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言葉も
心も
要らないわ
偽物の
熱で
あたしを
安心させてよ
なりすました手から
たとえ嘘が
溢れたとしても
今はただ
握ったあなたの手が
あたしには温かすぎ ....
ずっと先の未来より
明日のことを
考えていたくて
考え続けていたくて、
眼なんか
開かないままで
いいのにな
そう呟いたら
愛人が
私の瞼を
縫ってしまった
....
誰からでもいいから
傷つけられたい
そんなマゾヒズムが
身体中を渦巻いて
このままでは誰かを
傷つけてしまいそう
サディズムな彼は
加減を知るから優しいの
マ ....
思い出に足を掴まれて
振るべき手を
繋ぐべきでないからと
ポケットにしまった
どこを歩いていても
君が隣にいるだけで
帰り道だと錯覚してしまう
地図の要らない唯一の ....
半身にびっしり墨を入れたあなたが
猫みたいな目で優しく笑いながら
そっとわたしに触れる
あの日のわたしは
たったそれだけのことに
びくっと肩を揺らして、
思わ ....
大切なものが
無くなってしまっても
大切なことに
変わりはないから
わたしは飽きもせず
大切を信じている
昔大切だった人に
今さら会いたくなって
噛み締めた唇から
静かに血液が流れた
ふいに起こり上がる衝動を
押さえつけながら
私は耳を澄ませる
『純粋に
ただ純 ....
タンスの中を整理して
要らない服を捨てるように
増えてしまった思い出だけ
要らない記憶を棄てなければいけない
自販機のコールドドリンクが
いつの間にか半分
....
背負うものがあるぶん
過ちが犯せない大人と
背負われているぶん
間違えるのが怖い子供
角砂糖ひとつぶんも
バランスを崩さずに
あの子は確かにそこにある
....
ー叫ー
どうせ届かないと
諦めて泣くよりは
誰かにつたわると
信じて叫びます
ー呼ー
君が僕を
不要だと言うなら
僕は喜んで
僕を捨てよう
代わりにあいつを ....
地平線を
誤魔化すために
僕らは旅をする
目的地も地図も
ましてや往復切符なんて
棄ててしまった
僕らの故郷は
ごみ溜めの街
まるで深い森のようだ
....
昼夜が逆転してしまう
人波の中で
わたしは1人ではなく
たったの独りなのだと
知りました
隣の部屋には
毎晩アコギを手にする音痴さんがいて
毎晩薄い壁の向こうで泣いているの
「 ....
風のなるほうへ歩くよ
誰かを傷付けてしまったわたしを
きっと忘れないために
だからね
あの月が静かに輪郭を失って
カフェオレのような夜に溶けていたこと
あなたも忘れないで
雨のふるほうへ走るよ ....
言葉に出来ないの
音にも絵にもならない思想を持つその人は
そう言って涙を浮かべ
英雄になった
言葉に出来ないの
音も絵も色もない
からっぽの心の持ち主は
英雄を真 ....
一昨日の夜
世界中で槍が降ったので
わたしはネズミイロの箱の中にうずくまり
ひとり寂しく鳴いていました
昨日の朝は
庭に星のかけらが降ったので
わたしは爪に塗ったマゼンタをそのまま ....
北大路京介さんの自転車に乗れない女の子さんおすすめリスト
(15)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
罪悪感
-
自転車に ...
自由詩
4
14-1-13
愛人
-
自転車に ...
自由詩
6
14-1-4
ISM
-
自転車に ...
自由詩
3
13-12-12
Hum_is_a_"Take_Me_Home,Co ...
-
自転車に ...
自由詩
8
13-11-24
半身
-
自転車に ...
自由詩
5
13-11-17
thing
-
自転車に ...
自由詩
7
13-11-15
マゼンタ
-
自転車に ...
自由詩
3
13-11-10
ころもがえ
-
自転車に ...
自由詩
4
13-10-15
material
-
自転車に ...
自由詩
4
13-10-6
ちょっとだけ紛れこませてください。
-
自転車に ...
自由詩
3
13-9-26
線路
-
自転車に ...
自由詩
5
13-9-23
東京
-
自転車に ...
自由詩
7
13-9-22
謎解
-
自転車に ...
自由詩
5
13-9-18
くだらない発見
-
自転車に ...
自由詩
4
13-8-28
そしていつの間にか100年が経っていた
-
自転車に ...
自由詩
4
13-8-27
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