?値の概念
きっちり敷きつめた箱
早回しの時計
生まれたばかりのドットに侵略
引き裂かれた白地の残骸

曖昧なグレイの幸福
水色の融合
ユデタマゴを食べる風景

ピンクの破壊
極 ....
{画像=080518024305.jpg}
疲れた後の浅い眠りのように
私を誘う女の手よ。
私を誘わないでくれ、
私は弱き男なれば。

死の後の深い眠りのように
私を見つめる女の目よ。
 ....
51年前の或る日のこと・・・


「お願い、一度だけでいいから、きみの手料理食べてみたいんだ」
・・・嘘つき



「しょうがないなぁ、一回だけだよ?」
 ....
街なかで白い小鳥を配っていた
籠に入ったたくさんの小鳥を
小鳥配りの人が要領良く配っていく
受け取らないつもりでいたのに
いざ目の前に出されると受け取ってしまう
わたしが手に取ると
それは ....
葉っぱたちのとがったきっさきをさっきから風がはげしくゆらして
じべたに並べられた各種弾頭のことを考える
雨上がりのひんやりとしたゼリーのような中を
ゆっくりと自由に空気を押しながら
あたしは記 ....

まだ冷たい風に吹かれ
空を見上げたら

白い風船が
力を使いきり
はらりはらりと私のもとへ

糸の先には
まあるい花の種
育ててみようと思いたち

長旅で疲れたであろう種 ....
とおくで声を聞いた、
少しだけ厚い雲の下
足を止めその先を探す

   *

意味なんてなかった
ただ身体が伝えようと
やわらかな 部分に


{引用=ずっとずっと、とおくにいる ....
 カメラに向かい
 天気図を背にして
「午後から雨になります」
 と伝え
 小さく頭を下げ
 辞表を提出し
 その日の午後
 先生は雨になった
 
 それは小さな雨だったが
 傘を ....
月夜の晩に

月に向かい
踊るのさ

サンバやチャチャチャは
無理だけど

虫の声と
風の音を伴奏に

両手をゆらり
ゆらゆらと

月をあおぐ
狐の舞

虫の声に
 ....
手首のそれらは
恰好の題材となったことだろう

吐き気をもよおしながらも
最悪という名の底からすくいとることを
忘れてはいない
口をつぐむしかなかった

振る舞いに不協和音が混じってい ....
母の日


ありがとうの気持ちが
遠回りしながら一回り

ありがとうは姿を消して
私はありがとうを通過した憎しみを噛んでいた


飲み込むことも
吐き出すこともできず
ただ  ....
うまく舞い上がれないボクは
がっかりして
ただっぴろい草原でふて寝をしていた

しばらくすると
とりさんがふわふわと舞い降りて
ボクの前まできた
そのやわらかい羽でふわふわとあおぎだした ....
上を向き 合わない色の 遠い空
気球の人よ 風よ吹け吹け

人ひとり 何様つもり へんな色
夜明けを告げる コケコッコー

立ち読みの 男が並ぶ コンビニで
コーヒー牛乳 ストロー付けて ....
(こんなにも愛しているのに
(どうして私を選ばないの、

見上げた空は高く遠く
小さな身体を青に染めて
聞こえてくる声に
耳を塞ぐ
オ前ハ要ラナイ消エロ
早ク自決シロ

届かなかっ ....
曖昧な言葉
すれ違いの感情
高速のヘッドライト
僕の影を斬った

曖昧な毎日
掠れてく声
切り出しかけて
言葉を飲み込んでいた

もう出会う筈のない誰か
もう出逢わない&quot ....
悲しみを表す言葉を並べて

悲しみの詩が出来たら

その悲しみは意思をもって

そっと旅立っていく

そんな気がして

僕は少し嬉しくなる



喜びを表す言葉を並べて
 ....
なんでもいい訳じゃない

赤を示す日もあれば
白い日もあり
紫が輝いてみたり

ビロードの日もあれば
綿だったり
ナイロンだったり

山だったり海だったり
女だったり男だったり
 ....
窓越しに揺れる景色が
ゆっくり刻まれてゆく

雲の流れは気ままです
鳥はすらりと通り過ぎ

風が隠れて笑ってます

動かないのは僕だけで
世の中はぐるぐる回り

まるで孤独のよう ....
私はアナタの自尊心を護る人形じゃないわ
ちゃんと心臓があるのだから

ねぇ、どうして変わってしまったの、
あんなに一緒だったのに
私を狭い部屋に閉じ込めて
どうするつもりなの

――床 ....
降ってくるんだ
空からさ アイツの涙がさ
降って体を溶かそうとするからさ
それだけはよしてよ
自分で逝ってやるから
釈由美子のセリフがさ
本当のように聞こえてきてさ
一瞬耳を疑うけど 本 ....
林檎がふるえている
暗い海の底で
ヒリヒリする電波を発しながら
傷んだ痕をさらしている


