメラの時代は
大量に写して選ぶのに時間を ....
底冷えの日が続いている
夜明け前の除雪車の轟音に目覚め、ドアを開ける
階段のコンクリートの端をなぞるように雪を掻き落とし
雪を運ぶ道具で人力除雪が始まる
ずっともうこんなことをやっている
固 ....
 鏡に映る自分の立ち姿にあなたの面影を重ねる。
 こんな秋の夜長には。
 
 家中の時計が鳴り響く。
 おまえは時を刻んでいればよいものを。

 ポーの描いた大鴉か、リヒテルの奏でるラ ....
こころの雲は晴れ
星が瞬く

世界が回り始め
すべてが光りだす

ただ ただ シンプルに
かろやかに

ブーツには羽が
ダンス ダンス ダンシング

素顔のまま

優しい笑 ....
夢を見るあなたもわたしも歩く人 色彩のない花畑をゆく


思い出は消えていくからまたいつかふたりっきりで花を見ようよ
おくびょうなこころ
ふるえる
ふるえる

いたみとかなしみ
つくろえない

とりつくろえば
道化師のようで
なぜかかなしい

わたしの居場所はない
おそろしくて
はずかしくて ....
食いもんとか
飲みもんとか
花とか
蝋燭だとか

そんなんより
骨箱には
声かけたるほうがええ
もちろん独り言やけどな
自分しか言われへん事も
やっと聞いてもらえるん
ちゃう ....
誰も寝ていない寝台の上に

まだ戒名の付いてない
母の骨箱を座らせる

ダウンロードしておいた
浪曲を流す

追い追いと涙が溢れる
ふわっと骨が溶けた 蒸発する
瞬間みたいな音がした

弦だ

何を語り何で存在するのか愛さないと獲れない

司り

小僧の奏でられるキザな姿
美少年の枠の先端に陰りを静けさ満ちて ....
ひんがしのくにのね 群らない夜は
だれもか大勢の中で たったひとり
回遊魚のように 周回する深夜バス
満員なのに みんな たったひとりきり
だれもが どろりととけた目をして
混雑した車内 ....
磨いても磨いても光らない

いったい
いつ輝いていたのか

目にいたいほど
肌をえぐるように
光をうばうほど
輝いていたのかしら

ああ
何もかも輝いて見える日常の幸せばかり舞い込む魔法

山の上の畑まで一時間かかる毎日だから体力もつく

想像と違うイベント目の前に陽差しが照らす努力の数々

梅雨明けを待てば待つほど遠退いて ....
座(すわ)ろうとすると
私の椅子に浣腸の指が
置かれて居て座(すわ)りづらかった
しまった旧石器人に浣腸された
新人のクロマニヨン人である私は
普段から旧石器人である
旧人のネアンデルター ....



痛み
沁みこんで
真夜中に叫ぶ
狂おしい祈りの雨音




苦味
留まって
飛びたてない鳥
古ぼけた日めくりの呪い




痛み
流れれ ....
好きすぎて噛んじゃったのかな?
鹿児島市平川町 平川動物公園のホワイトタイガー

お兄さん死んじゃったよ
死んじゃうとね、もう遊べないの

ホワイトタイガーのリクくんは殺処分されないのね
 ....
月曜日は買い物日和だ
砂漠の中のショッピングセンターへゆこう

遠くの部族が集まる日曜日よりはましだから
きみの前髪を上手にきってくれる人をさがそう

くだらない思想でこころを壊さないよう ....
 とある街で

金木犀が香る
だけど金木犀はみあたらない
探しているうち
何年経ったろう
すっかり風向きは変わってしまった
行きついた先で
仕舞い忘れられた
軒先の風鈴が鳴った

 ....
うっとりと金木犀の秋日かな

込み上げる郷愁の念空高し

群れをなす曼珠沙華と青空と
うつつわさはのくにのくにぶり


わさえ
いりのはのいり

ぬさえ
のまた のさのさ
げんせんじょうどん
いでんのあがりの
よこさ のさのさ

わささち
どさけさ
どさけ ....
はっきりと区切られた向こう側
けっして入れない向こう側
切り立つ崖の上に城のよう

囲む芒は陽射しに靡いてエルドラド
夢の島の住人たちを
遠くから眺めてはため息をつく
夢中になれずに隔離 ....
アタシに初めて薔薇が咲いたのは
十二歳の冬の日だった
ひとつ、ふたつとこぼれ落ちる
目が痛くなるような赤い薔薇
そのことをママに告げると
彼女は「やあねぇ」と眉をひそめた
それは悪い魔女の ....
アタシは夏が嫌いだった
生まれた朝を思い出すから
アタシは冬が嫌いだった
自死する夜が思い浮かぶから