林檎たちがふるえている
共鳴しながら
いくつもの透明な触手を
スルスルのばし
痛みをそっ ....
思いつめていた
ぼくは

天界と地上を
さまよう
こころの中で

これ以上は
もう
これ以上は

猫は
ぼくのそばを
離れない

死の匂いを
嗅ぎとって

窓からは ....
お愛想だと判っていても
みょうな期待を持たされてしまう

口ぐせなんだよね

未来と繋がっているようで
繋がってなくて
この連休の天気予報みたいに当てにならない

悪気なんて無いのだ ....
どれだけの人が 失恋の詩を 書き綴っているのだろう
どれだけの人が 悲哀の詩を 書き記しているのだろう
どれだけの人が 自嘲の詩を 書き殴っているのだろう
どれだけの人が 妄想の詩を 書き留めて ....
まだ小さな子供だった
覚えてるよ、小さな手




春は桜
夏は蝉の鳴き声
秋は紅葉
冬は粉雪

この道を365回通る頃には
私の身体も大きくなった

君の一年は私の5年
 ....
母の日に花束を送ろう

生まれて初めての花束を送ろう

一人暮しの寂しさも

一人暮しのやすらぎも

なにやら輪郭のつかめない愛情も

きっと仕送りの一つなんだろう

だから
 ....
髪が耳を隠すくらいに伸びて

長髪にするの?

妻から皮肉にも取れるクエスチョンを受けて
久しぶりの散髪

ザクザクと刈り取られ
半分になった髪は
散髪前とまるで印象が違うから
 ....
道を歩いていると
絶壁のように立ちはだかったそれは
登りきると平らになった
ブランチのあと熱くなったお腹のせいで眠くなり
わたしは靴を脱ぎ捨てました


ミネラルの風に小さな貝殻が舞い
カラカラと海の風鈴は虹色に透けました
それと素足にさらさらと乾いた粒ら。o・* ....
{引用=(身体がふたたび目覚めはじめる)}

窓の内側
さわやかな風が
やわらかいレースの
カーテンをひるがえす
初夏のひかりが
まぶしすぎた

屋根の上
反射する水面の
ゆれる ....
吉岡ペペロさんのおすすめリスト(10515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
テーブルクロスの上で- 西日 茜自由詩8*08-5-18
独りで居て- beebee自由詩10*08-5-18
金婚式- Honesty自由詩3*08-5-18
できごと- 小原あき自由詩34*08-5-17
夏至- モリマサ ...自由詩28*08-5-16
通過- 舞狐自由詩7*08-5-16
ひみつの散歩道- こゆり自由詩9*08-5-15
水の空席- 若原光彦自由詩12*08-5-15
舞狐- 舞狐自由詩4*08-5-14
あいつ- FUBAR自由詩8*08-5-13
気持ち- 舞狐自由詩6*08-5-11
とりさんと空へ- ここ自由詩308-5-11
ペンタブで描く- 西日 茜短歌1*08-5-10
失恋- AKiHiCo自由詩308-5-10
流星- 相羽 柚 ...自由詩7*08-5-9
沈黙の奏- COCO自由詩19*08-5-9
出産- 舞狐自由詩7*08-5-9
「窓越しの空から」- ベンジャ ...自由詩5*08-5-9
天国へ還りましょう- AKiHiCo自由詩108-5-9
雨電話- そらの  ...自由詩4*08-5-9
IT_Apples- 渡 ひろ ...自由詩18*08-5-8
あの水平線まで- 風音自由詩708-5-8
「また今度」なひと- 恋月 ぴ ...自由詩19*08-5-8
【根っこの方へ】- つむじま ...自由詩7*08-5-8
グッバイ、人生!- 三奈自由詩5*08-5-8
母の日には花束を- 短角牛自由詩308-5-8
髪を切る- kauz ...自由詩11*08-5-7
- ここ自由詩608-5-6
TWO_DOGS- 西日 茜自由詩3*08-5-6
青の深呼吸- こゆり自由詩15*08-5-6

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