長い闇から解放されて
自由を謳歌している声が
アタシの脳を撹拌するから
彼らを不 ....
 
噴石のように降る豆の包み

福がこんなにこわいなんて

やはりこれは鬼なのだろう

頭に当たらぬよう手を上げ

時々福が手にぶつかっては

跳ね返って他人の手に渡る

そ ....
冷たい風が窓を叩く
ため息は白く浮かぶ
毛布に包まったまま
凍える身体を温める

外はスノードームの世界
直にこの家を覆い尽くす
少しだけ眠くなってきた
あとは只身を委ねるのみ

 ....
簡単に呟けるくらいがいい
指先一つで誰でも気軽に

考え過ぎないくらいがいい
直接話すのと同じ感覚で

盛ってしまうくらいがいい
大袈裟な方が盛り上がれる

責任を取るのは自分なんだ ....
歩き煙草に咳き込んだ
不機嫌そうな顔こちらを見る
目を逸らした自分が間違っているのか

転んだ痛みに呟いた
それはただの独り言
差し伸べてくれる手を伸ばす
期待はいつも裏切られる

 ....
凍えるような夜の空気に包まれていたかった
満月はそれでも道を照らそうとするから

僕はまた歩き出そうとしてしまうだろう
本当の気持ちと向き合うこともなく

ただ何も決まらないまま考えていた ....
小さな掌に触れた
あどけない貴方がくれた笑顔が
あまりにも可愛らしすぎたから
温かい気持ちで満たされてた

貴方が生まれてきたそれだけで世界が
かけがえのないものに変わったんだ
夏の風が ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(11326)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
自閉の症候学、あるいは落下する風景- 森田拓也俳句12+*18-10-27
帰依- ひだかた ...自由詩618-10-27
ギャンブルカメラ- イオン自由詩3*18-10-27
労働- 山人自由詩5+*18-10-27
どこかのレクイエム- ヒヤシン ...自由詩11*18-10-27
フリーダム- あおいみ ...自由詩4*18-10-26
- 水宮うみ短歌3*18-10-26
道化師- あおいみ ...自由詩5*18-10-26
独り言- ナンモナ ...自由詩15*18-10-24
預けるまで- ナンモナ ...自由詩11*18-10-24
委ねられたバイオリン- 朝焼彩茜 ...自由詩418-10-21
東の国の眠らない夜- るるりら自由詩15*18-10-21
_- 印あかり自由詩418-10-18
努力- 夏川ゆう短歌418-10-16
失望した- 間村長自由詩6+*18-10-15
秋の傷あと- 西山周自由詩518-10-12
ホワイトタイガー- 鵜飼千代 ...自由詩15+*18-10-9
ショッピングセンターにて- 梅昆布茶自由詩2018-10-8
ダイアリー- そらの珊 ...自由詩16*18-10-5
秋日- ひだかた ...俳句1118-9-28
はしっこのの村(改)- AB自由詩4*18-9-27
DL- でこちゃ ...自由詩418-2-18
フラワー・オブ・ロマンス- もとこ自由詩11*18-2-4
彷徨- もとこ自由詩10*18-2-4
節分- でこちゃ ...自由詩618-2-3
メーデー- 1486 106自由詩318-2-3
いいね!- 1486 106自由詩418-2-3
夕闇- 1486 106自由詩1218-2-3
明けない夜- 1486 106自由詩518-2-2
- 1486 106自由詩318-2-2

Home 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 
ダウンロード
ダウンロードされるのはこのページの分(「自閉の症候学、あるいは落下する風景」から「光」まで)だけです。
うまくダウンロードできない場合は Windows:右クリックして保存 Mac:コントロールキー+クリック で保存してください。